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番召喚、ぶらり途中下車  作者:


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第三章 異世界珍道中

評価、ブックマークありがとうございます。

読者様の応援が何よりも励みになっています(•ө•)♡

ムードメーカーなおばあさんの誘導で、私達は自己紹介までする事になった。

周囲とはあまり関わりたくなさそうに知る美丈夫も、もちろん巻き込まれてる。


「せっかくだし、自己紹介でもしましょう。楽しい旅にしたいもの」

いい事を思いついたとばかりに声を踊らせるおばあさん。

「それは良いな。互いに名前で呼び合えるのは都合がいい」 

おばあさんの提案に乗っかってくるおじいさん。 流石夫婦、息もピッタリなんだね。

感心しつつ苦笑いで前の席を見つめた。


「私達はモスビルで商店を営んでるの。名前はリズよ、仲良くしてちょうだいね」

「わしはローグと言う、よろしくな」

自己紹介した老夫婦が期待に目を輝かせ私達を見てる。

これで名前を教えないとか・・・出来ないよね、まず。


「私はヴィオです」

「まぁ、可愛い子は名前も可愛いのね」

両手を胸元で組んで目をキラキラさせるのは、止めてください、リズさん。

「・・・ジェ・・ジェイです」

隣の美丈夫も戸惑い気味に自己紹介する。

ははーん、ジェイは偽名だな。

彼の顔付きを見て何となくそんな気がした。

まぁ、私も人の事言えないし、だからそれを言うつもりも無かった。

この場だけの縁ならば、お互いに正直になる必要は無いんだもん。

5日間の馬車の旅、テントで4泊する事になるから、仲良くしておいてお互いに損はないよね。

それに、リズさん達は悪い人じゃ無さそうだし。






そんな呑気な事を考えていた私は知るよしもない。隣の彼と2人旅をする様な仲になる事を。

そして、これが運命の出会いだった事を、後々に知っていく事になる。


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