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学生C、異世界で成り上がる方法は“盗む”と決めました

作者:SHIN.ll
現代日本の高校生・**犬養遥(いぬかい・はるか)**は、ある日突然、クラスごと異世界に召喚された。

しかし与えられたスキルは《影が薄い》。
目立たず、存在感もない。まるでモブのように扱われ、「学生C」と呼ばれただけで、王宮の誰の記憶にも残らなかった。

名も、力も、期待も与えられなかった彼は、王都の片隅――粗末な兵舎送りとなる。

一方、目立つスキルを持った者たちは「勇者」「聖女」として称賛され、豪華な装備と特権を手に入れていく。

剥き出しの格差と無力感。
だが、犬養遥は諦めなかった。

影が薄い――それは“潜入”と“観察”に最適な能力。

見えないことで、見えてくるものがある。
声なき声、裏でうごめく闇。
そして、搾取され続ける弱者の存在。

「助ける気なんてない。
 ただ、腐った金は俺が盗った方がマシだろ?」

英雄になれなくても、悪よりマシな存在にはなれる。
遥は静かに決意する――
この世界で成り上がる方法は、“盗む”と決めた。

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