妄想27 どうしよう
「タロウくん、よく寝れた?」
「ああ、もちろんよく寝れたよ」
本当かな?
目が充血してるように見えるんだけど⋯
あっ、腕枕してくれてたんだ。
腕痛くなかったのかな。
いつもわがままばっかりなのに、なんでもしてくれるタロウくんに私は甘えっぱなしだ。
「ずっとしててくれたんだ⋯」
「ん?ああ、ずっとこのままだったみたいだな」
「えへへ、嬉しい⋯」
本当に嬉しい。
なんでここまでしてくれるのだろう。
タロウくんとくっついてるだけで安心しちゃう。
でも起きたってことは朝の可能性もあるから、そろそろ出発しないと。
「今何時頃なんだろう」
「外が分からないから、日が昇っているかも分からないな」
起きようかと思ったら、タロウくんに抱きしめられた。
「え?た、タロウ⋯くん?」
「アサミさんは柔らかい⋯」
「え?え?ちょ、え?」
「それになんでこんなにいい匂いなんだろう⋯」
「はぅ、まって、まってタロウくん⋯」
「ずっとしたかったんだ⋯」
「あっ、これ⋯もしかして⋯」
「今ならしてもいいよな⋯」
「え?な、ななな、なに⋯⋯を?」
「はぁ、ずっと我慢してたんだ⋯」
「が、我慢?何をしてたの?どういうこと?」
「女の子には分からないかもな⋯だからもうでる⋯」
「ああ、それって、あ、そんなことしたら⋯」
「なんでアサミさんこんなに柔らかくて温かくて気持ちいいんだろう⋯」
「だ、だめ、タロウ、くん、止まって⋯」
「もう無理なんだ⋯ああ、でるっ」
「あ、お腹の辺りに何か出てるのわか⋯」
「あー、まだ出てる⋯⋯ずっと我慢してたから⋯」
「え?なにこれ?染み⋯てきた?」
「すっごい出たな。ずっとバッキバキだったからな」
「え、どういうこと?ね、タロウくん、わかんないよ」
「ありがとうアサミさん、夢の中だからスッキリさせてもらったよ」
「ちょ、え?夢?」
「このまま寝るな、おやすみアサミさん」
「え?寝る?今から?え?」
「すぅ⋯すぅ⋯」
「ほ、本当に寝ちゃったの?さっきのって⋯お腹濡れてるよタロウ君ので⋯」
「すぅ⋯すぅ⋯」
「これって男の子のアレだよね⋯」
「すぅ⋯すぅ⋯」
「そんなに我慢してたんだ⋯出さないとダメって聞いことある⋯」
「すぅ⋯すぅ⋯」
「これがタロウくんの⋯すごい匂い⋯」
「すぅ⋯すぅ⋯」
「どうしよう⋯」
濡れた所を触っていると、硬いものに手の甲が触れた。
「この硬いのって⋯さっきお腹に当たってた⋯タロウくんのだよ⋯⋯ね」
私は興味心が抑えきれなかった。
手のひらをソレに向けて手を当ててみた。
「え、か、硬い⋯⋯こんなに⋯」
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
私はそのままフリーズした。
そしていつの間にか寝ちゃってた。
いつも何もしてないけど私も疲れが溜まっていたのかも。
よく分からないけど、タロウくんと一緒だから大丈夫。
R18にしてアルファポリスかノクターンに最後までするの載せるか⋯最後までとは言わず手前までの載せるか悩む〜
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