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44.人にイタズラするのってめちゃくちゃ楽しいですね!ハマりそうです!

今回の下ネタは…ちょっと酷いかもです。すみません。えへへ。





 オウチに着いたとメールをしておく。


『ただいまぁオウチ着いたよー』



 マナトくんの居ないオウチは何だか寂しかった。

食欲もなくて、お風呂もシャワーだけにした。


 頭からシャワーを浴びてボケーっとする。何故なのかは分からないけど、落ち込んでる気がする。考えをまとめたいのにまとまらない。10人くらいの人に一斉に話しかけられてるような感じだった。



 歯磨きをしながら髪を適当に乾かし、のろのろと寝室へ入りベッドに横になった。

 マナトくんが隣りに居なくて凄く広く感じる。目を瞑ると、すぐに眠ってしまった。



 ふと目が覚めた。窓の外はかなり明るい。隣りにマナトくんが眠っていた。


 スマホで時間を確認すると、10:47とある。12時間以上眠っていたようだった。



 マナトくんから何件もメールが届いていた。



『無事にオウチに着いてよかった』


『夜ご飯は何食べたの?』


『もう眠っちゃったのかな?こっちはまだ掛かりそうだよ』


『シアンに早く会いたい』


『やっと終わった!今から帰る!』


 最後のメールは朝6:32のメールだった。



『お疲れ様。寝ちゃってたよ』


 と一応メールを返した。



 マナトくんの寝顔をしばらく眺めた。


「お疲れ様。大変だったんだね。よく頑張ったね」と頭を撫で、頬にキスした。



 そろそろ起きようと少し厚手のパーカーを羽織りリビングへ行く。


 コーヒーを入れて今日はなんとなくブラックで飲んだ。



 昨日の寝る前に出来なかった掃除をしているとインターホンが鳴った。


「はーい」と出ると宅配業者さんだった。


 少しして、家のチャイムが鳴り玄関へ向かった。ドアを開ける。


「須藤真人さん宛ての…お荷物…で…す」


 マナトくんまた何か頼んだのか…。


「はーいありがとうございまーす」とサインをして荷物を受け取った。



「あの…」


「はい」


「さしでがましいようで申し訳ないのですが…」


「はい…どうされましたか?」


「…今日は須藤さんはいらっしゃらないのですか?」


 マナトくん?


「あー。仕事が朝まで掛かってしまったので、今は眠ってます」


「…なるほど…」


「???」お兄さんが何が言いたいのか全く分からなくて首を傾げる。


「…っ!!えっと…。その…」と玄関の表札をチラッと確認してから「楠木さんは大変お可愛いらしいので…。その…荷物の受け取りとかの対応は、須藤さんにお任せした方が事故…というか事件が起きなくてよいと思います」


「事故とか事件ですか!」


「あ、はい…。僕たちも人間なので…」


「???」 んあ?ダメだ余計に分からなくなった…。


 お兄さんは、スっと膝をついて「ですから…」とボソボソ喋るので、私も荷物を置いて玄関マットの上に正座して耳を傾ける。


 耳まで真っ赤にしていた。 暑いのかな…


「失礼な事を言います。すみません。楠木さんは…魅力的過ぎるので無防備にしてると犯罪に巻き込まれますよ、と言いたかったんです」


「あぁ魅力的過ぎる、かっこ笑い的なヤツですか」


「え?かっこ笑いではなく、触りたいな。と思ってしまいますのでご自衛された方がよいです」


「はは…そんな訳」


「いや…。ホントに…。須藤さんが居ない時は居留守で良いと思います。僕はインターホンで須藤さんが対応出来ない時は、宅配BOXに置き配させて頂きます」


「え!…あぁ…はい…」 嫌われの極み…


「失礼な事を言ってすみません…。では」


「あ…。ありがとうございました」と、やさぐれた心を隠して笑顔で見送った。



 なんじゃい!何の話しかと思えば結局、私には会いたくないって事を遠回しに言われたの?もーーーー!あのお兄さんが宅配の担当の時にマナトくんが居なかったら1階に取りに行かなきゃなの?よく分からんけど、結論嫌われてるって事!?…私あんたになんかしたか!



 むしゃくしゃしてマナトくんが頼んだ荷物のガムテープを乱暴に剥いてやった!普段なら人の郵便物や荷物なんて絶対に開封しない。でも、今はやさぐれ度がMAXだから仕方ない。

 そう!やさぐれ度がMAXの私は何をしても許される!


 それで!?何を頼んだっ!先に見てやる!




 箱の中に入っていたのは革と


 ナニコレ…。


 説明書を読む。


 ほう…理解した。なるほど。コレで私の自由を奪ってまた好き放題めちゃくちゃにしようとしてたのか…。あの小僧…そうか。そろそろお仕置きが必要なようね。



 気分はまるで魔の女王様といったところか。


 それじゃあ、マナトくんを懲らしめる為の準備を始めよう。


 まずは、男の子をお仕置きする時のバリエーションをネットで調べる。



 ほーほー。射精って管理できるんだ…。んー。痛いのはダメだな。私が嫌だ。イキたいけどイケない。イかせて欲しい。にしようかな。


 口でする方法をネットで調べながら歯磨きをし、後で視覚効果を狙う為に着替える服を考えて、お化粧も念入りにした。



 せっかくだから今日手に入れた拘束具をマナトくんに使ってやろうと思う。

 どうやら手順を守らないと着けられないみたいだった。


 まずは膝裏に通す。それから股関節に通して…。股関節の鎖が足首と繋がる。膝と肘が。首輪と手首が。これは最強…。気付かれずに上手く装着出来ればマナトくんが抵抗しようとしても反撃を食わらなくてすむ。



 疲れて泥のように眠るマナトくんは触っても身体を動かしても全く目覚める事はなく上手く出来た。


 いつもあまり着けない黒いブラジャーをしてマナトくんがお気に入りのピチッとした白いカッターシャツに黒いプリーツのミニスカートにして、ニーハイソックスを履いた。


 心がすさんでやさぐれ中の私は、いつも余裕の顔をしていたマナトくんがどんな顔をして泣いてくれるか楽しみで仕方なかった。


 マナトくんに覆い被さり、唇を舐める。下唇を吸い上げ脇腹や骨盤辺りを撫でまわす。


「んっ…」と少し覚醒したマナトくんが、手を動かそうとして、ガシャ!と拘束具が音を立てる。


 身動きが出来ない事に気付いて、ぱちぱちと瞬きをして目を見開いた。


「おはようマナトくん。とっても素敵な格好ね」


 困惑して目を彷徨わせるマナトくんを膝立ちになり見下ろすと、イジメ倒したくてうずうずした。

 

「シアン…。おはよう…。えっと…。これは…」


「これ?注文してたマナトくん用のお服でしょ?」


「これはシアンに…」マナトくんの唇に人指し指をあてる。


「しー。しししししししし。今日は私がマナトくんを気持ち良くしてあげるね?」


 と、散々マナトくんで遊んだ。とても楽しかった。でも、マナトくんの責められ耐性がなさ過ぎて、思ってた時間の半分くらいで泣きが入った。



「やだ…シアン…抱っこしたい…お願い…もうヤダよぉ…」


「分かった。外してあげる。ね気持ち良かった?」


「うん…」


「えーっと。どうやって外すんだっけ…」


「…マジ?」


「あーいやいや大丈夫!説明書がある!えーっと…。

英語だね…。あはは。取り付けたのと逆に外していけばいいんだよ!きっと!」


「シアン…」


 ガチャガチャと外していってマナトくんを解放した。



「シアン!抱っこしたかったー!」


「うん」



「次はシアンの番ね?」


「…う?」



 えーっと。次はシアンの番っていいました?

いいえ。違います。


「私の番は昨日一昨日と、その前とその前で終わってるから、しばらくマナトくんの番だよ?…へへっ…」


「俺の番はもうなしかな。次も、その次もずーっとシアンの番だよ?」


「え!?やだよ!私もマナトくんを気持ち良くしたい!」


「俺はいつものが一番気持ち良いから大丈夫」


「えー、、ショック…。マナトくんの為に頑張ったのに…」


「あ…。あー。そうだね。ありがとう」頭をくしゃくしゃっとされる。


 ぷい。(そんなんで誤魔化されないし。)


「ところで、なんでこんな可愛い格好してるの?めちゃくちゃエロいんだけど…。まさかこの格好で荷物受け取ったの!?」


「違うよ?この格好はマナトくんがより興奮するようにマナトくんを起こす直前に着替えたんだよ?目から入ってくる情報も大切だと知りまして。ネットでちょっと勉強したよ!ホントにちょっとだけど。


 荷物は部屋着の上にパーカーで受け取った…。けど…。宅配のお兄さんに…」


「…?ん?なに?何かされたの?」


「されたんじゃなくて…」


「どーしたの?教えて?」


「んーっとね。私しか居ない時とか、マナトくんが対応出来ない時は、宅配BOXに入れるって言われた」


「ん?どーゆー事?詳しく教えて?」



 私はその時の状況とお兄さんの言葉とか、思い出せる限りの事を全部マナトくんに伝えた。



「部屋着ってどんなだっけ?上着は羽織ってた?」


「うん。羽織ってたよ。なんならチャックも閉じてたよ、ちょっと待っててね」その時に着ていた服を脱衣所から持って来てベッドに広げて見せた。


「これがその時着てた服のセットだよ」


「あー。シアンが可愛くて元々エロいから、どっちにしてもエロいけど、部屋着の方がまだましだね」


「なんか言い方っ!」


「まぁちょっとだけ癪に障るけど、その人凄く良い人じゃない?シアンが可愛くてエロくて心配になって忠告してくれたんだよ」


「えー?そんな事あるかね…。マナトくんが可愛いと思ってくれてるのは分かったけど、あのお兄さんがぁ?」


「あのね?シアン。10人の人にシアンが可愛いか聞いたら、8〜9人は可愛いって答えるよ?」


「いや1万人に1人でしょ」


「シアン…。シアンは小さい時にいっぱい意地悪言われ過ぎて心が傷だらけになっちゃってるんだよ。シアンは自分の顔嫌い?」


「うん大っ嫌いだよ。私があの子の顔なら…ってお友達が羨ましかった」


 マナトくんは私の顔をじっと見つめ、ふわっと抱きしめて頭をポンポンしてくれた。


「そんな簡単じゃないか…」




 『ピーンポーン』とインターホンが鳴った。


「誰だろ」


「あ、俺かも。はーい」と私にパーカーを着せながら、ご機嫌でインターホンに応答していた。そして素早く部屋着を着たマナトくんが対応してくれた。



 届いたのはなんと55インチのテレビだった。


 圧迫感エグっ!寝室に置くサイズじゃないよー!


 業者さん達が驚きの早さでテレビ台を組み立てて、テレビを設置して段ボールや廃材を全部持って帰ってくれた。


 私寝室から出なくなりますよ?


「壁掛けにしたかったんだけど、ここ賃貸だから穴開けると怒られるかな?と思ってやめたの」



「あぁ。確かに。あ!そうだ。マナトくん。さっきは荷物勝手に開けてごめんなさい。宅配のお兄さんに対応しないでって言われて、ちょっとやさぐれてしまって…。気持ちが乱暴になってた」


「ん?いいよ。目が覚めて拘束されてたからビックリしたけど」


「またしたい!」


「もうだめ」


「超絶疲れて帰って来たらこっそり…」


「いや…疲れて帰って来てるからゆっくり休ませて…」


「あ、ホントだね!ごめんね?ゆっくり眠って?おやすみ。掃除の続きしてくる」



 と、寝室から出ようとしたけど、マナトくんに捕まってベッドに押し倒された。



「シアン?だから、今からシアンの番だってば」


「私の番はっ…んっ、んふっ、んんっ…」


 噛み付くようにキスをされて反論は飲み込まれた。



 ガッツリやり返されて、むしゃくしゃしても疲れて眠ってる人に拘束具を着けて遊んではいけないと、しっかり反省させられた。






4K対応55インチのTV、スマホスタンド、HDMI変換ケーブル、さて、マナトくんの目的は。


怖いですよねー。

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