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挙動不審の僕は人と人の繋がりを知らない。

作者: 七瀬








誰にでも、苦手意識があるモノだ!

苦手なモノへの新たな挑戦は、なかなか最初の一歩が出ない。

僕もまた、その一人なんだと思う。

僕は、“極度の人見知りで、ドを超すと挙動不審になる。”

不安定な精神は、周りの人へも迷惑をかける。

相手の目も見れず、宙に浮く目のやり場がなくなる。

相手からすれば、コイツは大丈夫なのか?

不安要素しかない僕を、最初のこの段階で切り落とすのだろう。

【コイツは、きっと役に立たない】




仕事でも、バイト先でも、どこでも僕はそうだ!

人の目を見れないでいる。

治すにも、緊張して余計に相手の目を見るどころか?

落ち着きもなくなる。

これが、人には分からない【病気】だとすれば、、、?

どれだけの人が、認めてくれるのか?

目に見える傷は、理解してくれる人もいるだろう。

でも? 何故か心の病気は、人は認知してくれない。

きっと、簡単に治せるモノとして見ているからだろうし。

それに日本人という国民一人一人に、心の病を人に知られることが

恥だと思っているように感じる。

勿論! 少しづつ、受け入れられてきてはいるのだろうが、、、。

まだまだ、全ての人に理解してもらうには程遠いのだろう。

見た目に分かりにくい、【心の病】

僕は誰と繋がり誰と繋がっていないのか?

自分を認めて、人にも認めてもらえる世界はいつ来るのか?

世の中には、人付き合いが上手な人と苦手な人がいる。

でも、ほとんどの人は人付き合いが上手な人と仲良くなろうとする。

僕みたいに、挙動不審の人間には人は近づかないのだ。

ましてや? こんな僕と誰も繋がりたいと思ったりしない。

そりゃそうだ! 僕だって僕が嫌いだからだ!

こんな奴、誰が相手をしてやるもんか!




だから、どんどん僕は臆病になっていく。

【怖い、怖いんだ!】

でも、誰とも繋がらない事の方がもっと怖い。

僕は一人で、ずっと居るのが怖いよ。

誰か! 僕に気づいてください!

ほんの少しでいい、足を止めて僕を見てください。

誰かに気づいてもらえれば、僕も変われるかもしれない。

いや? “変わりたいと僕が望んでるんだ!”

そのきっかけが欲しいだけなんです。 

誰もが、自分を変えたいと思い良くなりたいと望んでいる。

出来なかった事が、出来たら凄く嬉しい!

諦める事は、簡単な事だから。

そこでやめれば、終わってしまう。

でも? 自分を変えるには人の力が必要な時もある!

僕は、変わりたいんです。

変る事が出来たら? 他に僕のような人がいれば変れるきっかけを

僕が手助けできる。

これは! 【バトン】なんだと思う!

次に繋がるバトンを更に次の人に回していく。

きっと、変わる事ができれば、その人もまた次のバトンを渡す時が来る。

僕の挙動不審は、治ります。

でも、一人で治す事は出来ません。

どうか! あなたの力をお貸しください。そして、僕と繋がってください。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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