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041 僕は馬鹿だから

 ゾルネ村は騒然としていた。

 村の子供たちが大勢消えてしまったのだから無理もない。

 それも、状況から明らかに(かどわ)かしの(たぐ)いだ。


「おお、子供たちは、子供たちは無事なのでしょうか!?」


 この国で消えた人間は、基本的に死んだか、闇奴隷として売り払われたと見ていい。

 だからこそ村長はここまで悲痛な表情を浮かべているのだ。


 とはいえ、僕らは呑気なものだった。


「大丈夫ですわよ、イリスがついていますし」

「イリスなら余裕だろ」

「首席なら余裕」

「あのイリスさんですからね」


 そう、時折抜けているようにも見えるが、イリスは魔導騎士科の首席だ。

 まぐれでなれるものではないし、その実力はすでに十分すぎるほど見せてもらっている。


「状況から見て(さら)ったのはクリスタの兄さん、アルドネス伯爵だろうけど、まぁ逃げてくるくらいできるだろ」

「あら、ジミーらしくもない。お兄さまのところまで殴り込みませんの?」

「だから、学園の中で売られた喧嘩なら買うけど、さすがに外で、それも相手の所領で殴り込みは不味いっつの」


 それもそうだ、と納得しかけたとき、脳裏に何かが走った。

 何もなかったはずの場所に糸が繋がるような感覚。

 今まで消えていた電球に明かりが(とも)るような、たしかな何かを。


「あら?」

「どうされました、お嬢様?」

「いえ、これは、何かしら」


 遠くに、ここよりかなり遠くに何かが、誰かがいるのが分かる。

 遠すぎて距離はわからないけど、およその方角がはっきりと。

 いや、何かじゃない、これはイリスだ。

 理由はわからないけど、なんとなくイリスがあっちのほうに居る気がする。


「ねぇジェイド、わたくし、イリスが居る方向がなんとはなしにわかるのですけれど」

「は? どうしたクリスタ、仲の良いやつが消えてさすがのお前も錯乱したか?」

「ジミーには聞いておりませんわ、黙ってなさい」

「相変わらず俺の扱いひでえな!?」

「ん、家畜だし」

「ミゾレもひでーな!?」


 わめくジミーを放置して、ジェイドは何か思案するように顎に手を当てると「おおっ」と手をぽんっと打った。

 

「あれではないですか? お嬢様がイリスさんにお渡しした《隷属の首輪》。《拘束の首輪》にはありませんが、それより上位の首輪には奴隷の逃亡防止に《位置感知》の魔法が付与されていますので」

「「はぁ!?」」


 叫びが重なったのは僕とジミーだ。

 ミゾレはまだ理解していないらしく首をかしげている。


「クリスタおまえなんつーもん渡してんだよ!? 《隷属の首輪》ってご禁制」

「だからうるさいですわよジミー! そんなことよりジェイド、それはつまり、イリスがアレをつけたということですのね?」

「まぁ、お嬢様のイリスさんが居る方向がわかる、というのが間違いないのでしたらそうなりますね。あれはご当主さまがご用意されたお嬢様用のものなので、イリスさんがお持ちになった後所有者登録を変更していなければアレをつけた奴隷の主はお嬢様になりますし」


 おかしい、イリスは首輪をつけるのをあれだけ嫌がっていたのだ。

 それに僕が他の家畜に首輪をつけると言ったとき、慌てて僕へ返すのをやめたのだから、恐らくは僕以上にどんなものかもわかっているはず。


 一瞬アルドネスがイリスにつけたのではという最悪の想像が過ぎるけど、それはないだろう。

 彼はブリューナク家の魔導師だ。あの首輪の所有者登録を変更できない、なんてことはないはずだ。

 だって奴隷の管理はブリューナク家の仕事なのだから、


 つまり、イリスが自分からつけた可能性が高い。

 では、なんのために?


「その首輪をつけると、場所がわかるの?」

「左様です。もっともそれは所有者にしか伝わりませんが」

「つまり、イリスさんはピンチ?」

「居場所を知らせるためだけに首輪をつけたっていうなら、そうなるな……」

 

 あのイリスが、貴族に対してもまっすぐに意見を言い、その上で身分制度を理解しているイリスが自分を奴隷にしてでも居場所を知らせなければいけない状況。

 

 あの、魔導騎士科の首席がそこまで追い詰められる状況って。


「助けに行きますわよっ!」

「待てって、まずはロバート教官の報告して指示を仰いでからだ」


 はあ!? ジミーは何を悠長な事を言っているんだ?


「ミゾレ!」

「ごめん、行けない」

「ミゾレ?」


 ミゾレまで何を言い出す?

 この実地訓練の間、僕とミゾレはそこそこ仲良く慣れたと思っていた。それはミゾレとイリスの間も変わらないはず。

 なのに、助けにいけないとはどういうことだ。


「お嬢様、無理を言うのはお止めください」

「ジェイド……?」

「ジミーさまはグリエンド王国の貴族、ミゾレさんは国民ですらない外国からの入学生。どちらも現役の伯爵相手に楯突ける立場ではありません」

「魔導騎士科は身分を気にしないのではなかったの?」

「それは、学園の中だけ」


 魔導騎士科は実力こそ全てだ。

 けれど、それは狭い学園の中だけの話。

 一歩外を出れば、彼らは、僕らはただ少し強い力をもっただけの学生でしかない。


 それはわかる、わかるけど!


「まぁ待て、別に見捨てるってわけじゃない。ロバート教官なら公爵で騎士団長だし、学園も王立だ。そこの学生に手を出したならどんな理由であれ騎士団が踏み込む理由にはなる」

「だから、それまで待てと言いますのね?」

「大丈夫、イリスさんは、首席は強い」


 そうだろう、そうだろうとも。

 彼女は強い、僕なんかおよびもつかないほどに強い。


「わかりましたわ」

「お嬢様」

「少し、外で頭を冷やしてきます」

「悪いなクリスタ」

「かまいませんわ、それぞれ立場がありますものね」


 僕はそれだけいって村長の家を出る。

 頭を冷やす、それは間違いじゃない。沸騰した頭ではうっかりミスをするかもしれない。

 まずは装備を確認しよう。


 愛用の《肉を切り刻むもの(ミートチョッパー)》、それ用の魔石がいくつか。イリスからもらった《魔力流出防止の手袋》に、ジェイドから渡されたブリューナク家だと示す《紋章展開機》。

 それと滅多に使わないけど一応持ってきた魔道騎士科揃いの《鋼鉄の剣》。


 これだけだと、少し足りないか。


 魔導騎士科用に用意された宿の一室へ向かう。

 ゾルネ村は商人が買い付けにくる関係上、こうした施設はあった。

 もっとも素泊まりの簡素な、部屋はありますよってくらいのものだけど。


 部屋は男女別に用意されていたので、温泉に入る前に荷物は置いていたはずだ。

 たしか、こっちかな。僕は男部屋の扉をあけようとして、鍵が掛かっていたので扉に剣を突き刺す。

 すると木製の扉はあっけなく穴があいたので、手をつっこんで内側から鍵をはずした。


 うん、滅多に使わないと思っていた鋼鉄の剣が早速役に立った。


 時間も無いのでさっさとジミーとジェイドの荷物を漁る。

 えーと低位の《ポーション》が2つに同じく低位の《マジックポーション》がひとつか。

 彼らは僕みたいに魚のエサなんか買っていないので、まっとうな道具を買っていてくれた。

 

 《マジックポーション》は僕には使い道がないけれど、イリスと合流した時使うことになるかもしれないので盗っておく。

 

 ジェイドの荷物の中に見慣れない、けれど最近みたような気がするモノを一つ見つける。

 よし、ついでだからコレも貰っていこう。


 うん、大丈夫だ。僕の頭は冴えている。

 そうとも、しっかりと冷え切っている。

 クールにいこう。

 囚われのお姫様を助けるなんて柄じゃないけれど、女騎士を誘拐するのは悪役令嬢らしいだろう?





 荷物をまとめ、森の入り口へ向かう。

 イリスの反応はこのもっともっと向こう側だ。どれだけ時間がかかるわからないけれど、急いで行ってさっさと助けてしまおう。


 そうして一歩を踏み出した僕を、呼び止める声があった。


「お嬢様、どこへ行こうというのですか?」

「あらジェイド? 言ったじゃありませんの、お散歩ですわ」

「見捨てるべきです」

「ジェイド……」


 どうやら僕の魂胆は見抜かれているらしい。

 まぁ、この格好で散歩なんていっても信じてはもらえないだろうけど。

 僕だって信じない。


「学園での瑣事(さじ)とは違います。アルドネスさまがここまで大掛かりに仕掛けてきた以上、彼はお嬢様と、いえ、貴方と完全に事を構えるつもりです」

「だからなんですの? ちょっとお兄さまと兄弟喧嘩をしてくるだけですわ」


 そんな軽い言葉を吐く僕を、ジェイドは強く、(いさ)めるように声をあげる。


「クリスタさま、ここは学園ではないのですよ。彼は貴方と違い現役の伯爵です。ここで貴方が逆らえば、彼は貴方の正体を白日の下にさらすでしょう。男であることも、侯爵家であるにも関わらず、魔法を使えない、何の力も無い存在であることを。そうなれば、ご当主さまがどう出るかもわからない。世間に全てが明かされれば、今度は幽閉では済まないかもしれない」


「ジェイド、貴方」

「貴方は他の侯爵家とは違います。ただ平民を虐げて、奴隷を弄ぶだけの他の奴隷推進派の貴族とは違う。だから私は、いや、俺はこんなところでお前にっ」


 それはジェイドらしからぬ乱暴な言葉使いだった。

 そういえば以前、彼の目を潜り抜けて買い物へ出かけたときもこんな言葉使いだったから、こっちが素なのかもしれない。

 

 僕は言ってはいけない言葉を告げようとするジェイドの口に、人差し指をあてて黙らせる。

 感情的になってくれたことが嬉しくて。

 学園へ来るまでの一ヶ月、僕に色々と教えてくれた彼は僕をつまらない、お爺さまの人形としか見ていなかったはずなのに。

 いや、あの学園へ向かう馬車の中。学園の門を潜り、イリスと出会ったあの時まで、確かにそうであったはずなのに。


 いまはそう、友人を助けようとするかのように叫ぶ彼を、僕も助けたいと思った。


「それ以上はいけませんわ。どこに誰の耳があるかわかりませんのよ?」


 ただの付き人が僕の味方だと宣言すれば、それは普通に従者の言葉だろう。

 けど彼は僕の監視役なのだ。

 それがお爺さまの耳に入れば彼は僕の監視役を降ろされるかもしれない。

 それは仕事の失敗を意味し、役立たずをお爺さまがどうするかなんて、考えるまでも無い。

 僕の見張りがジェイドだけとは限らない。

 ジェイドが僕へあの目玉を貼り付けていたように、お爺さまも何か用意していると考えるのが自然だろう。


「だがっ」

「……僕はね、あそこで終わっているはずだったんだ」

「なに?」


 少し悩んで、やれやれと頭を振る。

 ジェイドのらしくない暴走にか、これから言おうとする自分の言葉にか、自分自身でわかっていないけど。

 でも、言いたくなったから、僕も久しぶりに言葉使いを戻して語る。


「友達がさ、助けてくれたんだよ。たくさんの友達を助けて、家族とたくさん出かけて、でも、僕はベッドでじっとしているべきだったんだ。身体が弱くてね。すぐ風邪をひいて寝込むから、外を走り回ったりなんて本当はしちゃいけなかったんだけど」

「何を言ってる?」


 何の話かわからないだろう。

 僕ははずっと幽閉されていた。

 友達なんていなかったし、家族と出かけるなんてなかった。

 外を走るどころか、屋敷から出ることすら疎まれていたのだから。


 だけどこれは嘘じゃない。

 僕が僕であるから、クリスタ(春風)ブリューナク()だからこそ言える言葉を紡ぐ。


「でね、そんな身体でもどうせ長生きできないだろうからって、開き直って走りまくってたんだ。お母さん(・・・・・)お父さん(・・・・)も本当なら止めるべきだろうに、どうせ長くないって分かってて、諦めてて」


 優しい両親だった。

 ケンカをしたこともある。普通の子供なら学費とか、生活費だけなのに、僕は医療費とか結構かかるから、そんな時にはポロっとなんでまだ生きてるんだって言われたこともあるけど。その後はいつも、泣きながら本気で謝ってくれた。

 心の弱い、だけどとっても優しい、そんな普通の両親だった。


「でね、ついにガタが来た。毎日熱が出て、勉強にも身が入らなくて。最後の最後で、あぁもう駄目なんだなって分かってさ。人恋しくなったけど、両親は仕事で、友達はみんな冬休みで田舎に帰ってたり、旅行にいってたりして地元にいなくてさ」


 住んでいたのは都心だった。

 でも、都心の子供の親って田舎から仕事できて、腰を落ち着けた人が多いから。

 長期休暇ではそれぞれの故郷に帰ることが多いんだ。

 だからあの日僕はお地蔵さまに会いたくて、いつものように、なんでもない日のように川辺へ向かった。

 

 これは悲しい思い出なんかじゃ決して無い。

 今生に到るために終わりを告げた、そのはずだったのに、まだ続いている僕の立脚点だから。

 大事な宝物を撫でるように、ゆっくりと続きを話す。


「だけど、たったひとり会えた友達がね、僕に続きをくれたんだよ。もう友達を助けられない僕に、家族と出かけることもできなかったはずの僕に、大人になることもなく消えるはずだった僕に、続きをくれたんだ」

「……そいつは、なんでお前を助けてくれたんだ? お前が助けてやったからか?」


 理解できていないはずなのに、ミゾレあたりなら「訳が分からない」って言いそうなのに、ジェイドはそうやって僕に合わせてくれた。

 けれど僕は、思わず苦笑して。


「僕への恩返しもあるけど、自分が世界一美しいって認めさせたかったらしい」

「は?」


 一瞬で真面目な空気がぶち壊しになった気がする。

 でも仕方ないじゃないか、本当にそう言われたんだからさ。

 文句はいつか、お地蔵さまに言ってくれ。


「あいつが助けてくれたのはね。馬鹿で、人と関わるのが大好きで、助けるのも大好きな大馬鹿だったんだ。自分がどうなろうと、やりたい事をやる、そういう馬鹿。……だからねジェイド」


 そうだ、僕は病弱だった。無理をしたら寿命を縮めると知っていた。

 だけどみんなみたいに元気に走りたかった、友達や家族と遊びたかった。

 死にたかったんじゃない。むしろ、何も残さず死にたくなかったんだ。

 

 間違っていた、とは思わない。

 最後の瞬間のお地蔵さまみたいに、多くの人が僕の死を悲しんでくれただろう。

 それだけじゃなく、思い出として、大事ななにかを残して来れただろう。

 お地蔵さまが僕を転生させてくれたのは、やりたい事を文字通り一生懸命にやりきった、そんな僕のたしかな成果だ。


 だからねジェイド……。


「僕は生き方を曲げるわけにはいかないんだ」

「お前は」

「たとえどれだけ他人に蔑まれようと、どれだけ他人に見下されようと、どれだけ多くの人に悪役(・・)だと思われても良いけれど。友達を見捨てるような悪党(・・)にだけは、なるわけにはいかないんだよ」


 お地蔵さまのためにも、なにより僕が僕であるために。

 他の何を捨てたとしても、これだけは決して譲れないんだ。


「悪いが、お前が何を言っているのか理解できない」

「そうだろうね、僕は馬鹿だから説明が下手なんだ」


 言いたい放題言い切って、勝手に満足した僕は彼を置き去りに、あの娘の下へ歩き出す。


 アルドネスは強い。

 魔導師は手加減が下手な職業だ。

 簡単に手加減ができるなら、ヴォイドレックスの狩りでイリスも攻性魔法を使っただろう。

 だから格下を無傷で捕らえるには、拘束魔法のようなものを使うことになる。

 

 今回は学園の時とは状況が違う。アルドネスが僕を殺す気で魔法を使って来たら、僕は助からないかもしれない。

 そしてここには、転生させてくれるお地蔵さまはいない。


 だからだろうか、彼にこんな話をしてしまったのは。

 この世界でも、誰か一人くらい、本当の僕を知っていてほしかったから。


「待てよ」

「もう行くよ。ばいばい、ジェイド」

「次元魚が目的地へたどり着く条件を知ってるか?」

「え?」


 訳が分からなくて、思わず振り返る。

 次元魚は目的地を知らないと使えないと、ジェイド自身が言っていた。

 だからこそ、彼はこのゾルネ村への移動にあの魚を使わなかったのだから。


「それはな、召喚者と、移動者のどちらかが目的地を知っていることなんだよ。――《召喚(サモン)次元魚ディメンションフィッシュ》!」」

「ジェイ――――」


 ジェイドが小ぶりな肉を放り投げる。

 それはヴォイドレックスから剥ぎ取った肉の残りだった。

 省略詠唱によって魔法陣が展開され、最早見慣れた巨大魚が現れる。


「行ってらっしゃいませ、お嬢様」


 その言葉を耳にしながら、僕は次元魚に飲み込まれた。





 これが将来”屠殺令嬢”と恐れられるようになる侯爵家の三男と、”屠殺令嬢の番犬”と呼ばれる事になるその付き人が、初めて本音を交わした瞬間だった。

たまには熱血したかったんです……(/ω・\)チラッ

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