表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

しいな ここみ様主催企画参加作品

事故なんですぅー


朝、身体を揺すられて目を開けた。


周りを見渡して昨晩何が起きたか理解する。


理解した僕はベランダの手すりを調べている、巨乳の鑑識官のお姉さんの胸に取りすがり泣き叫んだ。


昨晩、僕は自殺しようと失敬した母が病院で処方して貰っていた睡眠薬を飲み、ベランダの手すりにロープを縛り首に巻き付けた。


手すりに腰掛けてから、此の家に引っ越して来てから一度も見上げなかった夜空に目を向ける。


空一杯に星が瞬いていた。


星が瞬く満天の夜空を見ていたら自殺するのが馬鹿らしくなり、首に巻いたロープを外そうとしたんだけど、凄まじい眠気に襲われ落下。


藻掻く暇も与えられずに僕は寝入ってしまったんだ。


首を吊ったまま寝てしまいそのまま窒息死したんだろうな。


死ぬのを止めようと思ったのに……。


『だから自殺じゃなく、事故なんですぅー!』





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
首吊り状態で寝てたの??
 寿命なんてそんなモノですね。  まさに「生死を決めるのは天にあり」、です。
あーあ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ