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31歳からの魔法学校  作者: アイチー丸
8/11

準決勝始まる!? part1

激戦の末、新入生の4強が決まった。

その夜、一人の男が学校の資料室にいた。星 悠二だ。

失われた魔法(ロストマジック)だと、ふざけるなあんな都市伝説の魔法が実在してたまるか!!」

と、勇人に対し全力で警戒をしていた。

「だが、実際目の前で起きていたことだ、大技喰ビッグイーターについて調べなければ。」

といい、資料室の「失われた魔法(ロストマジック)徹底考察」という本があったので大技喰ビッグイーターのページを開いた。

「ふふふふふ、そうか、はーっはっは!!大技喰ビッグイーターにはそんな弱点があったなんてな!!明日の試合で完膚なきまでに叩き潰してやるぞ、熊井 勇人....」

悠二は高らかに笑い資料室を後にした。



――――――――――翌日――――――――――


「これより、準決勝の試合を始めます」司会の進行で2日目が始まった。

「さっそくですが試合にうつりたいと思います。

準決勝第1試合 山田俊樹 対 石川白牙。両者入場」といい、二人が会場で向かい合い整列した。

「おい、白髪頭サングラスとれよ。噛みつくぜこの酷く歪な歯(ガチャガチャナハ)でよお」

と、俊樹が挑発をした。

「すまぬな、拙者にとってこの世界は眩しすぎるが故、曇りメガネをしてるで候。よってうぬの願いを聞き入れることは出来ぬな」白牙が返した。

「へっ、後悔させてやるよ」俊樹が構えた。

「両者 尋常に、勝負、始め!!!」始まった。

「死ねええええええ!!!!!」試合開始早々俊樹が白牙に噛みつこうとした。

間一髪のところでかわす白牙。

「まだまだああああ!!!」それでもなお果敢に攻め続ける俊樹。

しかし、完全に読まれていたかのようにすれすれでかわす白牙。

「ふっ、うぬの動きは単調すぎてつまらぬわ」白牙はひらりとかわし俊樹の腹に蹴りを入れた。

「ぐぅううぅうぅうう....」腹を押さえ片膝をついた俊樹に対し、容赦なく顔面に膝蹴りを食らわした。

その瞬間俊樹の歯が2本折れてしまった。

「があぁぁああぁ、歯、歯がぁあああ!!!」俊樹はのたうちまわっていた。

「うぬの大事な武器えものも今ので使い物にならなくなってしまったな。

まあ、このまま放置してても10カウントで終わるであろう」と言い、白牙は背中を向け控室に向かおうとした。

その時だった、俊樹が懐から拳銃を取り出し「ひねええぇえぇえええええ!!!」と白牙に発砲した。

弾丸は白牙の足に直撃した。

「ぐっ!?」白牙は膝からくずれ落ちた。

「ひゃっひゃっひゃあああ、ざまあみやがれ白髪野郎。今から骨になるまでしゃぶってやるよ

その、サングラスをよお!!!」と言い、サングラスを取り上げた。

「や、やめろ!!うぬが死んでしまうぞ!!」と白牙は焦りながら忠告をした。

「ふっ!命乞いか??こうしてやるよ!!」とサングラスを口に含み唾液まみれにした。

「ろーらはんぐらふをなめまわされるきふんは!!」

サングラスをしゃぶりながら俊樹は白牙の顔を見た。

なんと、白牙の目と髪の毛が真っ黒に浸蝕した。

「くっくっく、まさかこの俺様の封印を解くとはな」

まるで人が変わったかのように白牙は口調が変わった。

「だ、誰だ?お前は!」と俊樹が聞くと

「石川 黒牙くろがだ」と言った。(以降 黒牙でいきます)

すると司会が駆け寄り「石川 白牙君の援助の不正により勝者 山d」と言いかけた瞬間、

黒牙は司会の元に行き「邪魔をするな」とどすの利いた声で脅した。

「はい!失礼しました!!試合を続行してください!すいませんでした!」

と司会が謝り試合が続行した。

「よし、そろそろ決めるか」黒牙が動き始めた。

「俺の能力、紅悪竜レッドデーモンズドラゴンでな」

会場中が騒然とした。それもそうだこの技は悠二の技と同じく竜滅魔法ドラゴンスレイヤーというレアな魔法なのだから。

紅悪竜レッドデーモンズドラゴンだと!?まさか、俺以外にも竜滅魔法ドラゴンスレイヤーを使うやつがこの学校にいたなんてな」悠二は呟いた。

そのころ観客席の最上階には生徒会長の村河 豪司を含む4人の男女がいた。

「ふっ!今年の1年には竜滅魔法ドラゴンスレイヤーが2人に失われた魔法(ロストマジック)が1人いるなんて驚きだな」豪司が言う。

「ふーん、でも所詮1年生よ、宝の持ち腐れって感じー」

「やらせろよ!俺に!俺に戦わせろおおおお!!!」

「zzzzz」

4人は楽しんでいた。


場所は変わって会場、

「オウジャノコドウココニレツヲナス、テンチメイドウノチカラヲミルガイイ、ワガタマシイ、レッドデーモンズドラゴン」詠唱が終わると禍々しい黒い光が黒牙の手に集まった。

それに恐れをなした俊樹は「こ、降参だ。さ、サングラスも洗って返すから許してくれ!!」

と懇願したが時すでにお寿司。

紅悪竜レッドデーモンズドラゴン!!!」と黒牙が叫ぶと手から黒い竜が出て、俊樹を飲み込んだ。

竜が通過し終える頃には俊樹は跡形もなく消滅をしていた。

「ふっ!ついでに試しておくか」といい紅悪竜レッドデーモンズドラゴンを観客席の最上階にある部屋に突っ込ませた。村河 豪司含む4人は死んだ。

「「「「「キャー――――かいちょ―――――!!!」」」」」

会場中に悲鳴が轟いた。

「なんだ、この学校のトップレベルもこんなもんかよ!」と黒牙は呆れてしまった。

司会は遅れて「勝者 石川 黒牙様!!」とコールした。


この試合の後に新入生トーナメントに残っている3人と侑李と夢美を除いてのNMSの在校生は全員退学してしまった。

天国の村河 豪司はこう語る

「いやーあっぱれだよ、まさか俺たちを攻撃してくるなんて大したもんだよ。

そりゃあ俺たちが死んじゃったらこの学校の生徒みんな怖くなって退学するのもうなずける。何もおかしいことはない、自然の摂理としか言いようがないね」.....と。


次回

悠二 対 勇人

デュエロスタンバイ!!!

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