第8話 スカートめくって見せてください
「そ、それは……その」
動揺し過ぎて小鹿の声が現実感が無く聞こえる。
手に持っていたグラスがカーペットの上に転がっていた。
「もしかしてセンパイ今もオムツ付けてたりするんですか?」
「つ、付けてないわ」
「本当ですか?」
「ほ、本当に付けてないわ」
「――じゃあ、自分でスカートめくって見せてください」
小鹿の言葉に私は青くなった。
今、私はスカートの中を見せるわけにはいかない。
オムツを付けているから?
違うのだ。
今朝、私は電車の中で小鹿に恐怖しオシッコを漏らしていたのだ。
濡れたストッキングは脱いで社内の汚物箱に捨てたのだけど濡れていた下着は脱いでノーパンで仕事をするわけにいかず下着は履いたまま――だから私が履いている下着がどうなっているかなんて見なくても想像が出来ていた。
「まさか見せられないなんて言いませんよね?」
しかしそんな私の心情なんて関係が無かった。
小鹿は笑みこそ浮かべているが拒否なんてゆるされない声色に私は唇を噛みしめスカートをたくし上げた。
「え、嘘、センパイってば、またオシッコ漏らしたんですか!?」
笑いを含んだ小鹿の驚いた声。
「ち、違うのこれは……」
言い逃れなんて出来ないのに口からは言い訳を探す言葉が発せられる。
「へぇ、違うんですか?」
小鹿はセミロングの髪の毛を指で耳にかけて目の前でしゃがみ込み私の下半身に顔を近づけ鼻を鳴らす。
「や、やめてっ! 何を……」
「すっごいオシッコの匂いしますよ? こんなにオシッコの匂いをさせて、何が違うって言うんですか?」
何も言えない。
ただひたすら恥ずかしかった。
「じゃあセンパイ、どうしてパンツがオシッコ臭いのかを言ってください」
「お…漏ら……したから…」
「センパイ、大人だからちゃんと言って下さい、パンツがどうしてオシッコ臭いんですか?」
「お、漏らししたからよ……!」
「くふふっ、じゃあ、おもらししちゃうセンパイはこれからオムツ付けてもらいますね」
続きは今日か明日投稿します。
色々不安なので評価よろしくお願いします。。。




