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世界の管理者たちにために  作者: 弥生やこ
世界の管理者たちのために
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第一話

日本の名家である五十嵐家の次女出る。“五十嵐百合”を助けるため古い本をを手掛かりに世界の管理者を探す物語。

襖の隙間から朝日の光が彼女の手に当たっていた。

彼女の名前は“五十嵐百合”

日本の名家五十嵐家の次女である。

百合は小柄ながらも長く黒い髪と黄色い瞳を持っていた。五十嵐家は代々黄色の目を持つものが生まれる。

百合には姉一人と兄が一人、弟が二人いる。

父は現当主でかなりの歳をとっているがいまだに二十歳後半と周りから言われる。なぜか五十嵐の人間は二十歳ごろから死ぬまで見た目が全くと言っていいほど変わらないのだ。

そして、百合は今年高校二年になる。だが見た目が小柄なのもあり中学生に間違えられている。

しかし、すごい美人である。


そんな百合が通っている高校“林音高校”、登校中後ろから誰かが抱きついてきた。

??「まってー!」

百合「わぁぁっ」

驚いて転びそうになるが咄嗟に引き戻され、その反動で頭が後ろに倒れて相手の顔をのぞいた。

そこには、綺麗な金髪と青空のような青色の瞳を持つ女の子がいた。彼女の名前は“稲本アイリーン”

母親が外国人で推理ものが好きで、アイリーンになったらしい。


ホームルームが終わり、一時間目が始まる前に隣のクラスからアイリーンが突然やって来た。

アイリーン「百合……地理のノート見せて!」

真顔で百合へノートのお願いをしにやって来た。

百合(またか〜)「いいけど」

百合はリュックからノートを出して、アイリーンに渡した。

アイリーンは両手を合わせて、拝むようにして感謝した。

アイリーン(涙目になりながら)「本当にありがとう」


一時間目が終わり、ノートを返しにアイリーンがやってきた。

アイリーン「本当にありがとう、地理の先生たまに前回の問題聞いてくるからノート無いの気づいた時、本当焦ったよ」

百合(不思議そうに)「でも、アイリーン地理得意じゃん」

アイリーン「前回寝不足で途中から字がミミズみたいになって解読できなくなっちゃって、夜にLINEしてたら止まらなくなっちゃって」

・・・・

百合は子供みたいに頬を膨らませて怒った

百合(む〜)

アイリーン「す……すみません」

百合が怒ったり拗ねた時はアイリーンはなんとか百合を宥めようとする。

アイリーン「そうだ!また、髪結ってあげる」

百合「本当!じゃー 今日学校終わったらうち来て」

アイリーン「いいよ」

アイリーンは心の中でホッと安心した。だが、目をキラキラさせて、どんな風にしてもらうかを考える百合の姿を見て少し笑ってしまった。

百合は目をキラキラさせながらアイリーンに言った。

百合「難しくてもいい?いい?」

自信満々に

アイリーン「もちろん!」

と言うと百合は小柄とは思えないほど高く何回も飛び跳ねた。その姿はおやつを欲しがる犬のように見えた。アイリーンはぽろっと口から犬ぽいなと言った。

百合「そう?」

アイリーン「うん、子犬ぽい」

《チャイムが鳴る音》

学校が終わり、アイリーンが百合をクラスまで迎えに来て帰ろうとした。だが百合はまだ帰らないと言った。アイリーンが不思議そうになぜかと言った。

百合は満面笑みで今日出された宿題を出した。

百合「宿題絶対家でやらないでしょ 今一緒にやろ」

アイリーン「帰ってからちゃんとやるから!絶対絶対に!」

真っ直ぐに百合の目を見てアイリーンは言う

笑顔で百合はアイリーンに言った。

百合「安心して、それを言うってことは絶対にやんないって言う意味だから」

アイリーンは涙目になりながらも椅子を引いて机に宿題を出して取り組んだ。最初は辛かったけれど、学校とゆうこともありなぜか集中できた。

一時間かけて宿題が終わり、机に倒れた。

アイリーン「疲れた〜」

百合「よく頑張った」

アイリーンは倒れた姿勢から肘を机について、手を頬に当てながら、言った。

アイリーン「集中できたのはいいけど、談笑もしたかった」

百合は少し下を向き微笑みながら、アイリーンに言った。

百合「話すのもいいけど、なることやった後の方がより楽しいんじゃ無い?」

顔を開けてアイリーンに笑いながら言う。

百合「まぁー 友達との時間を大切にするところが可愛い気がするけど」

教室の窓から少し風が吹いて、彼女たちの髪を優しく揺らしている。アイリーンは一瞬、天使を見たかと感じた。アイリーンは百合に笑顔で言った。

アイリーン「百合があの時話しかけてくれたから、人と話すの怖く無いって思えたんだよ」

百合は照れくさそうに良かったねと言った。

先生が通りがかり、二人にもう帰りなさいと言って通り過ぎた。二人は百合の家へ向かった。

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