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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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図書室。

首吊り部屋。

作者: caem

その部屋は、髑髏が渦巻いていた。


 そこには 必ずロープがあるらしい


 ちょうどいい 誰にでもフィットするロープが


 そっと巻き付けただけなのに ひんやりとしていて


 このまま熟睡できるだろう ほんのり あたたかくて


 そんなにギュッと力を込めなくとも やさしくいける


 母親に抱かれているように やさしく抱かれているように


 その部屋は首吊り部屋と呼ばれていて 最後の部屋らしい


 いくつもの痕跡があって 撮影してはいけないらしい


 絶対にたどり着いてはいけない 必ず 首を吊るらしいので



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