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31歳からの魔法学校  作者: アイチー丸
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1回戦始まる!?part1

トーナメント表を見た後新入生たちは選手控室へと誘導された。

「緊張するね勇人君」侑李が話しかけてきたが集中してるからと理由をつけてシカトした。

「ごめんね!飲み物とってくるね!」と侑李が勢いよく振り向いた途端人とぶつかった。

「あ、すいま」と謝ろうとした瞬間胸ぐらをつかまれた。

「よお、クソ兄貴久しぶりだなあw。親父に勘当されてから何年たったよ?w」

「あ、悠二..さん、10年ですかね..はは..」兄とは思えない受け答えで侑李は答えた。

「てめぇはそんなんだから親父に見捨てられんだよクソブス兄貴w。そうだ、1回戦棄権とかしないでくれよ、今日は親父とお袋が見に来てんだからボコボコにしてやんなきゃなあww」

悠二の側近たちが大声で笑った。つられて周りの生徒が笑い始めた。

「あはは」悲しそうな声で侑李が笑う。

それを見かねた勇人は「デュエロ頑張ろうぜ侑李!」と悠二に肩を組んだ。

「誰だ?貴様。あんなみっともない奴と俺を一緒にするなよ三流野郎」

悠二は怒った口調で勇人に掴みかかった。

「いやあ悪りい悪りいあまりにも両方ブサイクでよお見間違えちまったぜ」と勇人は笑いながら答えた。

「なっ!?貴様あ!!」と声を荒げたと同時に

「お前たち何をやっている!!」と先生が止めに来た。

「チっ!貴様覚えておけよ!」と捨て台詞を吐き悠二は消えていった。

「ありがとう勇人君」と侑李がお礼を言ってきたが「そんなんだからなめられんだよ」と冷たくあしらった勇人であった。

しかし侑李は「これは勇人君のエールだ!1回戦悠二と戦うけど頑張るぞ!!」と勘違いをしたまま開会式が開かれた。



「えーこれより第175期生模擬決闘大会を開催いたします。

ルールは相手をダウンしてから10カウントを取るか気絶をさせるかをしたら勝利です!武器の使用も自由です。では皆さん張り切っていきましょう!!」と司会の先生が進行を進める。


「では一回戦!!山田俊樹 対 瀬尾ダンレボ」

二人がフィールドへと入場していく。

「おいおいおいおいおいおいおい、いきなり選手権5位と6位の対決かよおいおいおいおい」

「いざ尋常に勝負、、、、始め!!!」

司会の合図とともにデュエロが始まった。

「んじゃあ俺から行くぜ!!!」と先に動いたのは瀬尾だった。

「見せてやるぜ俺の踊り子のダンスダンスレボリューション!!」

「ででで、でたぁああ瀬尾 ダンレボの踊り子のダンスダンスレボリューションだ!!!

あれは自分の魔力を極限にまで上げる言わばバイキルトのような技!」

「おい山田ぁ死ぬぜお前www」と狂ったような笑いで山田に挑発をした。

「お前が出すならおれも出してやるよ。この俺の酷く歪なガチャガチャナハをよお。」

「ででででででででたあああ山田俊樹の酷く歪なガチャガチャナハだあ!!

あの技をくらうと肌がただれて三日間は臭いが残ってしまう恐ろしい技だ!! 荒れるぜこの試合!!」

「お互い最初から本気ってわけか」勇人が真剣なまなざしで見ていた。

「行くぜ!」瀬尾が先に動いた。

瀬尾の基本スタイルはカポエイラ不思議な動きで敵を翻弄して蹴り技を決めるのがセオリー。

だが、今日の瀬尾は違かった。瀬尾の手の中にはバタフライナイフが持たれている。

「てめぇをこのバタフライナイフでハチの巣にしてやるよおwww」とナイフをなめた刹那、

山田が動き始めた。

山田の突然のダッシュにびっくりした瀬尾は誤って舌を切ってしまった。

「ナイフを普段扱わないで戦ってきた瀬尾だ、こうなってしまうのも納得がいく」

勇人の隣で解説をし始めた男がいた。それは生徒会長の村河豪司だった。

その隙をついて山田の酷く歪なガチャガチャナハが文字通り牙をむく!!

瀬尾の腕に噛みついた。

「ぐあああああ!!!腕がああああただれるあああうううああ」

ショックのあまり瀬尾は気絶をしてしまった。

「勝者山田俊樹!!!!」司会が声を上げた。

「わああああああああああ!!!!!!!!!!」盛り上がる生徒たち。

「勝者には栄誉を、敗者にはかせをそれがここNMSの掟だ」豪司が勇人に向かって言い放った。

「君はどっちだい?熊井君?」と聞いてきた。

「さあね、どっちだと思う?w」と笑って答えた。

「ふっ、それでこそ君だよ。君とのリベンジマッチ楽しみにしてるよ」と握手を求めてきた。

「リベンジマッチ?なんだそれ」と言うと

「おっとこれは秘密だったか、気にしないでくれ。ではまたいつか」と豪司は消えて行った。

「まあ優勝したら生徒会長と戦えるとかそんなもんだろ」と適当に流した勇人だった。

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