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それでも船は、そこにある

作者:Log_A
最終エピソード掲載日:2026/01/11
川のそばに、
動物たちが暮らす小さな村がある。

村と外の世界を日常的につなぐのは、
一艘の船だけだ。

船は壊れていない。
オールも、そこにある。
決まりも、計算も、声も、沈黙も、すべて残っている。

それでも、
船は進まなくなった。

この物語には、悪者はいない。
声の大きい者も、
黙っている者も、
続けている者も、
計算している者も、
快適さの中にいる者も、
みな動物たちだ。

それぞれが、
それぞれ正しいことをしている。

ただ、
それらが同時に存在したとき、
船は止まった。

これは、
「なぜ進まなくなったのか」を説明する物語ではない。
進まなくなる前に、何が起きていたのかを描いた寓話だ。

もし、
どこかで見たことのある風景だと感じたなら、
それは偶然ではない。

船は、
今もそこにある。

進むかどうかは、
まだ、決まっていない。
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