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世界の管理者たちにために  作者: 弥生やこ
世界の管理者たちのために
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第七話

なんとか百合の私服の件を解決して。渋谷へ行く電車で輝がカメラに関する仕事を選んだのかを聞いたアイリーン、輝の目的に驚きながらも東京の渋谷駅へと到着した。しかし、人混みへ百合が消えてしまった。

三人は電車を乗り換えて、渋谷へ向かう電車に乗っていたが東京へ電車が入った一瞬に人の圧で三人は離れた位置へと流されてしまった。輝は東京の満員電車に慣れているが二人は人の圧ですでに疲れてしまっていた。電車が渋谷駅に到着した瞬間、扉の近くにいた百合は外へ押し出されて二人と逸れてしまった。

アイリーン「どうしよう 百合が人混みへ消えていっちゃった」

輝「百合のやつ小柄だから見つけるにしても人が多すぎる」

二人は百合がいなくなってしまい、焦っている。そして、輝はポケットからスマホを出してどこかへ連絡をし始めた。アイリーンは周りを見渡したが見えるのは人の頭しかなかった。

アイリーン「渋谷の駅って怖い所だったの〜」

一方その頃、人混みに巻き込まれた百合はとっくに改札を抜けていた。

百合「あっぶな〜……みんな改札に向かうから抵抗できずに勢いで出ちゃった(とっさにICかざせてよかった・・・失敗したら、後ろから押されてゲートの上越える所だった)危うく無賃乗車になる所だった」

百合は迷子になってしまった、普通はその場でじっとする方がいいのだが人混みのことを思い出してしまい、人が少ない場所へ移動してしまった。しかし、いつもと違う格好をしているので、二人は気が付かずに通り過ぎてしまった。

百合(とにかく、今どこにいるか連絡しないと)

スマホを開くと電波のマークが小さくなっていた。

百合(なんでぇぇ!東京って電波いいんじゃないの?ビルとかいっぱいあるしスクランブル交差点なんて広告の映像永遠に流れてるでしょ!)

人が多すぎて電波が乱れていた。一方その頃、輝の方も電話が繋がらず駅から離れてしまっていた。

??(おそいな〜なんかあったのかな?)

百合(もうおしまいだぁ〜。昨日、アイリーンには人の圧やばいよっていったけどそれテレビの番組で見ただけなんだよ〜家と会社が一緒でほとんどなんでも売り出してるから休日とかは家で遊んでいたようなものだから実質陰キャだよ〜」百合は涙目になりながらどうしようか悩んでいた。

??(もしかして人が多いいから駅の外へ行った?なんかそんな気がするなぁ〜。俺の勘めっちゃ当たるからそんな気して来た。俺も駅出て連絡するか。ん?)

??は百合の方を見て近づいて行った。

??「すみません〜もしかしてなんだけど、君ゆりちゃ」

??が何を言おうとした瞬間アイリーンが??を押し除けて百合を抱きしめた。

アイリーン「百合ぃぃ!よかったいたぁぁぁ!輝と二人きりになんかさせないでよぉぉぉ〜」

アイリーンは百合を見つけた。

百合「わぁぁぁ!泣かないで鼻水出さないで」百合はアイリーンの鼻にハンカチを当てて、鼻水を拭いた。

百合「ほらチーンして」

アイリーン「うん、ありがと……」

百合(今の状況周りから見たら完全に真逆だよねこれ……)

アイリーン「ところでそこに倒れてる男は何?酔っ払い?」

百合「今さっき、あなたが片手で突き飛ばしたんだよ」

アイリーン「えっ?まじ?」

??「本当だよ」

??は自分の頭を手でさすりながら起き上がって言った。

アイリーン「すっすみませんでした。立てますか?」

アイリーンは手を差し出しながら謝罪をした。男は自力で立ち上がり、驚きの一言を言った。

??「好きな子に久しぶりに会えたんだしこのくらいあの時のより痛くないよ」

アイリーンと百合は目が点になり思わず声が出てしまった。

アイリーン「は?」

百合(もしかして!)

アイリーン「百合逃げるよ!この男やばい奴だ!自身を突き飛ばした相手を好きな子って言うのはやばい奴だ!東京怖い、思ってたのと違うところだった」

少しずつ後退りをするアイリーン、後退りの仕方が森の中でクマにあった時の対処法と同じだ。

百合(本能的に危険と判断してるのなんか面白いな)

逃げるその時、置いて来た輝が走って追いついて来た。

輝「おお〜い!アイリーンお前急に走り出すな忍者かと思った」

輝の声も聞こえず、逃げようと後ろを振り向いた瞬間輝がいて、びっくりしたはずみで??の方へ向かって走った。

??「えっこれは止めた方がいい?」

百合「いや止めて!その勢いじゃ壁にぶつかって、鼻血確実に出る!」

??はアイリーンを急いで受け止めて壁にぶつかる直前で止めた。

アイリーン「えっ?百合この不審者と知り合い?」

百合「不審者じゃないよ、帽子やサングラスのせいでわからなかったけどその人h」

輝「ごめん!多分今説明の流れなんだけど、時間がそろそろやばいので行くぞ!」

四人は撮影のためにスタジオに入った。

??「なんでアイリーンちゃん俺のこと気が付かないの?」

輝「そりゃそうだろ、身長やら顔は見えないやらで認識してくださいの方が難しいだろ」

??「なんか涙出てきた」

輝「後でちゃんと説明したら涙止まるぞ」真顔で言った。

仕事場の人「すみません急遽お願いしてしまい、三日間お願いします。」

早速仕事場の人は二人に仕事をお願いした。小道具の準備や水を運んだり主に物を運ぶ仕事を頼まれた。一日目の仕事が終わり、百合は疲れてしまった。

百合「疲れた〜」

輝「俺も上がりになったから夜ご飯食べに行くぞ」

アイリーン「じゃ〜ここのカフェ行きたい!」

??「いいね〜行こっか」

アイリーン「うぁ。不審者なぜここへ」

??「だから不審者じゃないってば、また涙出てきた」泣いている。

百合「アイリーンうちの会社の空手教室通ってたの覚えてる?」

アイリーン「うん?」

百合「その時、たまに隣の合気道教室にも通ってたでしょ」

アイリーン「まぁ〜。たまにだけど」(そういえば誰かいじめられていて、助けたことがあったな。あの子どうしてるかな〜)

百合「なんかわかったよでわかってない顔だな〜。(もしかして、天然なのか!)」

輝「アイリーン、合気道教室で誰か助けなかったか」

アイリーン「なんで知ってんの?まぁ助け?はしたけど」

百合「そういえば、どうやって助けたの?」

アイリーンは輝に近づき瞬きする間に寸止めの突きを披露し、ドヤ顔をした。

輝「なんで俺の前でやるの?俺に恨みでもある?」

アイリーン「目の前にやる相手がいないとなんかやっちゃいけない感じがして……」

後ろから笑う声が聞こえ、振り向くと??がサングラスを外し、言った。

??「その助けられた男の子が俺です!」

アイリーン「えっ?まじ……」

??「まじだ!」








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