第2話 目が覚めたら、ゴキブリだったんだけど どうすればいい?
『ふぅ、随分歩いたなぁ・・・』 にしても本当に腹が減った。
腹がよじれそうだ・・・。
1時間ほど歩いただろうか?
”怒羅魂公園”と言う公園に辿り着いた。
『いや名前いかつすぎだろ!!』
今日は休日なのだろうか?ヒトがとても多い。
と言うか、今が何月何日かもわからない・・・。それどころか曜日すらわからない。
『ん?』
ある1匹のアリが近づいてきた。
「あのぉ、失礼ですがあなたゴキブリですよね・・・?」
『はい。恐らく”クロゴキブリ”かと・・・』
「恐らく?あなた・・・もしかして ”転生者”ですか?」
『ひゅ?ひゅま??』
「転生者のことです。まぁ要するに ”元人間” って事ですね。」
『まぁ、なんとなく分かりました』
「うちの巣にも数十匹はいますよ。」
俺と同じ境遇の奴らが何人もいるのか・・・
「来てください!うちの巣を案内しますよ。」
『あっ!あの・・・俺めっちゃお腹すいてて・・・食糧わけてくれませんか?』
「もちろんです!」
「あっ、その前に・・・私の名前は”アントニー”です。」
『俺は”田中太郎”。よろしくな。』
アリの巣って案外広いなぁ
ってか、まわりのアリたちがめっちゃ俺の事見てくるんだけど!?
もしかして俺、浮いてる!?
しばらく巣の内部を進んで行くと、食物庫らしき部屋に
辿り着いた。
案の定 虫の死骸が置いてあった。
でも背に腹はかえられん!! 勇気を出して一口食べると・・・?
すげぇうまい!!俺は慌てて頬張る。
1時間後・・・
『ところでだ、転生者とやらについて詳しく教えてくれ。』
「わかりました。」
俺は固唾を飲む。
第2話です。
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アントニーってなんだよ('ω')




