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屋根まで飛んで、壊れて消えた

作者: のんぴ
掲載日:2025/10/11

 誰かを傷つけることがないことを願いながら筆をとります。


 『幕末』についての創作物のありかたについて議論がなされることは、しばしばあります。最近も話題になっていました。


 そのなかで、東日本大震災のときに、山口県のみなさんが福島への支援に向かったことが触れられていました。

 互いに抱く複雑な感情のこと。


 自分の故郷は会津です。


 自分の場合、あの震災の時みたのは鹿児島県警の車両でした。


 これから故郷がどうなるのか本当に分からなかった状況で見た鹿児島県警の車両の長い列。彼らは海のほうへと向かいます。


 とても勇ましく見えました。

 こんどは助けに来てくれたんだと、とても嬉しかったことを覚えております。


 そう感じたひともいました、違う思いを抱いた人ももちろんいたかもしれませんという話。


 もう一つ付け加えると、原発事故に対処するために、アメリカの超特大の特殊車両を、ロシアの超特大の輸送機を使って運ぶという話も一度持ち上がったのを覚えています。

(公式には実現しなかったと聞きました)


 人類は争ってばかりの愚かな生き物だったけれど、最後の最後に心をひとつにして、力を合わせることができた。


 だいぶ弱っていたのでしょうね。そんな感傷に浸ったものです。

 最後になどならず、それゆえに争いが続いたことはご承知の通りです。


 あの夜のラジオから流れる『アンパンマンのマーチ』がとても心に染みたものでした。

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