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可愛くても許さない

作者: ぽぴ
掲載日:2026/05/24



 私は「相手が可愛い人(もしくは美人)だから、優遇してあげる」という感覚がない。


 気味の悪い世界で育った私にとっては、「可愛い」「美人」、あるいは、その他の肩書きは何の価値もない。それらを剥ぎ取った中身にこそ興味があり、そこに価値を感じている。



 もし、私に何らかの不具合を与えた相手が、仮に世界一の美女、あるいは美男、世界一のお金持ちだとしても、誠実な謝罪がなければ許さない


何をされても、

何を出されても、

私の怒りは決して収まらない。


求めるのは、非を認めた謝罪のみだ。

謝罪以外の代替え品は受け取らない。




 これを執筆している中で、ふと、「これを読んだ読者は背筋が冷たくなるような恐怖」を味わっているのかもしれないと思った。


なぜなら、自身が懸命に築いた「肩書き城」を無効化され、「むき出しのあなたでなければ謝罪を受け入れない」という生物が、国内に存在していることを知ってしまった。


それは未知であり、予測を望む脳にとっては、計算できない対象ゆえに、不気味な恐怖を感じるはすだ。


でも、安心して。


何もなければ、何もないから。




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