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変なスキルを神様に付けられてゲームの世界に落とされた

作者: 小林
掲載日:2026/04/11

俺の名前は、鏑木涼真、23歳、独身のサラリーマン、1人暮らし、彼女なし、友達なし。


今日も、1人飯だな。小学6年生位から、お前、空気読めないよな〜と言われて、遊んでくれなくなった。社会人になっても、最初は飲みに誘われるけど、段々誘われなくなる。そして、必ず、お前もう少し、空気読めよなと言われる。空気読むって、どうゆう事なのかさっぱり解らない。


社会人になって1人暮らしを始めた。たまに実家に帰るぐらいで、殆ど連絡して無い。1人暮らしで、嫌なのが、飯だな。作るのが面倒臭い。コンビニの弁当も良いけど、段々飽きてくるからな〜。お気に入りの、飯屋にまだ出会ってないから、毎回探さなければならない。


今日は、何が食べたいか、考えていないから、迷うな〜。探し回ってたら、目の前が、暗くなった。貧血かな?。参ったな〜と思っていると、周りが当然、明るくなった。そして、足元は、雲の上にいるような感じだ。


キョロキョロしてたら、綺麗なお姉さんが、手招きしてる。行ってみると、(貴方は、先程亡くなられました。) えっ!何言ってるんだ? (これから行く所は、スキルが必要になる。どんなスキルが欲しいですか?) スキルって何だ?(スキルとは何ですか?) (貴方が、生活するのに必要な物です) (それでしたら、空気が読める様に、なりたいです) (それだけで良いのですね) (住む所や、食べ物、生活用品も必要ですね) (解りました。では、行ってらっしゃいませ) (えっ!何処へ?) 俺は、雲の上から、突き落とされた。何て事するんだよ〜。落ちた割には、何処も痛くないから良いけどさ、普通に死んでるからね。あ〜!もう死んでたんだった。


落とされた場所は、森の中にだった、お俺、サバイバルなんて出来無いよ。どうしょう〜。

水の音が聞こえる、川かな?音のする方に、降りていったら、クマが居た。クマが魚取ってるのか?暫く見てたら、本当に、魚を何匹か取ってた。それを、持って何処かに行ってしまった。

もう、川に行っても良いかな〜。水浴びしたいんだよな。汗かいてて気持ち悪いからな。様子を見ながら、降りていった。


う〜ん、いい気持だ。川の水って飲めるんだったっけ?少し飲んでみた。上手いな。入れ物があったらな〜。そうだ、スキルに生活用品が

あったんだ。心の中で呟いたら。目の前に、透明のパソコンの画面みたいのが出て来た。水を入れる、ペットボトルが欲しいなと思ったら、何も触ってないのに、ペットボトルの水が出て来た。あ〜!水が入ってる。空の容器が欲しかったんだけどな。と思っていると、空のペットボトルも出て来た。思った事が勝手に出てくるんだな。これは便利だな。川の水をいれた。2本持ち歩くの大変だな〜。冷蔵庫みたいなので、持ち運びが出来たら良いのにな。なんと、冷蔵庫出て来たし、どうやら、水が飲みたいと思ったら、冷蔵庫が現れるんだ。ちょー便利。


クマさん何処に行ったのかな?気になったので、その辺を探してたら、大きな洞穴があった。ここかなと思っていると、可愛いい子熊が2匹出て来た。側まで行って見ていると、影が出来て、振り返ったら、でっかいクマが居た。うわ〜〜!どうしよう。俺のスキルでは、倒せない。寝たふりだったっけ?いや、それだと、クマがお腹が空いてると食べられるんだったよな。何て、考えていると、クマさんが、おぬしは何者だと、話しかけて来た。え~~!クマが喋った。


クマさんの、名前は、カグラ。子供の名前は、男の子がジンタ、女の子がミナミ、お母さんが、カーサ。 クマの姿で、追ってから、身を隠してるらしい。今は、森に居るので、クマだけど、移動するから、その時々で、変わるんだって。


今は、洞穴の中では人型だ。カグラが、(其の方は、何処から来て、何処に行くんだ?) 神様に、雲から落とされてからの、話をしたら、(其の方の言ってる事が全く分からん) と言われた。俺だって分からんよ。

(わしのスキルは、自分より強い敵が解る。家の家族皆、同じスキルだ) (えっ!戦いの出来るスキルは無いんですか?) (自分より弱いものは倒せる) (なる程!)(其の方、何処にも行く当てが無いなら、わし達と一緒に来るか?1つの所に留まる事は出来ないがな) 1人だと、怖い目に合いたくないから、一緒に行くかな。


(今日はこの洞穴で寝るからな) えっ!土の上に直接?嫌だよ、体が痛くなるよ。マット無いかな?調べる事も無く出て来た。ほんとに便利だけど、これじゃないんだよな。みんなが、寝れる様な大きさが良いんだけどな。うわ~!出て来たよ。さっきのは、消えてる。要らないものは、勝手に消えるんだ。ついでに、タオルケットが欲しいな〜5人分。ふふふ!出て来た。 


カグラに、(これで寝たら、身体が痛くないよ。タオルケット掛けて寝ると、お腹冷えないよ) (何だこれは、ふかふかだな) 子供達が、はしゃいでる。(さっきの、ご飯といい、凄いスキルを持ってるな) (一応、便利なスキルは付けてもらったんだ)


朝起きたら、カグラが居なかった。外に出てみたら、カグラが、でっかい獲物を運んで来てた。

(カグラ!それ、とうしたの?) (朝飯だ。魔物を狩って来た。カーサを起こして来てくれ。解体する)

解体?って内臓とったり、皮剝いだり、するって事?


カーサと子供達が来て、解体し始めた。うわ〜!とても見てられないよ、血生臭いし、吐きそうだ。

解体が終わったみたいだな。カグラが、(これを、おぬしにやろう。売れば、金になるぞ)と言われた。角と脳みそだそうだ。脳みそは、美味しいらしいが、カグラも食べた事が無いらしい。


お肉を、焼き始めた。テレビでやってたな、豚を木に吊るして、焼いて、焼けたらナイフでそぎ切りにして、食べてたな。でも、これは、頭と、手足がない。原始人の漫画で見たな。肉を棒で刺して焼いてたやつ。

焼けたのか、カグヤが、肉を、削いて持って来てくれた。これ、そのまま食べるのかな〜。タレとかないのかな〜。ちょっと食べてみた。あ〜ぁ!肉だ、肉の味しかしない。焼き肉のタレがあったらな〜と思ってると、出て来た。う〜ん、やっぱり、タレつけなきゃね。カグラが、(それは何だ?) (焼き肉のタレだよ、付けて、食べると美味しいよ) カグラがわしにも、付けてくれと言うので、付けたら、これは、美味いと、カーサと子供達にも、付けてやってた。


(残ったお肉はどうするの?) (保存して置くよ。暫くは、食べれるからな) (だったら、すき焼きとか、しゃぶしゃぶとかで食べたいな) (それは、何だ?上手いのか?) (美味しいよ。今度、作るね)


(おぬしは、わし達と、共に来るのか?わし達は、移動しながら暮らしてるからな。良ければ、歓迎するがな) (そうなんてすか?何で、移動しながら暮らしてるの?) (それは、秘密だ。……、其の方は、かなり、突っ込んで聞いてくるな。普通は、何か、事情がありそうだと思ったら、聞かないもんだがな。裏表の無いやつだな。まあ〜、信用できるがな) えっ!突っ込んで、聞いたら駄目なのか?もしかして、これが、空気読めないって事なのか?


カグラ達に、事情がありそうだが、行くあても無いし、戦えないから、一緒に行く事にした。

町に行って、魔獣で得た物を売りに行く事になった。

カグラが、(もう直ぐ寒くなるから、分厚い服を買わないとな。其の方の服は変だから、良いの買えよ) 服?変かな〜。確かに、背広は無いよな。サバイバル向きじゃないな。


町で、ギルドを探して、売るらしい。ギルドって?ゲームに出てくるやつ?え~~!ゲームの世界に落とされたのか〜?神様、勘弁してくださいよ〜。俺、そう言うゲーム苦手なんだよな。参ったな〜。神様、もう1度出できて下さいよ、せめて戦い系のスキル、プリーズ。


ギルドに入った。うわ〜!強面のやつばっかりだ。カウンターで、角と脳みそを渡した。お金を貰えたが、いくらなのか解らない。カグラに聞いてみよう。


服屋に向かっていると、カグラが、(逃げろ〜走るんだ〜) と言われたので、走ったが、はぐれてしまった。カグラに、(くれぐれも、わしから、離れない様に)と言われていたのに。どうしょう。確か、向こうの森に行くと言っていたな。


突然、誰かに連れて行かれた。ここは、警察署?尋問された。何処から来て、何処に行くのだと。

行く当ても無いから、向こうの森にでも、行こうかと思っていましたと言うと、なにやら、水晶玉みたいのに、手をかざせと言われたので、かざしたら、(其の方のスキルは、空気を読む?何だそれは)俺にだって分からんよ。急に、大笑いして、無罪放免になった。


なんだったんだ。とにかく、カグラ達を探そう。向こうの森に行こうとしてたら、(お兄さん、仕事探してるのかな?)と言われた。ギルドに居たから、仕事探しだと思われたみたいだな。いいえって言う前に、(良い仕事があるんだよ。付いておいで)と、行ってしまったので、仕方なく付いて行った。


ここだ、(おお〜い!魔獣の世話してくれる奴見つけたぞ〜) 大きくて、強面のおじさんが出て来た。(何だ!ヒョロっとしたやつだな。魔獣の世話なんか出来るのか?) (やってもらえよ、体つきなんか関係無いだろ。魔獣の世話が面倒臭いと言ってたではないか) (そうだな。魔獣の世話の仕方を教える。後、お前の、寝床が無いから、魔獣と一緒だ) 別に、寝床は良いけどさ、マットレスがあるし、何で、魔獣の世話をしないと行けないんだよ〜。早く、カグラを探しに行きたいのにな〜。


魔獣は3匹居た。鳥みたいな、恐竜でこんなの居たよな、名前忘れたけど。こいつは、ワニっぽいな。口の中まで掃除してやらないといけないのか。こっちのは、馬に角が生えてる、ユニコーンみたいだな。どれも、でっかい。たわしで、洗うのか。このバケツに水を入れて、棒たわしで洗うんだな。うわ〜大変だ。一匹でも汗だくだし、疲れたよ。これ今日中に終わるのかな〜。ぶつぶつ、文句言ってもしょうが無いな。歌でも歌うかな。童謡だな。ぞうさんかな、[ぞーさん、ぞーさんお鼻が長いのね、そうよ、母さんも長いからね]

これしか知らんな〜。歌を歌いながら、洗ってたら、何だか楽しくなって来た。心なしか、魔獣達も、嬉しそうだ。


やっと終わったな。さあ〜、寝るかな、マットレスを出したら、5人用のマットレスが出て来た。まあ良いか。魔獣達に、一緒に寝るかねと独り言を言ってたら、魔獣達がマットレスの上で寝だした。何か可愛いな〜。


朝起きて、魔獣達のご飯だ。用意して、食べさせた。俺は、何食べようかな〜。朝は、いつも、軽いもので済ませてたけど、昨日、重労働だったから、お腹減ったな。コンビニの、ハンバーグ弁当にした。久しぶりに食べると、美味いな。

魔獣達が、寄ってきた。(なんだ、欲しいのか?)

3匹にも、あげてみた。美味そうに食べてた。


おじさんが、3匹を何処かに連れて行ったから、俺は、カグラを探しに行く事にした。向こうの森にも居なかった。何処に行ったんだろう。 仕方が無いので、また、魔獣達の所に戻った。おじさんに、(何処に行ってたんだ?)と聞かれたから、(人を探しに出かけてました) (魔獣の世話を忘れるなよ)と言われた。


結局、1週間程、カグラを探しが、見つからなかった。魔獣達に、カグラが見つからないんだよな〜。どうしょうかな〜と言っていると、鳥の様な魔獣が、(おぬし、其のカグラとかが見つかったら、ここを、出ていくのか?) えっ!俺に話しかけてる?(見つからなくても、いずれは出ていくよ) (そうか、ならば、我々と獣魔契約をしないか?) ( 獣魔契約?って何?) (わしらの主になる事だ) (それは、無理だよ、俺のスキル、空気を読むしか無いんだよ。主人なんてだいそれた事、無理だよ) (戦いのスキルが無いのか?それなら、尚更わしらと獣魔契約した方が得だぞ) (えっ!なんで?) (わしらは、獣魔の中でもかなり強い。おぬしを、敵から守れるぞ) (そうなんだ。でも、やり方分かんないよ) (簡単だ。わしらに、名前を与えよ。それで、契約は完了する) (えっ!名前?う〜ん、じやー、鳥さんは、鳥だから、ギャオスなんてのはどう?) (名前、受け取った。これで、おぬしと、共に暮らせる) (ワニさんだから、う〜ん、ワニでも良いかな?) (しかと、名前を、受け取った) (ユニコーンで良いかな?)(しかと、名前を受け取った) (では、この小屋とも、おさらばだ。) (ちょっと待った。その格好で、一緒に歩くのは、ちょっと困るよ) (なる程、こうすれば良いか?) と人間型になった。へー、人型になれるんだ。


向こうの森に入った。この辺りは、探したな。川がある辺りに、また、いるかも知れないな。 

川を探してたら、魔獣が現れた。うわ〜!一匹じゃない。何匹も居るよ。ギャオスが、(チョロいもんさ)と、3匹で、戦い始めた。俺も何か出来ないかな〜。空気は、二酸化炭素、窒素!そうだ、窒素を凍らせたらどうかな。両の手のひらを、ボールを掴む様にして、窒素を凍らせて、塊を一気に押し出した。(カメカメハー!) 魔獣達が吹っ飛んで爆発した。一気に居なくなった。これ!凄いな。ギャオスが、(其の方何をした?) (いや〜、スキルを使ってみたら、びっくりする位の威力だったよ。は、は、はー。ギャオス達が、これで、素材を取れば良いな。後は食材にしようと、解体し始めた。素材を売りに行くなら、また、町に行かないと〜。違う町を探すかだな。大量の素材と、食材だ、でも、大丈夫、大きい冷蔵庫があるし、保管袋も有るからね。


今日は、ここで寝るかな。川の近くに、家を建てた。キッチンと寝室を作った。ギャオス達が、何だこれは、ふかふかだぞとはしゃいでいる。お風呂にも入りたいな〜。おー!出て来た。1人ずつ入る事した。(おぬしのスキルとやらは凄いな、温泉にも入れるんだな) (温泉?温泉なんて有るの?) (何だ知らないのか?。温泉が湧いてる所が有るんだよ) (へー!そうなんだ。それは、入ってみたいな)


朝起きて、顔を洗いに、川に行ったら、クマが居た。(カグラ?) (おぬし探したぞ。何処に行ってたんだ) 今日までの事を話した。 (それは大変だったな。所で獣魔契約した者たちは?) (まだ寝てるよ。呼んできて紹介するね)


獣魔達を起こした。(もう、朝飯?) (まだだよ。カグラが見つかったから紹介するね)とカグラの所に連れて行ったら、カグラが、慌てて逃げようとしてる。(カグラ!どうしたの?) (わしより強いやつがいる。逃げないと) (ひょっとして、獣魔達かな〜。カグラ、俺の、獣魔達。かなり強いらしいから、それを、カグラのスキルが察知したんじゃないかな?) (えっ!そうなのか。もしそうだったら、追っ手の存在が分からなくなる。其の方とは、一緒に旅は出来ないな) (えっ!そうなの?)

獣魔達を見た。ギャオスが、(それなら、我等の、魔力を下げよう) と言って、子供の体になった。 

(え~~!どう言う事?体が縮んでるよ) (そうだ、魔力を下げると、体が小さくなるが、問題ない) (そうなんだ。びっくりしたよ。これで、カグラ達と、一緒に旅ができるね)


カグラが、(ダンジョンに行って魔物を、狩ってくる。涼真達は、行かなくても良いぞ) ギャオスが、(ダンジョンだったら強い魔物が居そうだな。一緒に行こう)え〜〜!もう怖い思いはしたくないのにな〜。渋々付いて行った。


ここが、ダンジョンか〜、ゲームやっとけば良かったな。入るのやだな〜。地下に入ったら、バディを組んでる人達にあった。その人達が、(この先は、止めておけ、強い魔物が、ウヨウヨいる。俺達は、Bランクだ、Aランクのものでないと無理だ) ギャオス達行く気になってるんだよな〜。俺、主たけど止められない。


上に上がるほど、強い魔物が居るらしい。

カグラが、(わし達は、もう必要な分だけ狩ったから、出て、解体して待ってるな) と行ってしまった。


(ギャオス〜!もう、良いにしないか?) (いや、まだだ、全然強い魔物が出て来ない。ここには、居ないのか?) どんどん上に上がって行く。もう、人間と、すれ違わなくなった。


ギャオスが、(あれでも、良いか。そんなに強く無いが、もう居そうに無いしな)と3人で狩ってしまった。これを、外に運ぶのか?。ギャオス達は元の姿で、簡単に運んで外に出た。解体してると、カグラが、(凄い魔物を、狩ってきたな。良い金になるぞ)と、言っている。凄い、お金になるんだ。


町に行って、ギルドに素材を買ってもらいに来た。素材を渡してから、暫くして、店主に、奥に来る様に言われた。俺、変なもん持ち込んだのか?


店主は、(今日の、素材は、かなりのランクが無いと、狩れない物ばかりだ。そこで、頼みがある。あそこに見えてる山に、魔獣が、住み着いて悪さをしているから、討伐して欲しい。報酬は、それなりに出す。あの魔物は、Sランクの物でも倒せなかった。でもお前さんなら倒せる。お願い出来ないかな?) (でも、俺のスキル、空気を読むだから、戦いは無理だよ) (いや、お前さんが連れてる獣魔の、魔力が凄い、其の小さな体からでもだだ寄ってくる) (あ〜!確かに強いよ!) ギャオス達に聞いてみた。(どうする?この話受ける?) (良いでは無いか、面白そうだ) (面白そうって、遊びじゃないんだからね) (わし達にとっては、遊びみたいなもんだな) あ〜。そう〜。と言って、引き受ける事にした。


カグラ達に、事情を話した。(そうか、気を付けて行けよ。討伐したら、また、会おう) と行ってしまった。一緒に戦ってはくれないんだな〜。まあ〜。子供達が居るからな仕方ないか。


山に入ったら、誰かが通ったのか、木が道なりに倒れてる。取り敢えず、木が倒れてる所を歩いた。しばらく行くと、誰かが倒れてる。

(大丈夫ですか?)と声を掛けたが、返事が無い。死んでる訳でもない。どうしたものかと考えていると、小さ〜い声で、(腹が減って動けん) 

何だ〜空腹で倒れてたのか。若者に、飯をご馳走した。若者の名前は、シンバシ。どうやら魔物に襲われて、逃げ回っていたらしい。


シンバシが、(この上に、竜の魔物が居るんだ、一匹じゃない、沢山だ。やっとここまで、降りてきたが、もう2、3日何も口にしていない。だから、やっと飯にありつけた、有難うな) (どうしてこの山に?) (ギルドの、店主に、お前ほどの腕なら、山の魔物を討伐出来るから行ってくれないかと、頼まれた) (1人で?仲間が居たが誰も行きたがらなかったんだ。報酬が、凄く良いから、俺1人で、行く事にしたんだが、とんでも無かった。一匹ならまだしも、何匹も居るんだぜ。お前達も、店主に言われたのか?) (まあ〜そうですね。俺は、戦いのスキルがないと、断ったんだけど、獣魔達が、行くというので、付いてきたんだ) (お前、魔獣の主人だよな。魔獣に従うのか?) (だって強いからね。俺は何もしなくても、戦ってくれるんだ) (凄いな、魔獣との信頼関係半端ないな)

(俺達、今からいくけど、シンバシも、来る?) (冗談じゃないよ。もうごめんだね。お前達も、無理するなよ。健闘を祈るよ)と言って、行ってしまった。


(ねぇー!ギャオス!止め無い?竜の魔物がいっぱい居るんだろ。いくら、ギャオス達が強くてもさ〜) (それなら、涼真は帰れば良かろう) (え~~!そんな事出来無いよ。しょうが無いな〜。付いて行くよ)


今日は、遅いから、森で寝ることにした。丁度、木は祓われてるから良いね。夕飯は、すき焼きだな。でっかい鍋とそれ用のカセットボンベを出した。こんな、でっかいのあるんだなと、感心していると、ギャオス達が、寄ってきて、(今日は何の飯だ) (すき焼きだよ。美味しいよ〜) ギャオス達が、鼻をひくひくさせてる。早く食べたいんだな。出来上がったから、卵を割り入れた、うつわに、こうやって食べるんだよと、説明したら、嬉しそうに食べてた。


朝、起きて外に出たら、まあ〜!びっくり!?竜が、家を囲むように座ってる。竜が、(この建物は何だ?) 話しかけて来たよ!(家です。えっと〜、ご飯食べたり、寝たりする所かな) (ふ〜ん。まあ、良い、ちょっと、わしの背中に乗って来てもらいたい所がある。仲間も一緒にな) 仕方が無いので、3人を起こして、事情を話した。


皆で、龍の背中に乗った。乗り心地は、意外と悪く無いな。祠が有るような所に連れて来られた。

(山神様の、エレン様だ) 女の子だね。何かかわいいな。


ギャオスが、(山神様、其のお姿は、どうかされましたか?) (隣の山に居る魔獣に、魔力を吸い取られた。其の方に、こんな所で会うとはな。其の方に頼みたい事がある、隣の山の、魔物を、倒してくれぬか?あやつが生きている限り、わらわは、元の姿に戻れぬ) (魔力を取られるのは、ちょっと厄介だが、腕力には、自信がある。任してくれ、必ず、山神を元に戻してみせます) 何か凄いことになってない?山神様とか。あっ!山神と仲良しになったら、雲の上の神様にあえるかな〜、スキル、変えてもらわないとだな。


隣の山に入った。どんよりしてて、空気が悪いな。空気清蒸気で、吸って吐いた。うん、ちょっとはましになったかな。

回りに、魔獣らしき者が居ない。ひっそりしてるな。ほんとに、魔力を取る魔物が居るのかな〜。


あれ?!たぬきの化け物?。ギャオスが、(あれだな)と、言って、戦闘体制に入った。俺にも何か出来ないかな?確か、二酸化炭素を吸ったら、死に至るとか、どっかに書いてたな。袋に二酸化炭素を詰め込んで、魔獣に被せたらどうかな?  


すきを見て、魔獣に、何とか袋を被せることが出来た。魔獣は突然、もがき苦しみ始めた。

(涼真、おぬし、また何かしたな) (何にもして無いよ〜。袋を被せただけだよ) (袋?何だそれは?) (後で説明するよ!)


簡単に、魔獣を倒した。解体して素材を回収したが、肉は回収しなかった。毒でも、体に回ってるかもしれないからだって。


山神様の所に戻った。え~~!綺麗なお姉さんだ。(ギャオス、其の方には、礼を言う。元に戻った。これで、山を守れる) (あの〜、山神様は、俺に、スキルとか、くれたりします?) (スキルか、それは天の神に言ってくれ。わらわには、出来ぬ)

やっぱり、天の神だったんだ〜。絶対行けないじゃないか。竜なら行けるかな?。(竜は天の神の所まで行けますか?) (無理だな、あれは、下から入れないようになっている。死者を振り分ける場所だからな) が〜〜〜〜ん。駄目なのか〜。


山を、降りて、カグラ達を探した。直ぐに見つかった。今回は、早く見つかったな、と思っていたら、ギャオスが、(わしは、鼻が良いからな、カグラの匂いは直ぐに解る)そういう事か〜。カグラは相変わらず、くまだった。


カグラ達に、ギルドに、行くけど、行くか、聞いてみた。(取り敢えず、今の所、売る素材も無いし、困ってはいないかな) (じゃー、俺達は、ギルドに行ってくるよ。討伐した報告をし無いといけないからさ) (そうだな、また、ここで、会おう、待ってるな)


ギルドに行くと、店主が、(もう、討伐したのか?凄いな。あれは、中々の者だっただろう?) (いや〜、そうでもなかったですね。ただ、魔力を奪う魔物だったから、魔力を使う人には難しかったかもしれないですね。うちの、魔物は、魔力意外でも凄く強いんですよ) (ほうー!それなら、また、厄介なのが、出たら頼むかな) 適当に、流して、カグラの元に戻った。


ギャオスが、(今日の寝床は、この穴蔵か?) (多分そうだと思うよ) (カグラ!今日の寝床はここか?とギャオスが言ってるけど) (そうなだな、まだ移動する事は無さそうだしな) (ギャオス、何でそんな事聞くの?) (涼真が建てた家の方が、寝心地が良いからな) (ここでも、一緒だよ)


ご飯何にするかな?魚が食べたいな〜。(カグラ、魚の取り方教えて?俺でも取れるかな?) (解った。付いてこい) ギャオス達も付いて来た。

(こうやって、取るんだ。魚を良く見て、跳ねた所を、叩くんだ) (なる程。簡単に言うけど、出来無いよ〜) ギャオス達を見ると、びっくりする位取ってる。何か悔しいな〜。


大量だったので、炭火で焼く事にした。うわ~。いい匂い。新鮮な魚を、炭火で焼くとうまいんだよな〜。ご飯が進むよ。ご飯食べてるのは、俺だけだけどね。ご飯だけは、みんな嫌がって食べないんだよね。日本人じゃないからかな〜。ゲームの中だもんな〜。


穴蔵は、3つあったから、左に、カグラ達の寝床を作った。右に、俺とギャオス達の寝床を作った。

ギャオスが俺とカグラに話があるから、寝るのを、もう少し待ってくれと、言ったので、3人で、つまみを食べながら、酒を飲んだ。前世でも、こんな風に、仲間と酒を飲みたかったな〜。


ギャオスが、(カグラは誰に追われてるんだ。涼真から、秘密だと聞いたが、こかれから先、事情を知らないで、一緒に行動するのは難しいと思ってな)

(そうか。ちょっと重い話になるんだが、わしはこの国の、国王だった。突然現れた者に、全てを奪われた。だが、この玉は、国を動かす者しか持てぬ。これが無いと、国を自分の思い通りには出来ぬ。わしがこれを持っている限り、追われるであろう。あ奴は、黒魔術を使う。魔術を持ってる者から、魔術を奪って、自分に取り込んでいるので、物凄く強いし、黒魔術は、闇を生み出す物だから、この世が闇に飲み込まれる。それだけは、したくない、だから逃げてる) (え〜〜!カグラが国王!!?)

ギャオスが、(そうか、解った。その者を倒しに行こう)(え〜〜!ギャオス、話聞いてた?黒魔術だよ。どんな魔術か解ってるの?パソコンで調べてみるよ。黒魔術!え~~、この世で最高の魔術だって、無理でしょー!) (戦ってみないと分からんだろうが。カグラ、其奴はどんな奴だ) (涼真みたいだな、ヒョロっとしるのに強い、後、涼真が、最初に会った時に着ていた服に似ているな) それって、神様に、スキル貰って、ゲームの世界に落とされた奴だ。凄い良いスキル貰ってるな。くっそー!俺も欲しかったな。


取り敢えず、情報収集してから行く事になった。良かった〜、あのまま行ってたらみんな死んでるよ。良くカグラは、逃げおうせたな。


城を見に行くことになった。その前に、カグラが、魔物を狩って、素材を売りに行きたいから、ギルドによるらしい。ギャオス達と俺は、先に見に行った。(ギャオス、城の上の雲、黒いね。あれも、黒魔術の影響かな〜。) あの雲、空気清浄機で吸えないかな〜。か、掃除機。掃除機型、空気清浄機でやってみよう。とうやって、上にいくかな〜。山神様の竜にお願いしょうかな〜と、ギャオスに言ったら、(わしは飛べるぞ。背中に乗れ) そうだった、鳥っぽい恐竜だったな。  


ギャオスの背中に乗って上まで行った。掃除機型空気清浄機ーと言うと、出て来た。ぶおーーと大きな音をたてて吸っていった。黒雲が全て無くなった。ギャオスが、(結界が張ってあるから、城には入れない。涼真なら、入れるかもしれないな、魔力が、無ければ入れるはずだ。)


城の正面に来た。大体は、警備の者が居るはずなんだけどな。誰も居ない。怖いけど、城の扉を開けて入った。おー、入れたよと、思っていると、人がわらわら出て来て、あっという間に捕まった。ふへー!どうしょう。誰か助けて〜。


魔王の前に座らされた。あれ?前世から来たっぽいな。 魔王が、聞いてきた。(何処から来た。お前が闇を払っのか?) (えっとー!闇とは?) (城の上に黒雲があっただろう) (それは、俺です。黒雲が有ると、お天気でも、暗くなるから、嫌だな〜と思って、吸いました) (吸った?何でだ?) (えっとー、掃除機型空気清浄機です) (そんな物が存在するのか?見てみたいな) これですと、出したら、なんだただの掃除機じゃないか。そんな物で吸えるのか?試してもらおう) こんな所にでも、黒雲出来るんだ。綺麗に吸い込んだ。魔王は、凄いびっくりした顔をしていた。(お前は、何処から来たんだ?) 前世からの話をした。(ほー!俺と一緒か。どんなスキルを受け取ったんだ) (空気を読むスキル、後は生活できる物かな) (空気を読む?お前、前世で空気読めなくて友達居なかったんじゃないか?) (まあ〜、そうですね。空気読むが解らなくて、いつの間にか友達が居なくなったかな)


(まあ、良い。俺と組んでこの世界に君臨しないか?) (俺、そんなだいそれた野望無いよ) (そうか。では、仕方ないな解放する) と城から追い出された。


ギャオスが、(城に入れたのか?)城に入ってからの事を話した。(やはり、涼真と同じ様に、この世界に落とされたのだな) (凄い厄介だと思ったよ。スキルがスキルだけに、俺達で倒すのは間違いなく無理だな) …………。(其の方も逃げるのか。わしは逃げぬからな。) ギャオスが、逃げなかったら、俺は、嫌でも付いて行かなきゃじやないか〜。


カグラが居る、洞穴に戻った。カグラに、一部始終を話した。(やっぱり無理だろうな。ギャオスが行くとして、対策は練った方が良いな) 対策ね〜。(俺が、窒素を凍らせた物を、ぶつけて、その間に、ギャオス達に戦って貰って、隙が出来たら、二酸化炭素入りの袋を被せれば、倒せるかも。どうかな〜?袋を被せられなかったら、さっさと逃げないと全滅するからな)

( その、二酸化炭素入りの袋とは何だ?) (この前、魔物を討伐した時にやってみた。この世界に住んでる物はみな、空気を吸って生きてるからね。空気の中には、二酸化炭素も含まれてるけど、二酸化炭素だけを袋に入れると息が出来なくなるんだよ) (ほぉーー!それは凄いな。涼真は、戦いのスキルが無かったのではないのか?) (普通は、気にもしない事なんだけど、俺に出来る事無いか考えてみたんだよ。ようは、試してみたんだよね。上手くいったから、使えるなって思ってさ)


(袋を被せるのは良いが、破られたら終わりだぞ) (凄く頑丈な袋にしてみたよ、魔獣の爪で破られ無いようにね) (なる程、其の計画で行こう!カグラは、わし達が倒してから、来てくれ、おぬしが倒れたら、玉を入れる場所が分からぬからな)

(ねぇー、ギャオス、結界はどうする?) (そうか、涼真しか入れないと、無理だな) (お城全体に、窒素を振りまいて凍らしたらどうかな〜。やってみないと解らないけど。結界が破れたら、後はスピード勝負だね) (よし、それをやってみよう。入れないとどうにもならないからな)


ギャオスに乗って、窒素を振りまいて凍らせた。

ピキピキピキと表面にひびが入って、ぱらぱらと、崩れて行った。(ギャオス、これで入れる?)

(入れるな。よし、行こう!) ギャオスは急降下して行った。城のバルコニーの様な所で降りた。


中の様子を見ると、魔王が椅子に座って居る。

(ここから、窒素を凍らせた、ボールを、投げるよ。[カメカメハー!]) ギャオス達が、突っ込んて行った。その隙に、魔王の後ろに回って、二酸化炭素入りの袋を被せた。魔王は、のた打ち回っている。暫くすると、静かになったので、様子を見に行った。凄い形相で死んでいた。


何処からとも無く、物凄い音がしたかと思ったら、城が崩れ始めた。ギャオス達と一緒に外に出た。カグラが居ない。瓦礫の中に埋もれてるんだろうか。ギャオス達と、カグラ〜!と、声を掛けながら、瓦礫の隙間を見ていったが居ない。暫く探して居ると、ユニコーンが、(ここに穴が空いていて、階段がある) ギャオス達と降りていった。

 

カグラが壁に向かって、項垂れている。

(カグラ!どうしかしたのか?) (玉が作動し無い、これが作動し無いと、国を守れぬ) 水晶玉みたいだから、水神様とか居たら、何とかしてくれないかな〜。 (水神様とかって居る?) ワニが、(居るよ。水神様に何の様だ?) (この玉を、直してくれないかな〜って思ったんだけど) (そういえは、水神様も、似たような物を持っていたな)

(水神様って水の中に居るんだよね。ワニしか入れないよね) (う〜ん、確かに、わしが行って来よう)

ワニに託してまた、穴蔵に戻った。 


数日して、ワニが帰って来た。

ワニは、(水神様に、見せたら、黒魔術にでも掛かったのかなぁ、と言っていた。黒魔術を解くには、天の神様にお願いするしか無いな。と言われたが、あそこに行くには、1度死な無いと行け無いそうだ。) (え~~~!そんな〜。カグラどうする?) …………。暫くして、カグラが、(わしが死ぬしか無いな) (カグラが死んだら誰が、玉を入れるんだ?入れる場所は解ったけど、誰が入れても良いわけじゃないよね) (わしの、息子が居る) (まだ小さいでしょ。可哀想だよ) (俺が行くよ。どの道、天の神様には会いたいと思っていたし) (ギャオスが、涼真が死んだら、俺達も死ぬ事になるが) (えっ!そうか。獣魔契約を解約すれば良いよ) (涼真は、簡単に言うな。契約を解除したら、もう1度契約をする事が出来なくなるんだぞ)

(そうかもしれないけど、死んだら、ここにはもう戻れないと思うよ。そうすると、正常になった玉は、どうなるのかな〜) ワニが、(それは、元の持ち主に返される事になるそうだ)


話あった結果、俺が行く事になった。天の神様に、この世界に戻れる事と、もう1度ギャオス達の獣魔契約出来る様にして貰う条件を出す事にした。 

死ぬのは、良いとして、痛いのも、苦しいのもやだよ。と言うと。カグラが、眠る様に死ねる毒薬が有ると、渡された。一気に飲んだ。 


気が付いたら、雲の上に居た。前の様に、お姉さんが、聞いてきたが、その前に、玉の事ともう1度同じ場所で生まれ変わりたいのと、ギャオス達と、もう1度、獣魔契約出来る様にして欲しいと、お願いした。神様は、ちょっと注文が多いですねと言いながら、(了解しました。その様にしますね。では、行ってらっしゃい) と突き落とされた。


また森だよ、あっ!前のスキルあるのかな〜。水飲みたいな〜。わーい!出て来た、前と一緒だ。俺のスキルはっと、全く同じだ〜。しまった、言い忘れたよ。戦い系のスキル下さい!せっかく、天の神様に会えたのにな〜。 

ぶつぶつ言いながら歩いていると、洞穴があった。入ってみるかな。


入ると、カグラが居た。(カグラ〜!会いたかったよ〜、ギャオス達も居る。みんな一緒に居たんだね。良かった〜。玉は貰った?) (あ〜、無事貰えた。城の建設を村の者に頼んでいる。先程、玉を返して貰ったから、まだ城の柱に嵌めていない)

ギャオス達が、(俺達も、城の建設を手伝っている) (俺も手伝うよ)


そして、城にやって来た。結構出来てるな。カグラが、城の柱に、玉を入れるから、着いて来て欲しいと頼まれたので、一緒に行く事にした。


カグラが、柱に玉を入れて、(ちゃんと作動したよ。これで、国は守れる。涼真、ありがとう、そなた達のお陰で、城を取り戻せた、礼を言う) カグラが、俺達に深々と頭を下げた。  後の事は、わし達で何とかするから、また、旅にでも出てくれても良いし、それか、わしと一緒に城で暮らすか?) (いや!俺達は、また、旅に出るよ。淋しくなるけど、元気でな) そして俺達は城を後にした。


(ギャオス達、これからどうする?) (ユニコーンと一緒に、空から偵察して来た。近くに島がある。そこへ行ってみるのはどうか?) (それ、良いね。そうしよう)


ユニコーンに乗って島に向かった。ひょっとして、火山が有るのか、マグマ怖いな〜。誰も住んでないかもしれないよね。


(助けて〜) (助けて〜)何処からか声がする。人居るのか〜。ギャオスに、(何か聞こえるよね。助けて〜って聞こえるんだけど) (あの、馬車からだな、ちょっと見てくる) ギャオスが、幌に穴を開けて上から覗いてる。あ〜あ〜、めちゃくちゃだな。


(どうだった?誰か居た?) (女の子が1人と、女1人と男3人が縛られてたな) (それは、大変だ助けなくっちゃ)ギャオスが、(馬車ごと持ってくるぞ) え~~~!幌だけ持って来てどうするよ。中が丸見え状態。剣を持った男が3人、5人を囲っている。ユニコーンが、馬を離して、剣を持ってる者を、後ろ足で蹴散らした。うわ~。一瞬で3人とも、何処かに飛んでいった。


縛られてる5人を解放した。女の子が、(わたくしは、サンダー王国の、ヒューリと申します。こちらに、居るのは、わたくしの従者です。助けて下さって有難う存じます) 姫様だった。また、城関係の人に、出くわしたよ。(馬車を壊してしまったので、お城までお送りします) 姫様とお付きの人は、ユニコーンに、ワニには従者2人が乗ることに、城迄の案内役の従者はギャオスが乗せて行った。俺は、ギャオスに、乗せられたと言うか、足で掴まれた。俺の扱い悪くないか〜。


城に着いて。国王に、礼を述べられ、豪勢な食事まで用意してくれた。でも、俺の飯の方が上手いけどな。

勝手に想像したら出て来る、有名レストランの

コースとかね。後は、母ちゃんの御飯かな。


国王が、(其の方達に、お願いしたい事があるんだが、実は、向こうに有る山に、どうやら魔獣が住み着いて、悪さをしている様なんだ。一村が崩壊した。その魔獣を倒してくれぬか?姫から、物凄く強いと聞いておる。頼まれてくれんかね)

ギャオス達を見た。わくわくし過ぎだよ。俺は嫌なんだけどな。仕方が無いので引き受けた。  


噴火が起きてないと良いなと思いながら、山に入った。うわ~!もう、暑いよ。ギャオスに、(俺、暑いの苦手だから、ギャオス達行ってきて、ここで待ってるよ) ワニが、(わしも暑いのは苦手だ。特に足が辛い) そうか、ワニだもんな。水の生き物だもんな。 


ギャオスとユニコーンに任せて、ワニと一緒に待ってたけど、ワニが前に歌ってた歌を歌ってくれと言うので、歌うことにした。[ぞーさん ぞーさん おー鼻が長いよね そうよ母さんも長いから]を歌ってると、段々楽しくなってきたので、踊っていたら、ギャオスが帰ってきて、(涼真は、何をしておるのだ) (へへへ。それより、どうだった?) (魔獣が居ないな。火山の穴迄見たが、居る感じでは無かったな) あ〜〜。火山が噴火してマグマが、村に流れ込んだんだな。どうするかな〜。村を城壁で囲むだな。何処から何処までが村かな?聞いてみよう。


村の人達に、何処から何処までが村か聞いた。 

あ〜、なるほど。森に入る入り口まで村なのか。それでは、マグマが村に流れて来てもおかしくないな。 完全に森に入れなくなるのも困るよね。ここから、ここまで城壁を作って、端の方に扉を付けよう。


村の人達にお願いすると、どんだけ日にちがかかるか解らないから、俺が作る事にした。と、言っても、思った通りに出来上がるんだけどね。

何とか出来上がったから、国王に、会いに行った。事情を説明したら、国王が、その城壁を見たいと言ったので、連れて行った。


国王が、(素晴らしい、こんなにも立派な城壁が、1日で出来るなんて) そう言って、感謝された。城に戻って、手厚く持て成された。

国王が、(そなた、わしの、娘の、婿になってくれまいか?) (いや〜、それは無理ですね。俺達は、旅に出るんで) (何処に行かれるのかな?良ければ、娘も連れて行って貰えんかね、どうかな?) (それは、もっと無理です。危険過ぎます。どんな魔獣に会うか解らないですからね) 国王は、とっても残念そうに、俺達を送り出してくれた。


さて、今日は何処で眠るかな。森は、危ないからな〜。村で聞いてみるかな。 

村人に、何処か泊まる所無いですか?) (それなら、家に来ると良いよ) 直ぐ決まっちゃったよ。


村人の家は、洞窟みたいだった。こう言う家、前世で見たこと有るな。海外だったかな。洞穴の様に、建ててあるんだな。何か意味が有るのかな?聞いてみよう。


(この家の造りが珍しいんですが、何か意味が有るんですか?) (そうなのか?ここは、凄く暑かったり、凄く寒かったりするから、土でこの様に作ってあるんですよ) なるほどね。生活の知恵だな。

1泊するからにはと、俺が御飯の用意をした。

この家の者は、びっくりした顔で、美味しい美味しいと言って食べてた。


この家も、土の上に、藁を引いて寝るのか。絶対体が痛くなるよな。この家全体にマットを置こう。みんなが、不思議な顔で見ていたが、ふっかふっかだ〜とはしゃいでいた。お風呂も外に用意した。1人ずつ順番に入った。


朝起きて、旅に出ると言うと、(もう、行くのかい、昨日は、美味しいご飯と、寝床に、お風呂をありがとう!貴重な体験をさせて貰いました。気を付けて行って下さいね)と送り出してくれた。


ギャオスに何処に行く?と聞くと、(昨日、偵察に行ってきた。海の上に家がいくつか建つている所があった。1番大きい家に行ってみるか?) (そうたね。別にあてもないし、面白そうだよね)


空から見て、思った。前世で水の上に家を建てて住んでた国があったな、あんな感じだな。 

1番大きい家に、ワニの背中に乗って入った。

入り口は、ここかな?大きな扉に、扉を叩くと思われる、輪っかが付いていた。輪っかを持って叩いてみた。 扉が開いて、(どなたかな?)と初老の人が出て来た。


(俺達は、向こうの山から、来た者です。水の上に立っている家が珍しかったので、声を掛けてみました) (そうでしたか。ようこそ、おいで下さいました。中にお入り下さい)と、入れてくれた。

(何で、海の上に家を建てて住んでいるんてすか?)

(私達は、昔からこの様に住んでいるので、何故かは解りません) (点在している家には、どうやって行くんですか?) (船で行き来してます) (食材とかはどうしているのですか?) (向こうの山に行って仕入れています) なるほど〜。


ここの、村長らしき人に、お目通りする事になった。 村長が、 (向こうの山から、どの様にして、来たのですか?) (俺の獣魔に乗って来ました)  

(獣魔ですか。強いのですか?) (多分、かなり強いと思います) (そうですか。少しお願いしたい事が有ります。実は、最近、魔獣が出て、航海しにくくなっているので、その魔獣を倒して貰えませんか?) 獣魔3人を見た。相変わらず分かりやすい、倒しに行来たくってしょがないと言う顔をしている。(解りました。やってみます)


(ギャオス達がやる気になってるのは解るけど、ギャオスとユニコーンは、海に潜れないでしょ?) ( 確かに、潜れないが、出てきたところを攻撃は出来るぞ) (海に入っちゃったら、ワニしか戦えないでしよ) ワニが、(わしだけでも、戦えるが、相手の強さによるな、潜られると厄介だな)


う〜ん、酸素ボンベが付けれたら良いんだけどな。ギャオスもユニコーンも顔が長いからな。

取り敢えず、長いのを付けてもらって、海に入って貰うだな。

ギャオスとユニコーンに酸素ボンベを付けたら、ギャオスが、(海に入る前から苦しいぞ) (ユニコーンは、大丈夫?) (わしは大丈夫だから、海にはいってみる) ギャオスのをどうするかだな。病院で見た、鼻に刺して呼吸出来るのなんかどうかな?。鼻は良いとし口が開いてると水が入って来るよな〜。くちばし閉じててくれれば大丈夫なんだけとな。やって貰うかな。ギャオスに付けて貰った。(うん、これなら苦しくないな) (ギャオス絶対口開けたら駄目だからね) 何度も念を押した。


ギャオスとユニコーンが入る事は出来るが、潜れない) そっか〜、ヒレが必要なんだな。スキューバダイビングで足に付けてるのあったな。 

2人に付けて海に入って貰った。

(潜れる様にはなったが、これじゃー戦えない) そうか、邪魔だもんな。う〜ん、水かきが必要なら、靴下みたいに履くタイプならどうかな。  

2人に履いて海に入って貰った。  

(涼真、これは、なかなか良いぞ)  ご満悦であった。取り敢えず良かった。何度か練習して、良い感じになったみたいだな。

後2日経ったら、魔獣が出没するらしい。何とか、海に潜れる様になった様で、良かった。


蛸入道の様な奴が出て来た。ギャオスとユニコーンは空からワニは海に潜って攻撃開始だ。

俺はひたすら空気を送った。わ〜、海に入っちゃったよ。戦ってる様子が全く分からなくなった。 

暫くすると、蛸の足が浮いてきた。今日は、蛸パーティーだな。先ずは蛸飯だな。蛸飯上手いよな〜。よだれが出そうになって来た所でギャオス達が、魔獣を抱えて上がって来た。


ギャオスが、(涼真、魔獣の解体を近くの島でするからワニに乗ってくれ)

近くの島はお花畑みたいだった。こんな所で解体なんかしたら怒られそうだなって、ギャオスに言ったら、海岸だから何の問題もないと言われた。

解体を見てると、足が8本?かな?やっぱり蛸だよな。


解体が終わって、帰ろうとしたら、ちょうちょみたいな羽根の生えた、かわいい女の子が話しかけて来た。(あなた達は何処から来て何をしているのですか?) (近くで家を建てている所で世話になっていたんですが、この島に余りにも綺麗な花が咲いていたので、寄ってみました) 凄い嘘だな。でも、魔獣の解体してたなんて言えないよな。


(ここは、お花を栽培している島ですか?) (いいえ、私達は花の精霊です。人間と共に暮らして居たんですが、余りにも争いが多いので、ここに避難して来たんです) (そうだったんですね、今の国王は、争いの嫌いな人だから、もう大丈夫だと思いますよ。俺達と一緒に行きますか?) (そうですか、少し様子を見に行こうかしら) 花の精霊と一緒に、カグラの城に向かう事になった。花の精霊の名前は、ハナ。(ハナその姿で行くの?) いいえと言って、本当にちょうちょみたいになった。


村長に素材と食材を渡して来よう。

ギャオス達と花の精霊と共に、村長に会いに行った。

(そうか、もう倒してくれたのか、なんとお礼をして良いか) 素材と食材を渡したら、物凄く喜んでくれた。今から、向こうの山の城に行く事を告げた。もっと、ゆっくりして下されば良いのにと言われたが、蛸パーティーはしたので満足だ。

そして、カグラの城に向かった。


カグラの城の憲兵に名前を告げたら、直ぐに合わせてくれる事になった。カグラは数人と何やら話をしていた。

(涼真!久しぶりだな、もう少しで終わるから待っててくれるかな?) 応接室の様な所に通された。

モダンな部屋だな、流石は城だな。


暫くして、カグラが来て、ソファーに座って深い溜め息を付いた。(カグラなんかあったの?) (庭に花が咲かないんだ。庭師は前からの者だから、手入れが悪いわけではないんだがな) (カグラ、紹介するよ。花の精霊のハナさん) ハナは人型になった。羽根は付いてるけどね。


ハナが、(それは、花の精霊が居ないからです) カグラに、ハナが争いから逃れて島に居る事を話した。(そうだったのか。もう争いは無くすつもりだ、わしは、争いが嫌いだからな。戻ってきてはくれぬか?花は人を癒やすし命の糧になる、必要な物だ) (解りました。では、庭園に連れてって下さい) みんなで庭園に行った。凄い広いんだな、ここに花が咲いたら、綺麗だろうな。


ハナが、少女マンガに有る様な先端に星型のタクトの様なものを持って庭に向かって振ったら、キラキラ光が出て来て、庭1面に花が咲いた。庭師は、余りにもびっくりしたようで腰を抜かしてた。


カグラが、(ありがとう!出来れば、国中花を咲かせてくれないだろうか?) ハナは、(解りました。精霊を呼びましょう)と飛んでいった。

それから、数日後、町も村も花が咲いていた。 

ハナが、他の精霊と一緒に咲かせたんだな。


カグラが、(これで少しは、国らしくなったかな。涼真には感謝する。ありがとう!ところで、これからどうするのだ、また旅に出るのか?) (もう体もきつくなってきたから、カグラと最初に会った穴蔵に戻ってゆっくりするかな) (それなら、わしも、もう直ぐ息子が国王になるから、隠居する。その時合流しようかな) (ずっと、穴蔵に居るか解らないけど、覗いてみて)


そして、俺達は城を後にして、穴蔵に向かった。

行く途中で、ギャオス達は魔獣を狩った。

素材も食材も満杯だな、また町に売りに行くかな。ギャオス達が捕まってた町には行きたくないよね。どうしょうかな〜。ギャオス達に聞いてみたら、涼真と獣魔契約したから何の問題もないと言われた。(ところで、ギャオス達は凄く強いのに、あんな小屋のおじさんに捕まってたの?

(わし達は、人間と、獣魔契約をしていたんだが、その人間達が、飽きたからとわしらを売ったんだ。その時に魔法も使えない体も動かなくなった)

(その時付けられた輪っかは、誰がつくったんだろう?) (北の外れに小屋があるらしい。そこのドワーフが作ってるらしい) それは見過ごせないな。 

行ってみるだな。


町は、前と何も変わらなかった、花が綺麗に咲いていたけどね。ギルドで素材を売った。また、ギルド長に、依頼されたが、断った。ギャオス達は行きたそうだったが、俺も歳だな、色々きつくなってきた。 


ドワーフがいると言う小屋にやって来た。

家の前で何やら揉めているみたいだ。ドワーフが、(だからもう作って無いと何度言えば解るんだ) 何の話だろう?。 


ドワーフに挨拶したら、(もう作って無いと何度も言っているのに、彼奴等は毎日やって来る)

(何を作ってたんですか?) (俺は騙されたんだ。獣魔契約してる魔獣に魔法を使わせない、からだも上手く動かなくなる輪っかを作ってくれと言われんだ) (そんな事誰に言われたんですか?) (ギルドの者だと言っていたが、それも嘘かもしれん)

(何で騙されたと分かったんですか?) (町にある獣魔小屋行った時だ、話が聞こえた。信じられなかったよ。人間の自由にして良いわけでは無いからな) (そうですよね。では、その小屋に行って魔獣を自由にしましょう。ドワーフさんが、作ったのなら、解除も出来ますよね) (勿論出来る。わしの名は、ドワーフではない、アンドレと言う) (解りました、アンドレさん一緒に行きましょう) 


小屋のなかには4人の魔獣が居た。アンドレが、(直ぐに解除してやるからな) と輪っかを外した。

自由になった魔獣は、大きく伸びをして、多分頭を下げたんだと思う、ペコリとした。

小屋のおじさんが、(お前達は魔獣に何をした〜)

(おじさん、魔獣は道具じゃないよ。だから離してあげたんだよ) (なんだと〜どうやって、あー、アンドレか貴様裏切ったな) (嘘をついてたのはお前だろうが〜〜。) と、アンドレがおじさんを殴った。一発で倒れた。俺達は、その場を離れた。また、警察署に連れて行かれたらやだからな。


北の外れの家に戻る途中で、ハルに会った。

(ここの花をハルが世話してるの?) (そうなんですよ。時々、涼真をお見かけしてましたよ) (そうなんだ。良かったらこれからご飯を食べに家に寄らない?) (お邪魔してもよろしいんですか?嬉しいです。では、後で伺いますね)


御飯の用意をした。今日は、しゃぶしゃぶ。良いお肉を狩ってくれたからな。

暫くして、ハルが来た。アンドレもやって来た。

カグラとカーサが突然やって来た。カグラが、(お邪魔だったかな〜。カーサ出直すかな。) (カグラ、何か用事があったんじゃないの?) (いや〜、息子のジンタが国王になったし、娘のミナミは他国に嫁に行ってしまったから、わしらはする事がなくなってな、涼真の所で厄介になろうかと思って来たんだが) (大歓迎だよ。今から、みんなでご飯食べる所だったんだ。一緒に食べよう!寝床も有るから、遠慮すること無いよ) ギャオス達も嬉しそうだった。賑やかになりそうだな。


ギャオス達が、狩りに行って解体して、川で魚を獲ったりと、月日は流れて行った。

(もうそろそろ俺も、お迎えが来るから、ギャオス達の獣魔契約を解除しょうかな) ギャオスが、(何でだ、わし達はおぬしと共に逝くぞ) (ギャオス達は、まだまだ寿命があるでしょ、まだまだ楽しい事が待ってるよ) (わし達は、おぬし程の主はもう出会わぬし、もう行く所も無い。共に逝かせてくれ) 嬉しい事を言ってくれるけど、本当に良いのかな〜。


獣魔達と丸くなって一緒に寝ていたら、カグラが、(わし達も一緒に寝よう) と言って、カグラとカーサが加わった。深い眠りに付いた。

沢山の夢を見た、ゲームの世界に突き落とされて、クマのカグラに会って、ギャオス達と獣魔契約して、沢山の冒険をした。楽しかったな〜。最初はどうなるかと思ったけど、何とかなるもんだな。みんなに助けられたよ。ありがとう!感謝してる。


いつの間にかまた、雲の上に居た。天の神様に、良い人生を送られましたね。あなたのお仲間も一緒ですよ。次も良い人生であります様に、行ってらっしゃい。

突き落とされなかった。空高く上がって行く様な感覚だった。周りには、ギャオス達もカグラもカーサも居た。

何処に行くのかは解らないけど、みんな一緒なら心強いな。

空から、みんなにまた、会おう!と叫んだ。


                   完



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