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31歳からの魔法学校  作者: アイチー丸
3/11

模擬決闘始まる!?

入学式を終えて勇人を含む新入生は各々の教室へ誘導された。

教室に向かう途中生徒からの視線がとても痛い。

それもそうだ入学早々生徒会長と一悶着あったのだ当然だ。

「勇人君さっきのどうやったの?」と侑李が小声で聞いてきた。

「さっきの?ああ、あの術を解いたやつか。わかんねぇけどなんかできた」と適当に答えると

すごい、流石だね!と媚を売ってきた。なんだこのブサイクは?と思ったが

「でも僕の声援のおかげかもね」とブサイクがほくそ笑んできたので勇人は無視をした。

「R-1、ここか」自分の教室についた勇人はドアを開け教室の一面を見渡した。

驚愕だった。席が3席しかない。そしてその教室には女が一人と教台には十念が立っていた。

おはようございまーすと挨拶をすると教台を蹴り上げた。

「時間ぎりぎりに来るやつはクズだ!!昔の俺ならぶん殴っていたぞ!!」

10分くらいの説教が終わると女が話しかけてきた。

「初日から生徒会長に喧嘩を売るなんてあんたたちってホントマヌケね」

と言い振り向いてきた。

「私は阿部野あべの 夢美ゆめみ、あんたたちとは馴れ合う気がないからそのつもりで」

なんだこの豚鼻野郎失礼な奴だと思いながら席に着いた。

「いきなりだが明日から新入生の模擬決闘デュエロをやる」と十念が言い放った。

「デュエロ!?僕たち何の魔法知識もないんですよ!!」

侑李は不満を口にしたが無視をされた。

「あら?こわいの?男のくせに」と夢美は鼻で笑った。

「私は19年前に魔穂駒井高校まほこまいこうこうを卒業して少しだけ魔法には自信があるわ」

「あなたたちは素人のぶんざ」夢美が話している途中で夢美に十念の平手打ちが飛んできた。

「授業中しゃべるな34にもなってそんなこともわからんのか!?昔の俺なら八つ裂きにしていたぞ!」

「あ、はい、すいませんでした」と夢美が謝ってその日の授業が終わった。

授業が終わり3人は寮へと連れていかれた。

勇人と侑李と夢美は同じ寮室だった。

「なんで!?レディーをこんなオークとバーバリアンを足して2で掛けたみたいなブサイク達とおんなじ部屋で生活させるなんで信じられないわ」と夢美が激怒した。

「お前もキラーリカントとドロルを足してそのままにしたみたいな顔のくせに」と心の中で思ったが、黙っておいた2人であった。

すると寮の廊下から騒がしい声が聞こえた。

「決闘場で新入生の猛者たちが集まっているらしいぜ!みにいこう!」

と聞こえたので3人も見に行くことにした。

決闘場に着くと4人の新入生が顔を見合わせていた。

「おい、あいつリョクフム高校の山田やまだ 俊樹としきじゃねぇか?

あいつここの学校だったのか!?」

「あっちはユ=ウフォウ学園の瀬尾せお ダンレボだ!!

あいつもここの学校だったのか!?」

「おいおいあっちはアリテマサト付属の難波なんば ヨクネルかよ!!

あいつもここの学校だったのか!?」

「終いにはあいつはシン=トゥク高校のほし 悠二ゆうじだ!

ぶっさいくだが実力は確かだ!」

「ん?星?」と勇人が疑問に思うと侑李は

「そう、俺の弟だ。」

「弟は俺とは違って実力もあるし才能もある俺なんかとは比べものにはならねえくらいすごい奴だよ...ハ八」というと。

「んなことねぇんじゃねぇの?お前とおんなじくらいブサイクだぜ」と言い放ち寮室へ戻った。



翌日

模擬デュエロのトーナメント表が掲示された。



山田 俊樹

  vs      

瀬尾 ダン     

          vs 

            

難波 ヨク

  vs                

石川 白牙

               

                vs        優勝

星  侑李 

  vs       

星  悠二

            

          vs

阿倍野 夢

  vs       

熊井 勇人


292人割愛


「ふっこれが洗礼ってやつかね?」

勇人はトーナメント表を前にし夢美を見てニヤリと笑った。

頭のいい人にしかわからないトーナメント表でごめんね

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