第五章 取り残された村と黒の騎士団
午前中の更新はここまで、お仕事行ってまいります。
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「うん、だからその場所に帰ろうと思ってるんだ」
この世界での私の始まりの街だから。
「・・・そうか。なら、ここは引き払わないとなしかし、ギルドの仕事がまだ途中なんだ」
「ジェイさんは仕事を続けて。私は大丈夫だから」
「いや、帰るのを数日延ばせないか? 仕事が終わったらヴィオを送っていこう」
「そんなの悪いよ。それに、私は一瞬で帰れちゃうんで大丈夫だよ? これ以上は迷惑かけるのは申し訳ないよ」
わざわざ送ってもらうなんて心苦しい。
私には習得した移動魔法があるし。
移動魔法は一度行った事のある街なら、頭に思い浮かべる事が出来れば転移出来ちゃう便利な代物です。
なんと便利なモノを習得したんだろう。
あのお尻の痛かった馬の旅も、野盗に襲われる馬車の旅もしなくて良いのだ。
まぁ、初めての場所には旅していかなきゃ行けないんだけどね。
帰りが楽になった感じ。
「・・・そうか」
ジェイさんは気まずげに眉を下げた。
「あ、でも、もし私で手伝える事があったら手伝うね。帰るのが少しぐらい遅くなっても問題ないし」
よく考えるとジェイさんにはしてもらうばかりで、何も返せないし、私にも出来る事があるなら手伝おう。
「いいのか?」
私の言葉に目を見開いた後、嬉しそうに口角を上げたジェイさん。
「はい。火と風、癒やしと・・・空間魔法に移動魔法、あ! 盾の魔法も使えるから、頑張るよ」
こう考えたら、私やっぱりチートだ。
そして、地味に光の魔法も使えるので、明かりの無い場所もバッチリサポート出来るのです。
チート、バンザーイ!




