初心のシンデレラガール
2作目です。
今回はNLです。
私立心緑高等学校、それは日本という国に多大なる影響を及ぼした両親のもとに生まれた者のみが入学を許される、いわば名門校である。
この高校に入学している者の親は政治家やプロスポーツ選手、文豪などなど…
心緑高校に入学している生徒は皆、文武両道で頭脳明晰、いうならば“天才“である。
そんな天才たちの中に不良が紛れ込んでいることが、唯一の懸念点だ…
「この男を、の後に省略されている言葉はなんでしょう…宮崎」
「はい、“こそ得め“です」
「その通り、じゃあこのこそ得めという言葉を現代語訳すると…宮田」
「あ"?」
「あ?じゃないだろう、ほらなんだ、早く答えろ」
「んなもん分かんねえに決まってんだろぉが!」
「分からないなら分からないなりに、分かるよう努力したらどうだ?」
「んだともっぺん言ってみろや!」ガン
「おい、机を蹴飛ばすな!」
「チッ…やってらんねぇぜ」
「おいどこへ行く!」
「トイレだよトイレ」ガララッガシャン
「全く…」
そして授業も終わり休憩時間。
「いや〜それにしても宮崎さん、今日も凄く格好良かったわ!」
「そんなことないわよ」
「宮崎さんに比べて宮田は、トイレに行くと言って結局帰ってこなかったわね」
「なんであの不良がこの学校に居続けられるのかしらね」
「まあまあ…彼にもなにか考えがあるのかも…」
「またそういって!なんで宮崎さんはあんなやつのことを庇おうとするの?」
「べ、別に理由はないけど…」
「もしかして宮崎さん、彼のことを…」
「あ、あぁ!お腹が痛くなってきたぁ…」
「ちょっとトイレ行ってくるね!先生に授業遅れるって言っといて!」タタタッ
「あちょっと!…って行っちゃった…」
「はぁっはぁっ…!」
「なんだお前、またダチになんか言われたのか?」
「違うよぉ、ていうか、そろそろ真面目に授業受けなよ?宮田くん、本当はスポーツだけじゃなくて勉強も出来るんだから」
「うるせぇな、幼馴染だからって保護者面してんじゃねぇ」
「昔は泣き虫だったくせに」
「だまれ!そんな昔の話持ち出してくんじゃねぇよ!」
「ふふっ」
「なんだよ宮崎」
「いや、なんか懐かしくて」
「あ?」
「だってさ、こうやって昔みたいに2人きりで話すのなんて久しぶりじゃん?」
「たしかにな」
「なんだか嬉しくって」
「…」
「宮田くん?どしたの?」
「ほら、早く教室に戻れ」
「えぇ〜まだ一緒に話したいのにぃ」
「あと1分で授業始まるぞ」
「じゃあ一緒に戻ろ」
「無理」
「なんでぇ!」
「早くしろ、授業遅れるぞ」
「分かったよぉ…いい?この授業には絶対に参加すること!分かった?」
「あいあい」
「じゃあ教室で待ってるから!」タタタッ
「…ふぅ〜」
「ったく」
これはまだ、彼らの物語の序章に過ぎなかった。
どうでしたか?
私的には…星2!
好評だったら続き書きます。




