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世界の管理者たちにために  作者: 弥生やこ
世界の管理者たちのために
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第十話

ホテルで死んでいたアイリーン、だがしかし血は辛麺の汁でただ寝ていたことがわかった。百合と輝は神宮へアイリーンと千草は映画を見に行き、10時にカフェで各々お土産を渡して二日目の撮影へ

二日目の撮影は午後の12時からになり四人は撮影現場へ二日目は特殊な撮影でとあるアニメの影響でレトロや和がモチーフな私服の撮影になった。百合とアイリーンは飲料水の用意やまたもや荷物を運んだり二日目も大変な1日になった。二日目の撮影が終わり四人は輝の運転で横浜へ行った。

輝「なんで横浜なんだ?」

アイリーン「東京来てから思い出したんだよ、輝が日本語を教える時に大量の日本のアニメを見せたことがあってその中に横浜が出てくるやつがあったことをな!」少しドヤった。

千草「横浜と言ったら赤レンガ倉庫とかだよね」

輝は運転をしながら思った。

輝(眠い)

輝は急遽バイトの子が来れなくなってしまった子の代わりに百合たちを説得したりバイト先に連絡したりで少し疲れてしまっていた。そして、百合たちを説得した時に輝は“なんでも好きなもの買って良い”と約束してしまったためお金の心配もしていた。

無事、横浜に着き四人は夜の海を背景に写真を撮った。そして、すぐに帰ることになった。

百合「なんで!今来たばかりじゃない!」

輝「ごめん、明日も早いし・・・俺も眠いし……」

百合は千草の方を向き尋ねた。

百合「千草運転できる?」真剣な顔で言った。

千草「できるよ!」笑顔で言った。

輝「ダメだ、千草の運転はすごく荒っぽい……(今千草の運転で帰ったら吐く)」

輝は撮影の連絡で千草と連絡を取りやっていた。帰りに輝が間違って酒を飲んでしまい運転ができなくなってしまい困っていたところを千草が運転できると言い。その言葉を信じて帰りの運転を頼んだのだがあまりにも荒く途中で吐いてしまった思い出がある。

そんな話を百合たちに話した。

百合&アイリーン(そんなに……)

アイリーン「明日、電車で回るよ……」

百合「輝も大変だったんだね……」

二人は暗い顔で輝の肩に手を置き慰めるようにして言った。千草は海の方を向いていて、話は聞こえていなかった。

四人は車で来た道を戻った。


その日の海はやけに静かだったはずだ、魚たちが何かを感じ取ったように飛び上がり始めた、その日を境に人間以外の生物が何かに怯えるようなそんな行動が東京を中心に三日と言う数日間で世界中に広がった。

翌朝ニュースで魚類から始まり野生生物たちの異常行動が世界各国で報道された。魚は元々いた場所から適さない環境へ移動する個体が発見され野生生物は住宅地には出ないものの本来襲わないはずの生物同士が争っていることがわかった。


三日間の撮影が終わり三人は千草を空港まで見送るために空港に行った、三連休の最終日なのもあり空港は帰りの人で混んでいた。

千草「じゃ〜 またね〜」

千草は三人に手を振りながら三人と別れた。

百合は手を振りながら二人の方を見ると二人の姿は人混みに消えていた。百合は焦り周りを見渡した、人混みをうまくすり抜けながら二人を探している。百合が二人を探していると前からキャリーケースを引く若い男性がやって来た。その男性は茶色のスーツ姿で少しファンションが前の時代感があった、百合はその男性とぶつかり転んでしまった。男性が手を百合の方へ向けて言った。

男性「すみません」

百合が顔を上げると綺麗な銀髪と青い目を持つ男がいた、百合は男性の手を取り立ち上がってお礼を言った。

百合「すみません、ありがとうございます。」

遠くから輝の大きな声が聞こえた。百合が驚いて、後ろを振り向くと同時に静かに怒りが込み上げた。百合は男性にお礼を言い終わると声のする方へ走っていった。

男性「・・・まさか」

男性は百合が人混みに消えていった方を見ていた。

輝「百合ーゆーーりーゆりー……」

アイリーン「人混みでそんな大声出さないでよ周りの迷惑!」耳を押さえながら言った。

輝「お前も大きな声出すなみんな見てんぞ!」

アイリーン「はぁぁ!?」

なぜか途中から二人の言い争いが始まった。百合は二人を見つけ頬を引っ張り鬼のオーラを出しながら真顔で言った。

百合「黙れる?」

アイリーン&輝「はい。」

百合の一声で二人はジェットエンジンから深海くらいに落ち着いた。三人はその後、昨日の横浜まで観光に行き電車で茨城県まで帰って行った電車で帰って行いる時飛行機が電車の窓から見えた。夕陽に照らされながら百合は外を見ながら目を瞑った。輝は百合が寝ていることに気づき、三日間お疲れと言う代わりに髪を撫でた。寝ているはずの百合の顔は穏やかでどこか安心したような顔をしていた。


《飛行機内》

国際線の飛行機にキャリーケースを預け、夕陽に照らされながら窓側の席に座る人影が一つだけあった。機内の客室には人一人しかいなかった、席に座った人影は足を組み手を見ながら言った。

男性「こんなとこで見つかるなんて思わなかった。」

その顔は怒るでも悲しむでもなく、ただ真剣な顔で何も感情を抱いていないように見えた。男性は静かに目を閉じた。飛行機は時間になり飛んだ、赤やオレンジの太陽の光が男性の顔に少し当たっている。しかし、男性の顔は暗かった。








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