35.マナト side兄妹の会話
シアンちゃんがまた酔っ払ってます。イライラする人はバックして下さい。後、下ネタ強めです。苦手な方はご注意下さい。なんかすみません。
シアンと亜蓮さんは仲良し過ぎて少し妬ける。下ネタも普通に話すし…。
でも、シアンをとても可愛がっていて、本当に大切に思っているのが伝わってくる。
二人の会話は漫才みたいで本当に面白い。
「なぁ詩杏。今日帰る時さぁ。「すげぇ星見える!」って皆んなで見てたら、「宇宙が出来たのは凄い偶然が重なって…」とか「地球に人が住める環境が整ったのは〜」とか、「生命が誕生したのは奇跡に近い確率で…」って懐かしい話しになってよぉ」
「あー。へー」
「25mプールにバラバラにした時計入れてーってヤツですよね?」
「そうそう」
「ん?ナニソレ」
「あれ?詩杏は知らねー?部品をバラバラにした時計を小学校のプールに入れて…」
「アホかっ!危ないしっ!やめとけっ!」
「いや待て違う。黙って聞け酔っ払い。それをぐるぐる〜って混ぜて、プールの中で元通りに時計が組み立てられて動き始める…」
「誰がそんなアホな事言ってんの?無理に決まってるじゃーん。あはは!」
「いやいや、アホはお前だ詩杏。めちゃくちゃ有名な例え話しだから…。知らないのはヤバイ…」
「はぁ…。あのね?お兄ちゃん…。宇宙も、地球も、酸素も、人間も、全部神様が作ったんだよ?知らなかったの?」
「やば…こわ…」
二人の掛け合いに俺は腹を抱えて笑った。
「おいそこの神様否定派は二度と酸素を吸うなよ…。あははははははは!」
「ははははは!アホか!めっちゃ息してやるわ!今までの2倍息するわ!もうお前マナトに引かれるから変な事言うのやめとけってぇ。ははははは!」
「え…あ、引いちゃう…?」
俺がシアンに引くかだって?何言ってんの?
「ねぇ…俺がどれだけシアンの事好きだと思ってるの?
シアンが言う事とか、する事で引く訳ないでしょ?
シアンも神様も仏様も全面肯定派だよ?
まぁ奇跡みたいな確率の話しも好きだけどね?」
「そ!そーそー!それそれ!今俺達が此処にいるのは奇跡の上に成り立ってるんだなって事が言いたかったんだった!
詩杏が変な事言うから俺迷子になってたじゃねーか。
詩杏とマナトが出会ったのだって、色んな偶然が重なってんだぜ?
1つでも欠けてたらすれ違って今ここに恋人として居なかったかも知れない。
そう思うと凄く尊いと思わないか?」
「おぉーーーー!素敵ぃ〜!お兄ちゃんってたまーに良い事言うよねぇ」
「はぁ?毎秒良い事言ってんだろ。ってか良い事しか言ってねーし!」
「いやいや4年に1回だわ」
「誰が冬季オリンピックだよ」
「あはははは!冬季とは言ってない!」
あぁ確かに…あの日、スマホの充電が切れなかったら、あのコンビニにも行かなかっただろーし、財布を持っていたら、充電器を普通に買えていて、シアンから声を掛けてもらえていなかっただろう。
こんなに可愛いシアンが他の人の物になっていて触れる事も出来なかったのかもしれない…。考えるだけで耐えられないな。悪夢みたいだ…」
「ちょっとちょっと…マナトくん…照れくさいんですけど…」
「ん?」
「マナト…心の声漏れてっぞ…」
「…っ!」
今頃口に手を当てても仕方ないのは分かってるけど、自分が無意識に声に出してて愕然とした。
「「かっわいい〜!!」」
「やばいな!心を持ってかれるトコだったわ…」
「…なにを…」
どこから聞かれたんだろ…。
「やめてよー。あたしのマナトきゅんなんだから!」
シアンが抱きついてきた。あぁ可愛い柔らかい良い匂い。すき。すぐに抱きしめて、離れられないように頭や背中を撫で続ける。亜蓮さんが物言いたげは目で見て来るがスルーだ。
「ってか、マナトはどっちもイケそうだよな」
「やめて下さい。男も女もイケないです。シアンしかムリです」
「わぁ。凄いなそのセリフ」
「お兄ちゃんこそどっちもイケそう…」
「確かに。亜蓮さんはどっちもイケそうですね」
「あぁ…まぁ…どっちもイケ…たな。俺」
「経験者!いやいやいやいや!聞きたくない聞きたくない!お兄ちゃんのそーゆーの聞きたくない!え?お兄ちゃんはオフェンス?ディフェンス?どっち?」
「聞いてるし!!そして、どー見てもオフェンスだろ。受けはムリ」
「いや…。やっぱ聞くんじゃなかった…。身内がやんちゃ過ぎてツラミちゃん…」
「俺の話しはいいんだよ!そっちは?シアンは清い仲っぽい事言ってたけど、風呂も一緒に入って髪の毛まで洗って貰っちゃって…洗い合いっこしてんじゃんかー」
「洗い合いっこなんか…あ、ああ合いっこ…してる…」
「まさかの無自覚だった!マナトの何洗ったんだよ!」
「…っ!な、ななななナニって!…あ…あ洗ったけど…」
「洗ってるーーーーーー!あはははははははは!」
「シアン…くっふふふふふ。ホント洗いざらい喋るね。亜蓮さんもシアンに喋らせるの上手いし」
「どーやって洗ったんだよ」
「え?両手でこーやって…」
「ちょ、二人で何の話ししてんの?」
「両手でこー。の大きさ忖度し過ぎじゃね?」
「あ、いや。してないと、思う。ねぇアレって標準の大きさなの?マナトくん」
え?ここで聞く?もー仕方ないな。酔っ払い過ぎだよ。
「んー。標準じゃない…なぁ…」
「標準ってどれくらいなの?」
「13㎝っくらいって言われてるよ?」
「マナトくんは?」
「あー。俺は…えーっと…18くらいなんだ…」
「あー。だよねー。体感20㎝くらいかと思った」
「18かぁ…。え?体感!やってんじゃねーか!」
「あ!違う違う!洗う時に、触った体感って事だよ!」
「なんだ。それにしても18はデカイなぁ」
「お兄ちゃんは?とは聞かない…」
「俺もだいぶデカイ方だと思うけどちょっと負けたわ…くそ」
「いやいや…しんど。競わないで…」
お開きになって、寝室へ行くとシアンはもう眠っていた。
シアンと…いやシアンで…遊ぶ為の大人なグッズをAmaz○nで注文しまくった。もちろん送付先はシアンと俺の住むこの家だ。
可愛い顔をして無防備に眠るシアンにイタズラしたいのをぐっと堪える。上の服を脱ぎ静かに横になる。
「愛してるよシアン。おやすみ」
柔らかい唇に軽くキスをして目を閉じた。
シアンがお股の中に俺が買ったオモチャを入れたら取れなくなったから助けて欲しいと泣くので、仕方なく。そう仕方なく指を入れて掻き出そうと中を探る。
どれだけやってもオモチャは出て来ない。
困ったなぁと思っていたら、シアンが入れたオモチャは元々既に出ていたようだった。
なんだシアンの勘違いだったのか。よかったよかった。
目が覚めると、おっぱいを丸ごとはみ出させてワンピースの裾が際どい所までずり上がったシアンに抱きしめられていた。
道理でよく眠れたはずだ。
あ、なんかエッチな夢を見た気がする。こんなけしからん格好で俺に絡み付いてるからだよ。まったく困った子だな。
………………思い出した!シアンが自分で入れたオモチャが取れなくて、シアンに色々しまくる夢だった!きっとAmaz○nで色んなグッズを見て買いまくったからそんな夢を見たんだろう。
あぁなんて良い夢だったんだ!夢なのが惜しい。早く起きてるシアンとエッチな事がしたいなぁ。
亜蓮さんがリビングに居るから、シアンへのイタズラはおっぱいを少し揉むくらいに留めておこう。居なければ間違いなく素股か、おっぱいに挟んで擦ってたな。
息子が少し落ち着いたので、服を着てリビングを出る。亜蓮さんはまだ眠っていたので、起こさないように浴室へ。
シャワーを浴びる。右手の指がやけにヌルつく気がする。何か薬品触ったっけ?
まぁイイ。さっきの寝乱れたシアンと夢の内容をおかずに不貞腐れる息子を慰めた。
適当に髪を乾かしてリビングへ行くと、亜蓮さんが起きていたので、一緒に朝ご飯の用意をした。
少ししてシアンが起きて来た。亜蓮さんにも見せたくない!と思う可愛さだった。
こんな…こんなのって…。朝時間がなくても寝起きのシアンを襲ってしまいそうだ…。
洗面台へ向かうシアンを舐める様に見ていたら、亜蓮さんに肩をポンポンと叩かれた。
「すまん…苦労を掛けるなぁ…。」
え、なに?
目を見開いて亜蓮さんを見返すと、「アイツ恥ずかしがり屋だから…。そういう雰囲気になったら、ふざけてムードぶち壊しそうだ…」
「あぁ…それは…。でも、俺も初めてなんでシアンさんがしたいって言ってくれるまでは」
「はぁっ!?誰がっ!?誰が初めて?俺って?俺ってマナトの事!?」
「え?はい俺です。俺やった事ないです。ずっとシアンさんが好きなんで」
「そんだけの容姿持っといて!?」
「ありがとうございます。んー。他の物に興味がないんです。シアンさん以外、見たいとも触れたいとも思った事ないです」
「おぉ…。そりゃすげぇな…。俺も見習うわ。
マナトは詩杏に優しくしてくれそうで安心したわー。
詩杏は、結構ツラい経験して来てるから…。今はもう俺が側に居て変な奴を蹴散らしてやれないから、ずっと心配してたんだ。これからも詩杏の事よろしく頼むわ」
亜蓮さんは色々知ってるのか…。
「はい!任せて下さい!これからは俺がシアンさんを護ります!世界一幸せにしますよ!」
「あぁ…ありがとな」
アレンお兄ちゃんの容姿は美人系なのに、口調が荒っぽいのは、小さい頃からシアンちゃんに付き纏う、変な奴らを威嚇する為に頑張ってキャラ作りした結果なのでした。素敵な兄妹愛ですね。




