第7話 私は何を要求されるのだろう
「おじゃましまーす」
なんとか定時に仕事を終わらせる事が出来た私は小鹿を自宅へと招き入れていた。
「センパイの家広いですねーしかも超綺麗です!」
相手が小鹿のせいか、何を言われても喜べない自分がいる。
「い、今グラス用意するからソファに座っていてくれるかしら」
「はーい、じゃあ買ってきたもの出しちゃいますねー」
コンビニで買った甘ったるい缶チューハイとツマミをビニール袋からテーブルへと並べる小鹿を置いて食器棚のあるキッチンへと向かい、こっそりと溜息を吐いた。
小鹿のスマートフォンには私の痴態が録画されていた。
会社の人間やネットに上げられたとして、私は知らぬ存ぜぬ他人の空にで通せる程メンタルは強くない。
私は小鹿から何を要求されるのだろうか?
相手が男性ならば肉体関係を迫られる可能性だってあったけれど、小鹿は女性だ。
やはりお金だろうか。
警察に助けを求めればいいのかも知れないけれど、あまり大事にしたくない。
今、そんな事を考えても仕方ない。
私としては小鹿が機嫌を損なわないようにして出来れば動画を消してもらえる様にお願いしたい。
私を唇を軽くて噛みしめ気合いを入れ、グラスを二つ手に持ち小鹿の元へと戻った。
「グラスは、これでいいかし……ら」
自分の迂闊さを呪った。
「あれあれ、もしかしてセンパイってオムツしてるんですかあ?」
そこには一昨日買った紙オムツを手に持っている小鹿がニヤニヤと笑みを浮かべ立っていた。
テイストが暗めなので楽しんで読んでもらえているのか少し不安です。
読んでくれたら評価してくれるの嬉しいです。。。
続きは今日午後か明日投稿します。




