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68.【番外編】そうだ!雪山へ行こう!その7

あ、どーも。お久しぶりです。




「挟ませてって…。ちょ、待って待って!」


「しー。トミーに聞こえちゃうよ?あぁ…太もも柔らかくてスベスベで気持ちぃ…」


 ちゅっちゅっとキスをされながら横の紐を(ほど)かれ下着を剥ぎ取られた。


「シアン…好き…。ちゅっちゅっ…はぁ…シアン…」


「ちょ、待ってマナトくん!」



 と、待ってくれるはずも、挟むだけで済むはずもなくお察しの通りでした。





 その後、すぐに颯太くん達が戻って来たので、お昼の時にみんなで決めて予約しておいた居酒屋さんへ向かう。


 掘りごたつのあるキレイなお店だった。


 お刺身も焼き魚も釜めしもお酒も全部全部本当に美味しくて感動した。


 混んでいたし、お腹がいっぱいになったので、お部屋に戻る事にした。


 ちょっと缶チューハイでも買おうかと寄ったお店で、カクテルの材料が沢山置いていて、飲みたいなー。と言う話しになり、そんなに飲めるのか?そんなにお菓子食べるのか?と思う程、皆んな雑にカゴに入れていく。引くくらい色々買った。キヨくんが。


 因みにじゃんけんはしていない。お会計をしながら「俺絶対勝つと思うし」と言って笑っていた。


「まぁ、ちょっとじゃんけんしてみようぜ」と颯太くんに言われ、私も含め皆んなでじゃんけんをしたら、キヨくんが1回で1人勝ちしたからめちゃくちゃ笑った。


「キヨくん。いつもありがと。今度お返しさせてね?」と、言ったら


「どういたしまして。これくらいなんて事ないよ。

 あ、でも…。そーだな今度お願い聞いて貰おうかな」と、はにかんだように笑って言う。


 お。なんか可愛いじゃないか。いつも悠然と構えているのに。


「うんいいよ!何でも言って?」


「ちょっと!シアン。知らない人にそんな事言うんじゃありません!」マナトくんに腕を引っ張られた。


「キヨくん知らない人じゃないし!あはは!」


「須藤…。シアンちゃんに危機管理ちゃんと教育しときなよ?」と碧ちゃんに微妙な顔をされた。解せぬ。


「いや、危機管理はちゃんと出来てますしおすし」


「おすし」颯太くんがボソっと笑っていた。




 お部屋に着いてゆっくりしかけたけど、後になると余計に面倒になるから、気持ちを奮い立たせてお風呂に行く事にした。


「あ、めんどいけど私、先にお風呂行ってくるね」


「シアンが行くなら俺も一緒に行くよ」


「ホント!?やったー!ありがとう」




 良い時間に来たから大浴場も少し混んでいたけど、お湯にゆっくり浸かって筋肉を解した。


 マナトくんとの待ち合わせに間に合うように上がったけど、マナトくんはもうソファに座って待ってくれていた。


「ごめんね?お待たせ!」


「大丈夫。全然待ってないし、まだ約束の時間になってないよ?」


「あ、そっか。何時に上がったの?…ゆっくりお湯に浸かれた?」


「うん。大丈夫。男は髪洗ったりに時間掛からないから、シアンが思ってるよりも長い時間お湯に浸かってるよ?」


 クスっと笑いながら、背中をさすられた。


「あー。マナトくんしゅき…」とマナトくんの腕に絡まると、「俺もシアンしゅき」と返してくれた。


 嬉しくて照れ臭くてマナトくんの腕に額を擦り付けながら歩いた。





 お部屋に帰ると、皆んなもお風呂が終わったところだった。


「俺カクテル作るよ。まぁ今日はマドラーでかき混ぜるだけになるけどね」とキヨくんが皆んなのカクテルを作って振る舞ってくれた。


「あぁ〜。最高に美味しい。缶チューハイじゃ味わえない美味しさ。良き。キヨくん最高に良きだよ。ありがとう!」


「そう?作って良かった」



 北海道の雪質が素晴らしくて感動した話しをしたら、マナトくんに「ね?来て良かったでしょ?」と頬を指の甲でスリスリされてキュンとした。


「あ、ちょっと今キューンとして思い出したんだけど、今日ね?」


 キヨくん達にマナトくんと碧ちゃんが小さい子達をカッコ良くお姫様抱っこして滑り降りて、救護室に連れて行った事を話した。


「碧ちゃんがね?『じゃあ僕たち両想いだね』なんて言うからその女の子、顔真っ赤になっちゃって、見てる私もキャーーーー!ってなっちゃったよー」


「えー?絶対僕だけじゃないよー。可愛い女の子に好きって言われたら皆んなそう返すでしょ?」


「いやいやいやいやいや。んな訳。…え?マジの話し?」


「んー。いいかな。って子にはそう返すかな」


「そ、颯太くんも!?」


「まぁ子ども相手に付き合っても良いかなとは思わないけど、リップサービスでチビちゃんが喜んでくれるんなら、そう返すかなぁ」


「まぁ俺も」


「うんうんキヨくんはそんな感じだね。分かる」


 キヨくんは安易に想像出来る。


「もしかしてマナトくんも!?」


「いや俺はシアンしか可愛いと思わないし、興味ないからシアン以外の人に絶対そんな返事しないな」


「「ブレない!」」


「…うん。ありがと…」嬉しくて照れ臭くて耳が熱くなった。


「ねぇ、シアンちゃんシアンちゃーん。須藤に『好きなんだけど』って言ってみて?

 んで、須藤はシアンちゃんに『俺の事好きになってくれたの?じゃあ両想いだね』って言って!」酔っ払った碧ちゃんが目をキラキラさせて見てくる。


 えー!やだよ!恥ずかしい。ムリムリムリムリ。


「あぁいいよ。シアン言ってみて?」


「…っ!」なぬっ!


 マジでっ?マナトくん、なんでノリノリなの!?


 恥ずかしぃ…。でもここで断ったら乗り悪過ぎる…か?うむ。


 …よし。


「ごほんっ。…あのぉ〜。…マナトくん…。」


「ん?」少し身体を寄せて耳を傾けてくれる。


「えっと…。その…」え、やばばばばばばば…。めちゃくちゃ緊張する…。


「うん」


「えっとね私…。私、マナトくんの事すき…なんだけど…」


 緊張し過ぎて目が回ってる!告白するのって…こんなに緊張するんだ…。

 ごっこって分かってるのにこんなに緊張するなら、初めてのデートの夜に告白してくれたマナトくんって、凄く緊張したんだろうなぁ…。


「…っ!シアンっ!あぁヤバい…めちゃくちゃ可愛いんだけど…食べちゃっていい?」


「え…?」( ˙-˙ ; )


「カットぉーっ!!」碧ちゃんがテーブルをバンっ!と叩いて声を上げた。


「「あははははははは!須藤ー!」須藤おもろ…っ!」


 颯太くんとキヨくんがお腹を抱えて笑っていた。





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