表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/13

【2.2】『カッコいいヤツら』の話 [その2:縦書きにしたら]


-----

【カッコいいヤツら】縦書きバージョン

-----



 さて、この“カッコいいヤツら”ですが、前述の第3表の注1でも書きました通り【本来、縦書き用に使う別の記号がある】ものが存在します。

 文書作成ソフト類においては、文書レイアウト配置で「縦書き」を指定すれば勝手に文字フォントを90度回転してくれますが、印刷写植では別々に指定します。

 とはいえ、ネット小説の世界では気にすることはありません。逆に「縦書き用」「横書き用」を混在させると、読者の環境によっては【横倒しの変な記号】になりかねませんので、素直に横書き用のカッコをご使用下さい。


 それでは、第4表の記号を【縦書き配置】にしてみた表示例を紹介します。


 第5表【縦書きにしてみたら?】(かっこなヤツら編)です。


挿絵(By みてみん)



 先述の通り、基本的には“勝手に90度回転”してくれます。ありがたい。


 ただし【数式記号】は別です。

 ご覧のように、山括弧で「不等号記号」を用いると横倒しになりますので、ご注意下さい。


 また「引用符記号」は縦書きにすると微妙な感じになります。それを避けるのに最適なのが「ひげ括弧」(チョンチョン括弧/ダブルミニュート/ノノカギ、とも言う)です。ただ、ひげ括弧は「横書き」では逆に微妙なので、最終的には【横書きでの見栄え】と【縦書きでの見栄え】のどちらを優先するかでお選び下さい。


 DTP用に『最初から縦組み用の記号としてデザインされた括弧記号』の表示例もつけました。

 「横置き用の記号を、縦配置にしたもの」と、本当に微妙に見た目が違いますが、ウェブ環境での閲覧時にはそこまでこだわる必要はありません。縦組み用の方がキレイですけれどね。




* * * 



 【カッコいいヤツら】編、いかがでしたでしょうか?


 選ぶのが面倒くさいヤツらですね。

 とはいえ、こちらは完全に「好み」の世界です。

 気をつけるべきは【一つの作品中で、それぞれのカッコ記号が意味するものを変えない・混在しない】ということでしょう。


 執筆前に、ご自身のルールとして

  ・発声台詞は 「 」

  ・心中台詞は 『 』

  ・地の文強調は【 】

  ・詠唱呪文は 《 》

 ……など、きちんと決めておきましょう。


 それが読者に親切な【かっこ良さ】だと思います。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ