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番召喚、ぶらり途中下車  作者:


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第二章 異世界生活始めます

評価とブックマークありがとうございます。増える度に励まされています。やる気増殖の為にこれからも応援よろしくお願いします。

2人分の紅茶を持って再びテーブルについた私にメリダはゆっくりと語り始めてくれた。

この世界の支配と成り立ちについて。

私が今居るスーラルの街は、6大陸からなるソルセルリーと言う世界のドラゴンキングダム王国の中にある。

膨大な魔力を持ち、龍に実体化出来る者も数人存在する王族を中心とした絶対王政で成り立つドラゴンキングダムは6大陸の中でも大きな力の広い領土を持つ国なのだそうな。

王都は国の中央に位置し、龍族を中心とした貴族社会が成り立ってる。

龍族は貴族階級の者にのみ受け継がれる血族で、その頂点に君臨するのが王族。

そんな王族と同等の力と魔力を有するのは王都の東にある大神殿。

魔力持ちの神官たちが多くいるらしい神殿が祀るのはアトスと言う神で、ソルセリールを創造したと言われてる神だそうな。

王族と神殿が手を組み、侵略を目論む5大陸を牽制しパワーバランスを図っていると言う。


本当にいつも楽しんでいたラノベに出てくる世界に自分が居るんだと、改めて感じた。

魔法も龍も神も剣も、物語の中のものでしか無かったものが全て存在してるんだ。

聞けば聞くほど、夢物語に思ってしまうのは現実主義の日本人だからに他ない。


「直ぐに受け入れられないかも知れないが、これがヴィオが住む世界だよ」

ぼんやりと話を聞いていた私に、メリダが そう言って肩を竦め苦笑いする。

「分かってるんですけど、なんだか話が凄すぎて」

「そうだろうね。ヴィオは魔法の無い全く成り立ちの違う世界から来たのだからね」

メリダにはこの世界に来るまでに居た世界の事を話してある。

魔法がない代わりに科学が発展した豊かで平和な国だったと伝えた時は、メリダの方が驚いていたぐらいだ。

「来た当初にこの話を聞かされてたら、多分混乱してたなぁ」

ボソっと呟く。

私が程度落ち着くまで話さないと判断してくれたメリダのおかげで、まだなんとなくだけど今なら受け入れられる。

ここで生活して2週間、魔法にも慣れたし、生活にも慣れてきた。

何も知らない初めの頃に聞かされていたら、不安だっただろうし、恐怖も覚えたかも知れない。

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