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人生は何が起きるかわからない  作者: あるでるの
8/8

商材

「セラフィム様、セーレとセーレの父親を連れてきました。」


「セーレ本人は、呼んでませんが?」


「本人がお礼を言いたいとのことでしたので。」


「まぁ、構いませんが。」


フォラスさんがドアを開けると、美男子が二人入室してきた。本当にぶん殴りたくなるほどにイケメンだな。


すると、セーレ本人と父親が俺の足元に土下座した。


「この度は、私の息子を助けて頂き誠にありがとうございました。この恩は一生忘れません!」


「大袈裟な…。そんなことより、ボアさん。一儲けする気ありませんか?」


「何かあるんですか?」


「あんたを直したのは、俺の得意な能力が要因でね。それは、薬として出すことも可能だ。これは…売れるんではないのか?特に肥満で困っている患者には。それにこの薬は減らせる体重も調整できる。投薬量でな。」


「確かにあれが薬として販売されれば、莫大な利益になることは間違いありません。ですが、どうしてそれを私に?」


「頼みたいことがあってね。その代わりさ。」


「頼みたいこととは?」


「君の商品を毎月、家に届けてほしいんだよね。」


「それはまぁ…。随分と軽い代わりですが。」


「いいんだよ。それで、いい?」


「人数を確認しましたら、こちらの連絡先にご連絡ください。」


そう言ってボアは、名刺を手渡していた。

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