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無死殺し

無死殺し1-2話です

今回は描き終えた後1度ミスで文を全部消してしまって大変でしたが

なんとかかけました

ジンはポポを探して走る

(ポポ、どこにいるんだ?)

羽織っているマントがなびく

「うああああああああああああああ」

聞き覚えのある声にジンは反応する

「まさか俺は反対方向に来ていたのか!」

声がしたのは宿の方だった

「くそっ!!」

ジンは急いで引き返す


ポポの前に立っている無死

人のような姿だがその目は人形のようで生気がまるでない

そして腕からは鎌のようなものが生えていて一目で人間ではないことが分かる

「お前はあの時父さんを殺した・・・」

ポポが言う

「ああん?確かに俺がこの町に来るのは2度目だが

殺した奴の顔なんざいちいち覚えてねえんだよ!!!」

無死はポポに向かって腕を振り下ろす

「ひっ!!」

ポポは頭を押さえる

しかし無死の攻撃はポポには届かなかった

「母さん!!!」

目を開くとポポをかばった母親が無死の鎌にやられていた

ポポの母親の肩から血が噴き出す

「母さん?母さん!!」

ポポが呼びかけでも反応がなかった

「安心しろお前もすぐ母親のところへ連れてってやる」

笑顔で無死が腕を振りかざす

瞬間

無死のアゴに蹴りが入り無死の体が宙に舞った

「ジン!!!」

「遅くなった、ポポ・・・」

振り返った瞬間ジンから笑みが消える

「まさか・・・・」

「父さんも母さんもあいつに殺された」

ポポは泣きだす

「いてえな!くそっ!!人間風情が無死に楯つくとは愚かな」

蹴り飛ばされた無死が起き上がった

「ポポ、下がってろ」

ジンが言う

「ダメだよ!無死は無死殺しにしか倒せないんだよ!!死んじゃうよ」

しかしジンは振り向かない

「俺の顔に蹴りかましやがって!!死刑確定だあ!!!」

無死の雄たけびとともに無死の体が大きくなる

「いくぞおお人間!!!!」

無死がものすごいスピードでジンに向かってゆく

「ジン逃げてえええええええ」

ポポの悲鳴にも似た叫び

ジンはマントを脱ぎすてる

その体には左腕が無く右腕には移植されたような跡があった

そしてジンは向かった来る無死に対して右腕を突き出した

ドーーーーーン

衝撃とともに無死の動きが止まる

「こんなものか?」

ジンはつぶやく

「貴様、無死殺しだったのか!?だが、これならどうだあ!!!」

無死は腕の鎌を大きく振る

それをジンが軽々とかわす

「ポポ!!」

ジンがポポを呼んだ

「お前は無死殺しが英雄だと言ったな、しかしそれは違う!!」

「え?」

「科学的に開発された対無死用兵器、イモータルキラー、それに適合できるものを探すために何百、いや

何千もの人が犠牲になった!適合できたとしても力に耐えきれず体の一部を失うこともある!俺の左腕のように!俺たち無死殺しは英雄なんかじゃない!実験動物にされ、戦いを宿命づけられた

悲しい戦士なんだ!!!」

「そんなのって・・・・・」

ポポは言葉を失う

「ちっ!貴様、俺を本気にさせたこと後悔させてやるぜ!!」

イラついたように無死が言う

「覚悟はいいか無死殺し」

無死がもう一度突進の構えに入った

「ジン、もういちどくるよ!!」

ポポが言う

「はっ!さっきのと一緒にしたら死ぬぜ?」

自信に満ちた顔で無死が言う

「大丈夫だポポ」

そう言うとジンは右腕を高く上げた

「killercode017(キラーコードゼロイチナナ)ジョーカー起動」

ジンの言葉とともに右腕が変化する

その形状、甲は鉄のようで獣のような爪が生えている

元の腕より一回り大きい

「すごい、あれなら・・・母さん、ジンが父さんと母さんの仇とってくれるからね」

ポポは母親の亡骸にささやく

「死ねえええ無死殺しいいいいいい!!!!」

先ほどとは比べ物にならないスピードで無死がむかってくる

「good night Forever(永久におやすみ)」

そうつぶやくと同時にジンは右腕で無死を切り裂いた

叫び声を上げる間もなく無死は消え去った

「ジョーカーで切り裂かれた無死は灰になり髪の毛一本もこの世には残らない・・・」

そうつぶやくジンの顔は悲しげだった

「母さん、ジンが仇を取ってくれたよ」

心なしかポポには母親が微笑んでいるように見えた

「ポポッ!!」

「何?」

突然呼ばれて驚いたようにポポは返事をする

「無死も元は人間なんだ・・・」

「えっ?」

ポポは驚きを隠せなかった

「神(プランター)と呼ばれる者たちが人間を素材に作る兵器、それが無死だ・・・」

「そんなのって・・・・」

「無死になれば人間の時の記憶を失い、自分は最初から無死だったと思いこむ、そして人を襲う・・・」

「・・・・・・・・」

ポポは言葉を失う

「だから俺たち無死殺しは神を倒してこの世にもう無死が生まれないようにする!!!」

(もうポポの両親のような犠牲者を増やさないためにも)

「うん!きっと母さん達も喜ぶよ!」

 

ポポの母親の葬儀当日

「ポポ!」

「あっ、ジン、来てくれたんだ」

「ああ、ところでポポ・・・」

「何?」

「俺は今日この町を離れるだから・・・」

「だから?」

「俺と一緒に来ないか?」

それは両親を失い1人になったポポへのジンからの心遣いだった

「ジンあのね」

ポポは真剣なまなざしで言う

「せっかくの誘いだけど俺、この町に残るよ、

この町が好きだし、何より父さんと母さんがいた町だから!!」

「そっか」

ジンはほほ笑む

そして

「じゃあそろそろ俺は行くよ」

戸に手をかけてジンは言う

「ジン!!また来てね、いつでも歓迎するから!!」

「ああ、またいずれ」

笑顔で手を振りながらポポに別れを告げた

そしてジンの旅は再び始まった




ミドリの目をした少年はジンが町から出るのを見ていた

そして少年は微笑む

楽しげに・・・・


               続く

読んでいただいて感謝感謝です

今回はバトルシーンまで書きましたが

なんか敵が突進ばかり使うようになってしまいました

そこはネタとして読んでいただければと思います

では、次も頑張りたいと思います

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