第3話:「目覚めた性欲、快楽の奴隷」
次の日、教室の窓から差し込む光が眩しく感じるほど、
蓮の身体はどこか“熱”を帯びていた。
(昨日……あんなことされたのに、なんで……)
下腹部が、じんわりと疼いている。
誰にも触れられていないはずなのに、身体が涼花を思い出して、勝手に反応してしまう。
(おかしいよ……俺、男だったのに……)
それでも心のどこかで、また涼花に触れてもらいたいと思っている自分がいた。
放課後、静まり返った旧校舎の準備室。
約束もしていないのに、蓮の足は自然とそこに向かっていた。
「来てくれるって信じてたよ、蓮ちゃん」
涼花は、笑顔でそう言った。
机の上には、可愛らしいピンク色のローターと小さな箱。
「今日は“直接”じゃなくて、ちょっとだけ“道具”で気持ちよくなってみようか?」
「……道具って、そんな……」
戸惑う蓮に、涼花はそっと歩み寄り、抱きしめるように囁く。
「怖くないよ。私が全部、優しくするから。
蓮ちゃんがどこで気持ちよくなるのか、ちゃんと教えて?」
制服のまま、椅子に腰掛けさせられる。
スカートの奥に、そっと差し入れられた指が、蓮の下着越しに軽く触れた。
「わ……っ」
「もう、ここ……すっかり感じやすくなってるね」
涼花の手が、ローターを取り出し、ショーツの内側に滑り込ませる。
電源が入った瞬間、小さな振動が敏感な部分をやさしく揺らした。
「ふぁ……っ、ん……」
「声、我慢しなくていいよ。ほら、もっと気持ちよくなって」
言葉に煽られるたび、蓮の身体は素直に熱を受け入れていった。
ぶるるっ……小刻みな振動が、何度も秘部を撫でてくる。
ふるえる指先で、ショーツをずらすと、
直接肌に触れた刺激に、膝が震えた。
「涼花……だめ……でも、気持ち、よくて……っ」
「可愛いよ、蓮ちゃん。全部、私だけに見せてくれるんだね」
唇を重ねられた瞬間、
中で小さく跳ねるローターの振動と、唇の柔らかさが重なって――
「あ……いっ、ちゃうっ……!」
びくんと腰を浮かせた瞬間、
蓮の身体はまた、女としての快感を刻み込まれていった。
服を直してくれる涼花の手が、優しかった。
まるで、自分が“壊れ物”になってしまったかのように。
「また、明日も来てくれる?」
「……うん。来るよ、きっと……」
それはもう、逃れられない約束だった。




