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世界の管理者たちにために  作者: 弥生やこ
世界の管理者たちのために
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第八話

渋谷に到着した三人、百合が迷子になり慌てる二人。不審な男が百合に近づく、アイリーンは百合を見つけ男に気づかず突き飛ばした。どうやら、百合と輝は??の正体を知っているようだ。そして、一日目の撮影が終わり??が誰なのかがわかる。

サングラスを外した??。百合と輝はアイリーンが目の前の男の正体がわかったと思った。

アイリーン「・・・?」

どうやら、アイリーンはわからなかったらしい。

百合「あれ?これ誰だかわかってないよね」

輝「うん」真顔で言った。

アイリーン「(え?この不審者 じゃなくて、このオシャレな男があの時の男の子!)名前なんだっけ?」

アイリーンは昔助けた男の子は思い出したが名前が思い出せないでいた。??は強くショックを受けた。

??「名前言ったらわかるよね!?“四月一日千草(チグサ)”珍しい苗字だからあんまり忘れないはずだったはずなんだけど!」

百合&輝(焦りすぎて、日本語おかしくなってる)

アイリーン「ワタヌキ?そんな苗字の子いたかな?合気道教室に」

百合&輝&千草「えっ」三人は顔を見合わせて言った。

百合「いや、合気道教室行った時生徒の名前が教室の中にあったって、その日のうちに話に来たでしょ!」

アイリーン「確かに名前は書いてあったよ。でもその頃、まだ難しい漢字読めなかったし、でもその頃生徒の苗字にワタの漢字なかったよ!?」

三人はますますどう言うことかわからなくなり、頭を抱えてしまった。その時、輝がメモ帳とペンをポケットから出しアイリーンに渡した。

アイリーン(?)

輝「お前、試しに今思ってるワタの漢字書いてみろ」

アイリーン「わかった」

アイリーンは輝からメモ帳とペンをもらい漢字を書いて、三人に見せた。

アイリーン「はい、書けた」

そこには綿(ワタ)と書いてあった。

百合&千草「そう言うことか!」

アイリーン「えっ?どう言うこと?綿の漢字変?」

輝「違う」

輝はメモ帳に四月一日と書いて、アイリーンに見せた。

アイリーン「何これ?日付?」

百合「違うよ、四月一日って書いてワタヌキって読むの」

アイリーン「え!これシガツツイタチって読むんじゃないの!?」

千草「さっきも言ったけど四月一日ってあまりない苗字なんだ」

アイリーン「そうなんだ……一彩からはよくある苗字しか教えてもらってなかったなそういえば」アイリーンは納得した。

輝「じゃ〜お前、名前なんて呼んでたんだ?」

アイリーン「道場の中ではみんな下の名前やあだ名で呼び合ってたし。その時はたまに行く程度だったから先生の名前を覚えておけばいいやって思ってた」

百合「最初名前の漢字見て、なんて書いてあるんだろうって思わなかったの?」

アイリーン「もちろん、なんて書いてあるのかって思ったよ……」なんだか恥ずかしそうに言うアイリーン。

輝「なんて読んだんだ」

千草「確かに気になるな〜なんて読んだの?」

三人はアイリーンに興味津々に聞いた。

アイリーン「よ……よんつきいちひ」アイリーンは目を逸らしながら恥ずかしそうに声を振るわせながら言った。

輝「ま、まじか!!そのまますぎるだろ!!ちなみに下の名前はなんて読んだんだよ」

アイリーン「せんくさ……」

輝はツボに入って笑いが止まらなくなり、アイリーンは恥ずかしさのあまり顔を両手で覆い小さく叫んだ。

アイリーン「わぁぁぁぁ」

百合(輝うるさ)

千草(かわいいなぁ〜)

輝の声をうるさく思う人とアイリーンの恥ずかしそうにする姿が可愛いと感じる人に分かれていた。


《なんやかんや落ち着いた》


百合「二人が騒いでみんな二人のこと見てたよ」

アイリーン「すみません。」

千草「安心して、一番迷惑だったのは輝だからアリーは気にしないで」

アイリーン「ありがとうだけど、アリーって何?」

千草「なんか、子供の頃以来でアイリーンって呼びずらいからアリーにした」

百合「あっいいね!アリー 私も今からそれにする」

アイリーン「まぁ〜別に好きに呼んでよ」

三人の後ろ辛そうな表情で頑張ってついてきている輝、笑いすぎのせいでアイリーンから腹パンをくらってしまい、反省しながらついていく。

輝「ごめん……ちょっと待って、痛くてもう無理……」

途中から輝は千草におぶってもらいながら移動した。

百合「でもどうする、輝おぶったままカフェはいる?」

アイリーンと千草は少し考え

千草「流石に静かなカフェに人一人おぶったままはやめた方がいい気がする。」

アイリーン「カフェは明日にして、今日はどうする?」

千草「この辺に美味しいもんじゃのお店があるから、そこならお酒も出しているから輝を酔っ払いのふりさせながら入れるはず」


《入店》


四人は店に入り、個別の部屋へ通された。

店員「もんじゃはお客様の方で焼きますか?私どもが焼くこともできますが」

千草「自分たちでやります」

店員「わかりました。他に注文はありますか?」

百合「後、大根サラダとしじみの味噌汁を四つ」

アイリーン「あっ、それからフライドポテトの小ください」

店員「かしこまりました。」

千草「しじみの味噌汁四つもいる?」

百合「なんか前、お手伝いさんに疲労回復にいいって聞いたからみんな今日一日中撮影で疲れたでしょ」

アイリーン「百合優しい〜」

千草「輝に似なくてよかったね〜」

輝「おい!」(入店する少し前に起きた)

店員「お待たせしました。注文の品です。」

アイリーンと百合は目をキラキラさせながら、焼くのを待っている。千草は二人を見て

千草「焼いてみる?」

アイリーン「いいの!」

千草「いいよ〜、やり方教えるね。まず油を引いて具だけ鉄板に乗っけて細かく叩き切る。そして、ドーナツみたいな形に野菜で土台を作って野菜の下にあった生地を流してひたすら混ぜる」

百合&アイリーン「おぉぉぉぉ!!」

輝「うまそうだな〜」

百合「先に味噌汁飲んじゃいな」

味噌汁を輝の前に置き、もんじゃをチラチラと見ながら輝に話しかけた。

輝(そういえば、家じゃ一度ももんじゃなったことなかったな)

アイリーン「できた!」

輝「めっちゃうま!俺初めてもんじゃやった時、お好み焼きと同じだと思って全部そのまま鉄板に出した思い出ある」

百合「そうなんだー」棒読み

千草「ちなみになんで?」

輝「大阪出身の芸能人とのコラボ商品を作ることになった時、大阪といえば粉もんだろってことになって、

お好み焼きやたこ焼きを何個か焼くの手伝わされたんだ。だからもんじゃもお好み焼きも同じだと思い込んでた」

三人は飲み物を注文していないことに気がついて、全然聞いてなかった。

アイリーン「もんじゃ初めて食べたけどめっちゃ美味しい」

百合「東京ってやっぱり美味しいもの宝庫だよね」

千草「でも、体に悪いものも多いからそこは気おつけて」

アイリーン「詳しいね。私は合気道数ヶ月でやめちゃったからわかんないけど、いつから東京いるの?」

アイリーンはもんじゃを食べ進めながら話した。

千草「東京に住んではいないよ。今回は渋谷で仕事するってなって、飛行機で来た」

千草は現在、九州の宮崎県に住んでいる。だが、後何日かしたら東京に引っ越してくる予定だ。

千草は何かを思い出しリュックの中から何か出した。

千草「これ夜外で食べられなかったら、ホテルで食べようと思って買っといた、辛麺インスタントのやつ何個かあるからあげる〜」

百合&輝(辛さどのくらいだろう?)二人は辛いものが少し苦手である。

アイリーン「めっちゃ美味しそう!ラーメン大好きだからありがとう」

千草「よかった〜」(天使!)


《退店》


四人はその日泊まるホテルに着き、各自部屋へ向かった。

アイリーン(そういえば、ホテルに一人だけの部屋初めてだな。明日も早いから風呂入って歯磨こ〜)アイリーンはお風呂や歯磨きを終えパジャマに着替えた後、一人の楽しみに持ってきた、母親から暇な時に読みなさいと言われて持ってきた探偵ものの漫画や小説を読み始めた。アイリーンの名前は推理ものが好きな母親の影響である。そして、本人も推理ものが大好きである。

《数時間後》

アイリーン「やばい眠くなってきた。今何時?」

スマホを見るととっくに零時を過ぎていた。アイリーンは急いで眠りについた。

アイリーン(これ明日起きれるか?)












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