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アルティメットアイドルクロニクル  作者: 桜崎あかり


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7/12

超有名アイドルと言う名の神はいない―God of the name called overly famous idol is not.―

※この作品はフィクションです。地名は一部が実名になっておりますが、実在の人物や団体等とは一切関係ありません。一部でノンフィクションでは…と突っ込まれる要素もあるかもしれませんが、この作品におけるフィクション扱いでお願いします。


※コメントに関しては『ほんわかレス推奨』でお願いします。それ以外には実在の人物や団体の名前を出したり、小説とは無関係のコメント等はご遠慮ください。


※小説家になろうへ移植する際に一部セリフ等を変更している個所があります。

超有名アイドル支配―Overly famous idol rule―


この世界は超有名アイドルに支配された世界になっている。そして、それは海外にも波及しようとしている。


超有名アイドル商法に対して規制法案を作る、輸入差し止め、海外作品への主演禁止…さまざまな展開が超有名アイドルを巡って起こった。


しかし、それら全ては白紙撤回と言う異例とも言える展開で幕を閉じた。


海外も日本でのビジネスチャンスを超有名アイドル批判によって禁止される事を恐れての判断だろう。


次第に超有名アイドルはジャパニーズマフィアとも海外のつぶやきサイトで呼ばれるようになり、誰もが恐れる存在となった。


その一方で、超有名アイドルファンの中には元暴走族集団等がいると言うイギリスの新聞記事は各地に拡散し、超有名アイドルに対して制裁も辞さないという事態にまで発展した。


余談だが、暴走族集団の話はイギリスに逃亡していたとされる人物を逮捕して判明した事である。それだけ、この話題を日本で行う事はマスコミも避けていたのだろう。


数日後、この暴走族集団が超有名アイドル詐欺事件に関係して代表とされる人物が日本で逮捕された。


この動きによって超有名アイドルは日本から完全撤退すると思われていた。


その目論見は、アルティメットアイドルファイトで別の超有名アイドルが実権を握っていると言うニュースが流れたことで、脆くも崩れ去った。


#####


シーン7:東京駅近辺・アルティメットアイドルファイト専用フィールド


西暦2014年4月4日午後1時35分、ブラックスラッシャーと5エリアのアルティメットアイドルウェポン使いが試合を展開していた流れに周囲のギャラリーは驚いている。

『お前達にもう一度だけ言う。超有名アイドルと言う名の神はいない!』

既にブラックスラッシャーは、沖縄代表、鹿児島代表、兵庫代表、島根代表、広島代表の5人を秒殺して倒れている5人に向かって警告をする。

【何と言う秒殺―】

【アルティメットアイドルウェポン使いが撃破された今、ブラックスラッシャーに勝てる人物はいないんじゃないか?】

【いや、その逆だ。大阪代表や北海道代表、小鳥遊セツナ、瀬戸美天辺りならば倒せるという証拠だろう】

【それは、どういう理由で?】

【先程の5代表はアルティメットアイドルウェポンを持っているが、本来の力を全く引き出せていない―

【簡単に言えば、あの5人は超有名アイドルの選抜メンバーがお飾りでアイドルをしているだけの存在になる】

【そう言う事か。アルティメットをフルパワーで引き出せている4代表ならばブラックスラッシャーを倒せる可能性はある】

ネット上では、今の5人が超有名アイドルの選抜メンバーである事が指摘され、更にはフルパワーを引き出せるだけの人物ではない事も言及された。


ほぼ同刻、新大久保では何かのデモ活動が行われていた。そこでばらまかれていた文章を見たネットユーザーは、衝撃を受けていた。

《超有名アイドル以外は海外勢支持者であり、日本から全面的に追い出せ!》

《地球を超有名アイドル大国にする為、日本政府は積極的に超有名アイドルファンへの優遇を》

【これはひどい】

【超有名アイドルファンは転売屋だけではなく、裏では超有名アイドル詐欺もやっていると聞く】

【これでは、解散した暴走族や反社会勢力等よりも凶悪じゃないか】

【しかも、消費者がセンター等へ相談をしたとしても賄賂を渡して口止めをしている話もある。ソースが週刊誌と言う事もあって、信用出来るか疑問に残る】

【これがアカシックレコードの懸念していた展開なのか?】

(中略)

【世界は1つのアイドルグループの思い通りで動くと勘違いしている集団のやる事だ。これを一斉摘発すれば、全てが終わる気配もするが―】

【1つのデモを武力鎮圧か警察による一斉摘発をすれば事件が解決するのでは、と考えるのは同ネタ多数だな】

【超有名アイドルだけが芸能界で存在できる世界という発想自体、思いついてはいけなかった】

【超有名アイドルが行う事は全て無罪と考えるファンは、ファンと呼べる存在ではない】

【いっそのこと、超有名アイドルファンに対しては法律による規制を視野に取り締まり強化をするべきだ】

【しかし、取り締まりを強化したとしても法律の穴を突いて繰り返される可能性はある。つまり―】

(中略)

【超有名アイドル批判は今に始まった事ではないが、それが飛び火して無関係の他コンテンツに被害が出るのは危険だ】

【既に某有名漫画のイベント中止騒動は、別の無関係作品のイベント中止という実害が出ている】

【超有名アイドルでは、舞台○○に超有名アイドルを起用しないように芸能事務所へ脅迫状が送られたという話が出ている。更には―】

【結局、全ての世界は超有名アイドルの意思以外が介入出来なくなるのか?】

【そして、超有名アイドルとキサラギの争いは激化し、コンテンツ消費が加速、更にはアンケートで給料の使い道に《超有名アイドルとキサラギの争いに使う:100%》みたいな流れも起こるのかもしれない】

(後略)

一連のタイムラインに関して、かなり直球の言葉も目立つ。中には、冗談で言うには限度があるような単語まで飛び出している。それ位、超有名アイドルの行動を黙認するにも限界にきていると言う事なのかもしれない。


さすがにつぶやきサイトの運営もこのまま放置するには危険と判断し、該当するつぶやきを火表示する等の対応をしているようだ。


しかし、それでも焼け石に水と言う状態で、急速に広まっていく超有名アイドル批判を止めるまでには至っていない。


###


新大久保のデモ活動と同刻、タイムライン上には驚愕とも言えるニュースが流れていた。

【RE:超有名アイドルと暴走族が組んでいたという記事を書いた週刊誌が回収騒ぎ】

【超有名アイドル○○のセミヌード写真の掲載された雑誌が回収】

【週刊誌報道で、複数の芸能事務所とマスコミが大型暴走族グループと組んでいた疑惑は誤報? 芸能事務所が出版社を相手に1000京円の損害賠償を求める裁判へ】

この3つのニュースには共通点があった。実は、対象となっている週刊誌は全部同じ会社なのである。

【まさか、3週連続で不運が続くとは】

【この場合は炎上ブログ辺りの偽情報に踊らされたか、その辺りだろうな】

【結局、どちらもお金を儲ける為に騙し合いを行っているような物。器量の小ささを露呈しているような物だ】

【儲かれば何をしても良いような世界…。所詮は金儲けがどの位出来ているかでしか力量を図る事が出来ないのか】

【それこそ、超有名アイドルとやっている事は変わらないだろう?】

【その超有名アイドルも、セミヌード写真で回収騒ぎがあったが―】

【ニュースの記事を見たが、写真に写っていたのは未成年だと聞く。どう考えても3次元ではアウトではないのか?】

【そのアウトの写真でも超有名アイドルが映っている物ならば無罪とすべき…と考えている連中がいるらしい】

【それこそ、儲かれば全て良いという典型例ではないか?】

タイムライン上では、自分達が儲かれば他がどうなっても構わない、他を犠牲にしても良いという考えが横行している…そんな考えは必要ないはずなのに。


同日午後2時、ブラックスラッシャーの目の前には予想外の人物がいた。

『お前は、アーカシアンの―』

「貴方と戦うのは、もう少し先の話だと思っていたけど、これも運命みたいね」

ブラックスラッシャーも超有名アイドルが再び現れたとばかり思っていたが、彼の目の前にいたのはシヅキ=嶺華れいか=ウィンディーネだった。

「こちらとしてはアーカシアンでアカシックレコードを探していたけど、貴方も放置しておくには危険と思ったから」

『アーカシアンは僕を放置するような話もネットで知っていたが、特権を持ったメンバーもいるようだな』

「特権と言えるような物を持っているのはランスロットのみ。自分は組織内に入るけど、雇われ傭兵と同じ。つまり、目的を達成できるならば手段は選ばない―」

『どちらにしてもお互いに超有名アイドルに対して邪悪と扱っている者同士、共闘は出来ないかな?』

「こちらを試しているつもり? 残念だけど、貴方の誘いには乗らないわ。乗ったとしても、何処かで裏切る可能性は否定できない」

『僕が誰かを誘うと言うのは稀なケース。本当に信用出来る人物ではない限り、協力要請を出す事もない―』

そして、2人はお互いにアイドルウェポンを構える。結局、ブラックスラッシャーの協力要請は拒否をするようだ。

「貴方は例のプロデューサーをどうするつもりなの?」

『決まっているだろう。彼には今回の事件へ発展した事に対して、相応の裁きを受けてもらうつもりだ。ネット過激派やチラシ裏掲示板みたいに、命で償え…とは言わないけどね』

「彼が裁かれたとしても、第2、第3の超有名アイドル事件が起こらないとは断言できない!」

シヅキはアイドルウェポンの引き金を引こうとしたが、それよりも早くブラックスラッシャーは対応出来るだろう…と考えていた。


ブラックスラッシャーとシヅキの試合が始まった頃、とあるアイドルグループがPV撮影の為に埼玉県内のメガソーラー施設を訪れていた。

「!?」

彼女達の目的は、電力の80%というシェアを誇るメガソーラー施設を宣伝する為であった。その撮影途中で発見されたのは、予想外の物だった。そして、それをとあるアイドルが写真に撮ってアップした所…。

【まさか、木を隠すには森と言う話を聞く。予想外の場所にあったのか】

【サーバールームとメガソーラーが切っても切れない関係だと言う事は、以前から知っていたが―】

【これは予想外の展開だが、どうやってアクセスするんだ? ネット上でトップページを検索しても発見出来なかったというのに】

【もしかすると、アカシックレコードのサーバーでロックされている可能性がある。そのロックを解除すれば閲覧出来るかも】

タイムライン上にはアカシックレコードと言う記載はないはずなのに、アカシックレコードと断言するようなコメントも多数寄せられていた。これには超有名アイドル側も困惑しているようだ。唯一、この人物をのぞいては―。

『そんな所にあったのか、アカシックレコード!』

劇場の方で撮影の様子を見ていたライオンの覆面は、一連のタイムラインもチェックしており、何としても超有名アイドルを全ての世界で最強のコンテンツにする為に動き出していた。


同日午後2時15分、バトルの方は想定外とも言える結末を迎えていたのである。

「こちらの油断があった…のか?」

ブラックスラッシャーのメットが破損してボイスチェンジャー部分も使用不能、更にはバイザー部分も割れており、彼の目つきが明らかになっていた。そして、彼は思わず左目を左手で隠した。

「油断があれば、こちらも同じような状態にはなっていない。つまり、そう言う事だ」

シヅキも白衣の下に着ていたアイドルジャケットが露出している状態だった。

「こちらはこちらで、今までアイドルジャケットなしで戦ってきた。しかし、今はジャケットがあった事で軽傷になっている現実に驚いている」

シヅキはアイドルジャケットなしで戦ってきたが、超有名アイドルとの戦いが激化していくにつれてジャケットの重要性を感じ、最近の試合ではジャケットを装備、今回の試合もアイドルジャケットを装備していた。

「自分を倒したからと言って、反超有名アイドル勢力は止めらない。そして、超有名アイドル根絶の思想も―」

そう言い残し、ブラックスラッシャーは姿を消してしまった。歩いて会場を後にした訳ではなく、本当に姿を消したようでもあった。


同日午後2時30分、新大久保のデモ活動に動きがあった。何と、反超有名アイドル勢力がファンに向かって攻撃を仕掛けたのである。

「某有名漫画を悪とみなす、超有名アイドルは黒歴史にすべき!」

「超有名アイドルは、これ以上日本の発言力を減らす行為をするな!」

「超有名アイドルファンを国外へ追放せよ!」

(中略)

「□□□とも繋がりのある芸能事務所の全世界進出は許されない!」

「犯罪の助長をするような商法を展開する超有名アイドルは潰せ!」

様々な人物が超有名アイドルファンに向けて銃を向け、それを発射すると言うマフィア映画さながらのシーンが展開されている。しかも、使われているのはARウェポンではない。

【まさか、実弾を使っているのか?】

【実弾なんて使っていたら、国営放送のニュースでも流れるはずだ。そこまでの状況になっていないと言う事は…】

【ARとも違う何かを使っていると言う事か】

【使われている弾が特定できた。どうやら、暴徒鎮圧用ライフルが使用されているらしい。殺傷能力のない威嚇目的での使用だが、これが反超有名アイドル勢力の手に渡るようなレベルではない】

【じゃあ、あの銃を横流しした人物がいると?】

【拳銃を横流しでもしたら、それは確実に犯罪だろう。しかし、これは暴徒鎮圧用の武器になる。売っている店などは限られるだろうな】

【ARウェポン自体が暴徒鎮圧目的の武器か?】

【そこまでは言っていない。ただ、この武器もアカシックレコード経由で得た情報を元に作っているのでは…という部分だ】

一連のデモ活動で使用されている武器、それはアカシックレコードに書かれていると思われる暴徒鎮圧用ライフルだった。

【ここまで事件が発展した以上、何処かが金儲けに利用しようと考えて間違いないだろう】

【炎上ブログやアフィリエイト系まとめサイト、第4勢力、現実世界の超有名アイドル、自分をアピールする為に事件を起こした人物…色々と浮上しそうな気配はする】

そして、この混乱を利用としている勢力がいるのも事実である事をタイムラインでも語られている。


###


同日午後3時30分、新大久保のデモ活動が鎮圧、そのタイミングで埼玉のメガソーラー施設に入った人物がいた。

『まさか、他のアイドルグループが例のサーバーを見つけるとは予想外だった』

その人物とは、何とライオンの覆面である。彼はアカシックレコードを完全掌握する為にメガソーラー施設へと姿を見せたのである。


大型施設の完成度は70%に過ぎないが、太陽光発電施設・メガソーラーは政府がいつか来るであろうエネルギー不足から開発を急がせていた。


一説には、メガソーラーの設備投資は超有名アイドルのCD売上から出る税金分を使用したという説がある。


そして、西暦2010年には埼玉、群馬、茨城、大阪、福岡等のメガソーラーが完成した。その後、わずか数年で大型メガソーラーの7割が完成し、電力全体の8割以上を太陽光に依存する事でエネルギー不足を脱出した。


その中で別のデータベースでは魔法による魔法発電が開発されていた事実が判明した。しかし、その魔法発電は魔法石が日本に存在しない事等を理由に開発が中止となっていた。


実際は魔法発電自体が受け入れられないという理由があったのかもしれない。そして、その禁断の手法をアカシックレコードで発見したのが…。


『今ならば分かる。魔法技術、賢者の石、魔力強化による因果律をも操るアイドルを確立させれば、全ての世界で超有名アイドル人気を永久不滅に出来る』

ライオンの覆面の目が赤く光る。どうやら、彼は何者かの意思に操られている可能性もあるように見えた。


ライオンの覆面がメガソーラー施設に入る30分前、北千住にあるアーカシアンの本部ビルでは動きがあった。

《アカシックレコード・ゲートウェイ》

あるスタッフが発見したホームページ、それは今まで探していたアカシックレコードのサイトだったのである。

「アカシックレコードのサイトを発見しました。これより、アクセスを開始します」

『頼む。下手をすれば、既に向こうが場所を特定している可能性がある』

「!!」

『どうした? 何があった?』

「アカシックレコードへのアクセスが拒否されました。どうやら、アクセスキーが必要のようです」

『アクセスキーか…。おそらく、そんな物は最初から存在しないかもしれないが、検索を頼む』

スタッフとランスロットの一連の会話からも、アカシックレコードへのアクセスが急務である事を物語る。そして、ランスロットがスマートフォンで確認していたのは一連のタイムラインだった。


【もしかすると、アカシックレコードのサーバーでロックされている可能性がある。そのロックを解除すれば閲覧出来るかも】

【サーバーロックって物理ロックか?】

【おそらくはセキュリティの類と見るのが間違いないだろう。しかし、パスワードではなく別の手段でロックされているらしい】

【ハッキング等で無理やり開けようとすれば、データの破損は避けられない】

【既に何人かがアカシックレコードのゲートウェイサイトを見つけていると言うのに、未だに開けられないのか?】

【まるで、アカシックレコードが何かを試しているかのように見える】

ランスロットが見ていたタイムラインは、10万人近くの人物がまとめをチェックしていたメガソーラーの話題だった。そして、そこからのアカシックレコードの話は偽情報と思われていたのだが…?

「別の手段か。まさか、アルティメットアイドルウェポンか?」

何かを閃いたランスロットは、ある人物にショートメッセージを送った。

「これ気付いてくれればいいが―」

ランスロットが送ったメッセージは《埼玉のメガソーラー施設が決戦の場となる》だった。


同日午後3時10分、あるアイドルと戦う為に鷲宮のステージにいたブラックスラッシャーはスマートフォンからメッセージが入った事を知らせるSEが流れていた。

「そう言う事だったのか。ならば、話が早い」

しかし、彼はアイドルジャケットを近くのアンテナショップに預けている状況だった。アイドルジャケットなしではアルティメットアイドルウェポンの使用時負荷が大きい為、今は修復が終わるのを待つしか方法がなかった。

「お前さんのアイドルジャケットならば、一連の黒騎士騒動もあって同じタイプの余剰パーツが多い。修理も比較的早く終わるだろう」

ブラックスラッシャーの前に現れたのはアンテナショップの男性スタッフだった。どうやら、黒騎士騒動に便乗して超有名アイドルの評判を落とそうと考えていた人物が、スーツを多く発注したらしい。


同刻、春日部でとあるアイドルを調べていた如月きさらぎアオイは、ネット上のタイムラインを調べて鷺宮にいるらしいと言う情報を掴んでいた。

「既に警察に御用となったアイドルは放置しても問題はないが、問題は―」

彼の目の前にあったのは最近オープンした商業施設だった。そこには、アルティメットアイドルファイト用のステージもある。


同日午後3時15分、ブラックスラッシャーはアイドルジャケットの修復も完了し、それを試す為にアイドルファイトのステージに乱入した。

「悪質な超有名アイドルを打倒できるのは、正義の意思を持った有名アイドルだけだ!」

『そんな考え方をするような存在がいる限り、日本は永遠にアイドル依存からは脱却出来ない!』

ある有名アイドルとブラックスラッシャーがステージで試合を展開している。その光景を見ていたのは、とある超有名アイドルを探していた如月だった。

「アイドル依存か…。やはり、超有名アイドルが全ての世界を牛耳るのも時間の問題かもしれない」

如月は超有名アイドルの現状に絶望しつつも、ブラックスラッシャーの一言が心の何処かでひっかかっていた。

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