016 それいけマシュマロゴレム 前編
今回はクラスメイトの発言が多いので文字数多目です。
白い玉に同色の扁平な足がふたつ付いただけのゴーレムが、群れを成して歩いている。
その背は1mにも満たず、その軽さから足音すらたたない。無理矢理擬音をつけるならポフポフとかだ。決してドシンドシンではない。
迎え撃っているのは学園が誇る精鋭、魔導騎士科のクラスメイトたち。
その一人が先頭の一体を剣できりつけると、あっさりと切り裂かれ、中から赤いものがぶちまけられた。
倒れたゴーレムにマジックで描かれたAAのショボーンな感じの顔が斬った彼をみつめている……ように見える。
『マシュマロゴレムの願いはひとつ~♪』
『逝きたくない♪ 逝きたくない♪』
意思を持たないはずの下位ゴーレムたちが、何故か歌い始める。
何度も聞かされたそれに、優秀であるはずのクラスメイトたちはついに叫び始めた。
「違う、違うんだ! 俺はこんな事をするために学園に入ったんじゃ!」
「落ち着け! こいつはゴーレム、ゴーレムなんだ。……おい、やめろ、そんな顔で見るな! 訓練、訓練だから仕方ないんだ!」
「やだ、死んだ子と目があった。わたしもう撃てない……」
「落ち着きなさい、あれは目じゃなくてただの絵よ! 絵、そう、絵なのよ! うぅぅ!」
「ぎゃああああ! 血が、血がどばああって、どばああって!」
「なんだこれ、ジャム!? どこの馬鹿だマシュマロゴレムにジャムなんて詰めたの! 悪趣味だぞ!」
『逝きたくない♪ 逝きたくない♪』
「「「「だったら来るなああああああああああ!!!」」」」
うわぁ、大惨事だ。
軽いお茶目のつもりだったのに、どうしてこうなった。
いまはお昼を過ぎて5時限目、ゴーレムにより戦闘訓練中だ。
話は僕がトイレの太郎くんを演じ、この授業に遅刻して駆け込んだ時まで遡る。
「間に合いましたわね!」
「なに堂々と誤魔化してんだ。遅刻だ遅刻!」
僕の頭に容赦のないげんこつが叩き込まれた。とはいえ手加減はしてくれたのだろう、彼が本気なら僕の頭はたぶん砕けている。
でも、痛いものは痛い。
「ぐふ、ロバート教官」
「残念だったな、俺は侯爵家だろうと容赦はしないぞ」
知っている。
というか公爵である彼には侯爵家、それもまだ位を正式に受け継いでいない令嬢に遠慮する理由がない。
この国の身分制度は厳格だ。
だからこそ僕が頭のおかしい悪役令嬢を演じていても命の危険にさらされない。
「まあいい、次からは気を付けるように」
「申し訳ありませんでしたわ」
僕の謝罪にイリスとジェイドが目を見開いている。
口にしていないだけで驚愕を表現しているのは中々やる。
「クリスタさまが謝った」
と思ったらイリスが声にした。
いや、気持ちは分かるが違うのだ。クリスタ=ブリューナクは悪いことをしたらきちんと謝れるこである。ただし普段は悪いことをしたと微塵も思っていない、という設定なので謝らないだけで。
本当に我ながらひどい設定なのでいつかみんなには謝りたいと思う。諸悪の根元であるお爺様をぶん殴ってから。
「さて、改めて説明するが今日は午後の二時間を使って簡単な実戦訓練をしてもらう」
「教官、その訓練、来週じゃ?」
クラスメイトのひとり、エルフらしき女の子が質問する。
淡々とした口調はたぶん単語を確認しながら話しているからだろう。グリエンド王国には元々は人しか住んでいないし、周辺諸国にもエルフの国はないはずだから、彼女の母国は遠く、言葉も別だ。
わざわざグリエンドにくるとは物好きだと思いつつ話を聞く。
「ああ、来週は校外演習で魔獣狩りをしてもらう。今回はその為の事前学習みたいなもんだな。いまからこいつらと戦ってもらう」
ロバートの指示で5m四方ほどの檻が運ばれてきた。中には白いまんじゅうみたいなのかぎっしりつまっている。
檻の一面が音をたてて倒れ、まんじゅうが転がり落ちてきて立ち上がる。
そう、そのまんじゅうには足があった。
見た目をわかりやすく伝えるなら腕のない真っ白なカー○ィだ。顔もない。
「マシュマロゴレム?」
エルフの女の子がまんじゅうの名前を言う。
「そうだ、こいつらなら安全だからな」
「うん、雑魚」
二人の会話を聞きつつ、こっそりとイリスに問いかける。
「あれ、なんですの? イリスは知ってまして?」
「あ、はい。マシュマロゴレムといって、下位、いえ、最下位のゴーレムです。素材はマシュマロワームという魔獣の肉と屑魔石で、ゴーレム系の魔法の初歩ですよ」
まずい、初歩ということは知っていないとおかしいか?
「そうでしたの、わたくしゴーレムにはあまり興味がなくて」
嘘です、ゴーレムとか格好いいと思います。あれはかわいい系だけど。
「わたしもあまり。その、使役系は元手がかかるので」
使役系。
召喚やゴーレム操作、アンデッドの支配など自分以外の存在を配下にする魔法の俗称だ。基本的に自分の魔力以外の触媒が必要になるのでお金がかかる。
召喚なら召喚対象への報酬、ゴーレムなら素材、アンデッドは場合によるがそのふたつともが必要になる。
つまり、お金がかかる。
たしかに平民のイリスではつらい魔法だ。
「わたくし、配下なら家畜で間に合ってますもの」
「あ、あはは」
若干ひきつった笑いのイリスにマシュマロゴレムについて簡単に聞いたところ、動くだけしかできないゴーレムらしい。
肉体はやわらかく、ゴーレムの長所である強度がない。
代わりに魔法耐性が少しあり、弱い魔法なら耐えられる。
が、その見た目通り攻撃能力は皆無で、全力で体当たりされても痛くないらしい。
僕はそもそも魔法が使えないので魔法の系統とか有名な魔物なんかは勉強したけど、個別の魔法はちゃんと調べていない。だからマシュマロゴレムの事は初めて知った。
「お前らがこの学園にきて二ヶ月。元々最低限のことはできるから魔導騎士科に入れたわけだが、ほとんどのやつは人間相手の訓練しか積んでいないだろう」
ほとんどの例外は冒険者や傭兵の経験がある生徒だろう。
ジェイドも冒険者の資格をもっている。結構高位だったはずだ。
「下位の魔物や魔獣相手なら今のお前らでも戦えるだろうが、それにはひとつ問題がある。ジミー、何かわかるか?」
「あー、身長、体格差ですかね」
「そうだ。下位の魔物や魔獣には小柄な、背の低いものが多い。無論高位にも小柄なものはいるが、とにかく人間よりも狙うべき場所がかなり低くなる。そうした相手への訓練にこいつらは最適だ」
たしかに目の前へ剣を振るのと足下にとではまったく違うだろう。軽く振るならともかく、魔導騎士が相手にするのは戦う力を持った存在だ。雑草を切り払うのとは訳が違う。
「魔法はダメ?」
重ねてエルフの女の子が問う。
参ったな、考えてみたら自己紹介をしていないからみんなの名前がわからない。
幸いクラスメイトは僕を含めても15人と少ないから、早めに聞いて覚えておこう。
「いや、こいつらは雑魚だが魔法への耐性がある。それを承知でなら使っても構わない。ただし、周囲を巻き込む魔法や度が過ぎた高位魔法は禁止だ。お前らのなかには使えるものも多いだろうが今回は諦めろ」
それにエルフさん含め何人かのクラスメイトが残念そうにする。
この歳で高位魔法使えるとか魔導騎士科怖い。
「では三人一組で班つくるように」
それを聞いた瞬間、僕はイリスとジェイドの首根っこをひっつかんだ。
「きゃっ」
「ぐえっ」
あ、やべ、ジェイドの首がしまった。
「なにしやが、突然何をなさるのですかお嬢様」
うん、ジェイドって実はジミーとかニック並に荒いよね。侯爵家に仕えてるから演技してるのかな、親近感沸くわ。
「いいこと? 勝手に班を作れというのは教師からしたら楽ですけれど、無理矢理仲良くもない相手と組まされる残り組は悲惨ですのよ」
一番悲惨なのは先生と組まされるパターンだ。
はーいみんなー、二人組作ってーというやつである。
これが普通の剣士、魔法使い、斥候なんかの入り乱れたファンタジーならロバートもこんな分け方しなかったと思う。
しかしここには剣も魔法も並以上の魔導騎士しかいない。見習いとはいえ剣が下手とか魔法が使えないやつはいないのだから、誰が組んでも問題ない。
僕以外は。
誤魔化したとはいえ魔法が使えない僕が事情を知るジェイドと、なんだかんだ親しくなりつつあるイリス以外と組むのは危険すぎる。
「お嬢様に人見知りをするような繊細な心があったとは意外ですね」
違う、そうじゃない。
お前は一番よくわかってるだろう!
「クリスタさま、可愛いのは見た目だけじゃなかったんですね。さっきは男の子みたいなんて言ってごめんなさい」
謝らないで!
というかさらっとイリスもキツイ事を言う。
「あなたたちねぇ」
「おいブリューナク、お前はこっちだ」
「なんですの?」
せめて一言言い返そうとしたところをロバートに遮られる。
「お前は遅刻の罰としてマシュマロゴレムの管理だ。あの檻以外にもたくさん用意しててな。あっちに積んであるから適宜新しいのを出してくれ」
「え、まぁ、構いませんけれど。適宜というのは? 普通に戦うわけではありませんの?」
「これは魔獣狩りの訓練だからな。敵の増援が来ることなんかもよくある。その再現だな。一定のタイミングで出すと慣れちまうからそこは任せる」
ただし最初に全部出すとかはやめろよと告げて立ち去ろうとするロバート。
その背中に慌てて声をかけた。
「わたくしはともかく組むことにしたお二人はどうしますの」
「イリスとジェイドはそいつと組んだのが運の尽きと思って手伝ってやれ」
「ちょっと!」
そうして本当に他のクラスメイトたちへと向かい歩き去るロバート。
残されたのは僕たち三人。
僕とジェイドは別にいい、この学園にいるのは魔導騎士になるのが目的ではないからだ。
けれどイリスは違う。
彼女は平民の身で魔導騎士科に入っている。並大抵の努力ではなかっただろうし、目標もあるだろう。
そんな彼女の貴重な授業の時間を、僕が巻き込んだせいで潰してしまった。
「その、イリス。申し訳ありませんわね」
「「えっ」」
「あなたたち、なんでわたくしが謝るとドラゴンでも見たような反応をしますの」
「あう、ごめんなさい。でも気にしないでください。軍に入れば事前の準備をすることも多いと思いますし、こうした準備だって訓練の内ですから!」
うぅ、イリスはええこや。
「そう、ありがとう。今度とびきりのエサを用意しますわね」
「だからペット扱いしないでください。そっちの方がひどいです」
「ボール遊びのほうがよかったかしら」
「違います!」
イリスに感謝しつつマシュマロゴレムたちを整列させる。
簡単な指示はジェイドが出せるとのことだったので、僕とイリスは喜んで彼に任せた。
ある程度たって第一陣がクラスメイトたちに倒されたところで次を出す。
けど、これ本当に暇だ。
みんなは剣を振るい、魔法を放ち楽しそうだけど、こっちはゴーレムを整列させて送り込むだけ。
始めこそは見なれないゴーレムと名前の通りマシュマロのような触感を楽しんでいたけど、もう飽きた。
マシュマロゴレムを一体持ち上げて、その真っ白な顔だか体だかを眺めていると、懐かしい気持ちを思い出す。
そう、これは教科書に載っている歴史の偉人に落書きしたときの感情だ。
そっとペンを取り出す。
この国がどういう発展をしてるのか未だに謎だけど、見た目マジックのようなペンだ。書き味もよく似ている。
マシュマロゴレムのその白い肌を黒いそれで汚していく。
「クリスタさま、次のゴーレムを。クリスタさま? 何してるんですが」
「いえ、暇でしたからつい」
ショボーン顔と、ほっぺたに丸を描いたマシュマロゴレムをイリスに見せる。
彼女は一瞬固まったあと、ぽつりと呟いた。
「可愛い……」
「あら、わかりますの?」
「はい、すっごく可愛いですクリスタさま! シンプルですけど特徴的で、絵お上手なんですね」
僕が考えた訳じゃないけどね。
偉大なのはかつてネットの海を席巻していたAA職人の皆様である。
「よろしければ描きかたを教えますわよ?」
「ほんとですか!?」
「ええ、まずはこう」
そして僕らふたりによって大量の顔つきゴーレムが量産されたところへ。
「まったく、何をしてらっしゃるんですかお嬢様。イリスさんも」
「あらジェイド、これ可愛くありません? 『やぁ、僕マシュマロゴレムのマシュくんだよ。よろしくね!』」
ゴーレムをもって人形みたいに遊んでみる。本来なら恥ずかしいのだけど、今は女装していることとイリスと遊んでいたことでリミッターが外れていた。
「わークリスタさま可愛いです」
「悔しいですが、たしかに」
「ふふ、この子たちが話せたらいいのですけれど」
無理だと承知で漏らした言葉に、意外なことにジェイドから反応があった。
「あー、ゴーレムの核をいじれば、簡単な音声再生の機能くらいつけられますよ?」
「「お願いします!」わ!」
そうして出来上がったのがこの歌いながら迫り来るマシュマロゴレムの大群である。
ちなみに中のジャムは魔イチゴという魔力を持った特殊なイチゴで、音声再生機能のための魔力供給源だ。
嫌がらせのために入れたわけではない。
ないのだが、マシュマロゴレムたちの想定外の顔や声と合わさってクラスメイトたちは動揺していた。
「そうだ、剣で斬るからジャムが出るし死体が残るんだ! ”燃え盛れ火炎、猛き焔よ”《焼却炎》!」
いま高位魔法使ったのは誰だ! 訓練で使って良いレベルじゃないぞ!?
「嫌あぁあああぁあぁああ! マシュマロゴレムの焼死体が! 焼死体があああああ!」
「ひいいいい! まだ動いてやがる!」
そうなのだ。マシュマロゴレム、その特性から剣などの斬属性には非常に弱いのだが、魔獣の素材から作られているだけあって魔法防御はそこそこ高かったりする。
『逝ギダグナイ、逝ギ、ダク、ダク、ダク……』
「ち、ちが、俺はそんなつもりじゃ。来るな、来るなああああああああ!!」
おお、魔石に傷がついたのか、音声再生機能が壊れている。
ホラー映画に出そうな声だ。
しかし不思議だ。
攻撃能力が一切無いマシュマロゴレムを、一方的に剣で斬ったり魔法で撃ったりしているだけなのに、凄惨すぎる訓練風景が出来上がっている。
クラスメイトたちがマシュマロゴレムを倒すときの表情が、完全に無抵抗の子供を切らなきゃいけない雇われ傭兵みたいになってる。
君たち魔導騎士見習いのはずでは。
「ていうかこの声どっかで聞いたような」
「これ、もしかしてブリューナクさんじゃ」
やばいバレそう。
ちょっとしたおちゃめのつもりがこの事態だし、できれば誤魔化したい。
という事で追撃部隊、GO!
『マシュマロゴレムの希望はひとつ~♪』
『『『『見逃して♪ 見逃して♪』』』』
「ええい、これならどうだ! ”安らかなる死よ、彼の者を救いたまえ”《死ね》」
すげえ物騒かつ雑な高位即死魔法がキターーーー!?
直撃したマシュマロゴレムは一歩、二歩と足を進め、ぱたりと倒れた。
一瞬で生命力を根こそぎ散らされたのだろう。恐ろしい魔法だ。さすがは魔導騎士科。
しかし、マシュマロゴレム追撃部隊の真の恐ろしさは死の直前に現れる。
『なんで、ひどいよ、マーティン……』
「え? なんで俺の名前……え? え?」
『ごめんね、パパ、ママ……帰れなかった』
「いやいやいやゴーレムなんだから親とかいないでしょうが! いない、よね? まってよ、いないよね!? この子たちが帰ってくるの待ってる人とかいないよね!?」
そう、状況に応じて最後の言葉を再生してから活動停止するのだ。
無論彼らはゴーレム。それも最下級で魂なんて入ってないただのゴーレムだ。
その台詞も録音したものの中から選んで再生しているだけである。
『ごめんね、お姉ちゃん約束マモレナカッタ……』
「もう嫌あああああああああああああ!!」
なお、この台詞を収録したのは僕ではない。
声を保存して再生するだけの魔道具ならともかく、状況に応じて再生するようなのは魔法を使わなければできない。つまり魔法が使えない僕にできるはずもない。
そもそも、僕はクラスメイトの名前を覚えていない。彼がマーティンという名前なのもいま知った。
このえげつない第二陣の製作者はイリスである。
「うぅ、やりすぎました。見てるこっちも心が」
「さすがのわたくしもちょっと引きますわね。あそことかすごいですわよ」
僕が指さした先では、心優しそうな少年がジャムをぶちまけたマシュマロゴレムのよこで項垂れていた。
『ひどいよ、魔導騎士は皆を守ってくれるって、うそつき……』
「違うんだ、違う、うわあああああああああああ!! ”爆ぜ失せろ”《爆破》! ”爆ぜ失せろ”《爆破》! ”爆ぜ失せろ”《爆破》! 」
「おい誰かヨハンを止めろ! 錯乱してやがる、巻き込まれるぞ!」
「お前ら魔法を使うな! マシュマロゴレムにはそもそも大して効果ないだろうが!」
「馬鹿なこといわないで! わたしにあの子達を直接斬れっていうの!?」
「俺にもできねえ、俺は、俺は弱いものを斬る為に剣を学んだわけじゃない!」
「いやお前らこれゴーレムだからな!? 生きてないから、おい、なんだよ、見るな、そんな目で俺を見るなよ。ゴーレムだろお前ら、生きてないだろ、そんなつぶらな瞳で俺を見るなああ! お前らも魔法を使うなあああああ!」
ちなみにさっきから他のクラスメイトをまとめようと叫んでいるのはジミーのやつだ。
問題点は数あれど、中々優秀らしい。つぶらな瞳には苦しめられているようだけど。
『マシュマロゴレムの叫びはひとつ~♪』
『逝きたくない♪』
『見逃して♪』
『逃げ出したい♪』
『コロシテ、コロシテ』
「最後変なの混ざってるぞおい!?」
さて、マシュマロゴレムのストックはまだまだある。これみんな使えとのお達しだし、大惨事であろうとも任された仕事は果たさねばならない。
全部ロバートのせいにしよう。
そう決めた僕は残りのマシュマロゴレムを一斉に解き放った。
活動報告で皆さんのお陰で『日間文芸・SF・その他異世界転生/転移ランキング』で五位になれましたと報告したのですが、いまみたら一位になってました。
なんだ、なにが起きた(゜ロ゜)
本当にありがとうございます!




