第10話 和平交渉
「待ってくださーーい!!」
アントニーが走ってむかってくる。
「その・・・。意味ないかもしれないですけど。 ”和平交渉” してみませんか?」
『和平交渉か・・・。』
『よし、そのアイデア もらった!!!!』
・巣内部
「なるほど。その手があったか。」
アスルドが頷きながら言う。
「いまさらだが、やってみよう。」
『アスルドさん・・・。』
「早速向かいましょう!」
・ムネアカ巣
『アーサーさん! いますか!?』
「なにか用か?」
(いや、普通に出てくるのかよ。最初の緊張感はなんだったんだよ・・・。)
『その、いまさらですが ”和平交渉” を提案しに来ました。』
「和平交渉か。検討の余地はあるな。 こちら側の犠牲者も多かったからな。」
(いや、検討の余地あるんか~い!!)
「すこし、アスルドに会わせてくれ。」
『アスルドさんに?』
「ああ。あいつならお前らの巣でも相当な権力を持っているだろ?すこしの融通は利くはずだ。」
『ま、まあ そうですが・・・。』
「会えないと言うのなら、和平提案はこの場で破棄させていただく。」
『わ、わかりました。アスルドさんに提案してみます。』
「また、明日会おう。」
『は、はい・・・。』
(アスルドさんと話を? 俺みたいな部外者よりは融通が利くってことか。)
和平交渉☆




