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31歳からの魔法学校  作者: アイチー丸
9/11

準決勝始まる!?part2

前回までのあらすじ


黒牙と化した白牙は豪司含む四天王を抹殺し、それに怯えた在校生は皆退学してしまった。


侑李、夢美、勇人、悠二そして黒牙の5人となってしまったNMS。


そして、ついに決勝へと進む強者が決まる。

因縁の対決 勇人 対 悠二 が今、幕を開ける......

黒牙が行った四天王の抹殺により会場中が不安なムードに包まれていた。

黒牙は先ほどまで会長たちがいた観客席の最上階に向かった。

「ん?先客か?」黒牙は尋ねた。

「すまないね黒牙君、ここから見る試合は面白そうだからね」

「なあ、侑李君」

「あ、はい、まぁ...」

先に座っていたのは星 優勝と強制的に連行された星 侑李だった。

「ふっ、まあいい。早く決勝相手を見たい。おい!審判!早くやれ!!!」

審判は

「はい!!すいません!!熊井勇人 対 星 悠二を開催します。両者 一刻も早く入場しなさい!!!」足早に進行を進めると控室から二人が出てきた。

「今日こそほえ面をかかせt」悠二が勇人に話しかけている途中だったが

「早く!!黒牙様が待ってんだよ!!!」審判に怒られてしまった。


「ではいざ尋常に勝負始め!!!」

先ほどの試合と同様ゆっくりとした立ち上がりだった。

「さっきは言えなかったがお前の、いや、大技喰ビッグイーターの弱点を見つけたぜ」

悠二は笑いながら勇人に言った。

「へー聞かせてみろよ」勇人は余裕な笑みを浮かべながら返した。

大技喰ビッグイーターの弱点は3つある。

1つ目はページ数(取り込める技の数)に上限があることそしてその数は5つ。

2つ目はLIFOラストインファーストアウトが絶対である、つまり順番を好き勝手にできない

3つ目は魔法を出力中は吸収ができない

このことを踏まえたうえで戦えば例え失われた魔法(ロストマジック)を持ったおまえでも楽に勝てるんだよ」悠二は構えた。

「ふーん勉強熱心だな、お前もパパに見捨てられたくないもんなw」勇人は挑発をした。

「お前が俺の星砕竜スターダストドラゴンを持っているのは知っている、だがお前はその一つしかストックがない。人の魔法を吸収しないと強くない!お前に星砕竜スターダストドラゴンを使わせ格闘戦に持ち込めばお前に勝機はないんだよ!!」悠二は襲い掛かった。

その瞬間、悠二に1本の火の矢が飛んできた。

「な!?なに!!??」悠二は困惑した。

「誰がページにお前の星砕竜スターダストドラゴンしかないって言ったよ?」勇人はまだ余裕の表情だった。

「これは前回の対戦相手のあのブス女の技じゃねえか!なぜお前が持っていやがる!!」

悠二は予想のしていない攻撃に戸惑っていた。

「あの戦いの後にな...」



2回戦終了後――――

「あの、ほんと、調子に乗っちゃってすいませんでした」

夢美は勇人に謝っていた。

「棄権しろって言ったよな?殺すぞ、まじで」

勇人は激昂していた。

「ほんと、殺すのは勘弁してください。何でもしますから」

夢美は謝り続けた。

「なんでもっていったな。お前の最大限の魔法をよこせ」

勇人はスタックに夢美の最大魔法を取り込んでいた。



―――――――――――

「なるほどな、あのクソブス女に魔法をもらっていたわけか。なら俺も本気だ!!」

悠二はそう言い詠唱を始めた。

「ツドイs」「させるかあああああ!!!!」

悠二の詠唱の途中に勇人はプリティファイアーアローを2本投げつけた。

まさか、詠唱中に攻撃してくると思っていなかった悠二は2発とももろに喰らってしまった。

「ぐああ!!熱い!!!」

悠二が苦しんでいる、今がチャンスだ!!

そう思った勇人はスタックから星砕竜スターダストドラゴンを取り出した。

「苦しいか?でもてめえの技でとどめさしてやるよゆ・う・じ・君!!!」

勇人は殴りかかった瞬間

「この時を待っていたんだよ!!!」悠二は急に起き上がった。

そして、右手には星砕竜スターダストドラゴン

『な、なぜ!?』勇人が疑問に思うと。

「なぜ?って顔してるな。教えてやるぜ俺は苦しんでいるふりをしながら詠唱を終えていたんだよ!

喰らえ!!星砕竜スターダストドラゴン!!!」

両者の星砕竜スターダストドラゴンが炸裂した。

すさまじい衝撃波が会場中を襲う。

二人は吹っ飛ばされ地面にたたきつけられてしまった。

「計画通りだ」先に起き上ったのは悠二だった。

「これでお前に魔法ストックはない」

勇人の元に駆け寄り腹に蹴りを入れた。

「ぐああっ!!」勇人がもがき始めた。

「まさか悠二のやつ勇人君にわざと技を出させるためにあんな演技を!?」

侑李が心配そうな目で勇人を見ていた。

「くくく、侑李よ目に焼き付けておくがよいお前の唯一の友人を叩き潰す瞬間を」

優勝はニタリと笑い侑李に言った。

「悠二よ!さすが我が息子だ!!熊井 勇人をいたぶれ!!!!」

優勝は悠二をあおった。

「はい!父さん!!」悠二は大きく返事をした後にもう一発腹に蹴りを入れた。

「があぁあ!!」勇人はお腹を押さえながらのたうちまわっていた。

「おい!さっきまでの威勢はどうしたよ?ww」

悠二は笑いながらうずくまる勇人に蹴りを入れ続けた。

「やめて!?父さん!辞めさせて!!」侑李は懇願した。

だが「誰が貴様の父さんだ!!悠二もっとやれ!!!」優勝はなおもあおった。

「勇人君!!もう棄権しようよ!よくやったよ!!」侑李は泣きながら言った。

すると「うるせえブサイク!お前はそこで応援でもしてろ!!」

勇人は叫んだ。

「こっから勝つんだよブサイク安心しろ!!」

勇人は立ち上がりそう大声で宣言した。

「がんばれーー勇人くーーん!!!!」

侑李が応援し始めた。

すると勇人の痣がみるみる消えていく。

「な、なんだその力は!?」悠二が驚くと

「お前が見下していたブサイクな兄貴の能力だよ!!」

勇人は知っていた侑李が能力持ちであることを。

「お前の兄貴は失われた魔法(ロストマジック)の一つ超回復魔法、人魚姫の歌声ローレライ・オラトリオを使えるんだよ」勇人はにやりと笑った。

「あの出来そこないが失われた魔法(ロストマジック)だと!?ふざけるな!?」

侑李の能力に驚いていたのは悠二だけでなく優勝もだった。

「まさか、出来そこないの侑李が失われた魔法(ロストマジック)をもっていただと!?」


「だが、お前がいくら回復しようが俺にダメージを喰らわせる魔法がない!お前に勝ち目はねえんだよ」

悠二が威勢を張った。

「ふっ、だれの魔法ストックが切れたって?」勇人はにやりと笑った。

「聖刻の印!!!!」勇人が叫んだ。

「こ、これは入学式でこいつが会長から受けた技!?吸収してやがったのか!?」

悠二は身動きができなくなっていた。

「これで終わりだあああ!!!!!!!」

勇人は悠二の顔面をめがけてフルスイングで殴った。

悠二は地面に倒れこみ気絶をしてしまった。

そしてそのまま10カウントが過ぎた。


「勝者!熊井勇人!!!」司会のコールで準決勝が幕を閉じた。


優勝は悠二の元へはいかなかった。

「黒牙君、君を星財閥の養子にしたいのだが?」

優勝は黒牙をにそういった。

「いいぜ金くれんならな」

黒牙は優勝と握手をした。

「侑李、お前は息子として星家に返ってこないか?」

優勝は手のひらを返し始めた。

「嫌だ!!お前なんか父親じゃねえ!!!」

侑李は断り悠二の元へ駆けつけた。



―――――――――

一方そのころ天国の会長は語る。

「いやー僕の聖刻の印が効かなかったのはこういう理由か!!

ここで使うとはあっぱれだねーww

それにしても、星 優勝はひどいねー、うん」

激闘の末勝利した勇人


だが決勝の相手は竜滅魔法ドラゴンスレイヤーを使う石川 黒牙


どう攻略すればいいの!?勝つみこみはあるの!?


次回 ついに決勝 黒牙 対 勇人

デュエロスタンバイ

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