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妄想陰キャの異世界無双〜清楚系JDと共に〜  作者: 音無響一


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妄想13 マジックバック

「タロウくん、きてっ」


「いくよアサミさんっっっ」



ズボッと一気に押し込んだ。



「あっ、入ったっ、すごいタロウくん、入ったよっ」



ああ、もうなんでそんな風に言うんだ!


入るのは当たり前なんだ。


だってまだ最初の1個だからな。


絶対だ、絶対にワザとだ。


ああ、この異世界に来てから自家発電してないしもうダメだ。


頭がおかしくなる。


くそっ、この滾るリビドーの処理をさせてくれ!



「もっと、もっときてっ」


「まだまだいくよっっっ」



続けざまに俺は入れる。



「あっ、すごい、まだまだ入るっ」


「まだまだあるよアサミさんっ全部、全部入れるからねっっっ」


「もう入らないよっっっ」


「大丈夫だよアサミさん、信じて俺を。全部入れるよ!」


「うんっ、タロウくんのこと信じてるっ」


「あと少しで全部だよ!」


「すごいっ、入っちゃうっ!全部、全部私の中にっっっ」



な、なんなんだこの疲労感は⋯


ただバックに果物を入れただけなのに。



「全部、入ったよ⋯⋯」


「ありがとう、タロウくんっ」



くっそおおおおおおおお!


言い方!


言い方ってもんがあるだろう!


入れてぇ!


入れてみてぇよ!


どうにかなっちゃうぜ!


とにかくだ、とにかく成功はした。


一旦落ち着け⋯



「はぁはぁ、良かった、これで何とかなりそうだ」


「すごいねタロウくんは。なんでも出来ちゃう」


「あ、ありがとう。中の物は腐らないように時間停止機能を付けておいたから、この中に魚とか焼いて入れておこう」


「そんな機能まで?すごすぎて言葉にならないよっ」



本当に時間停止機能が付いてるかはまだ分からないが、大丈夫だと思うしかないな。


中の物を取り出すのは、バックの中に手を入れ、取り出したいものを念じれば取り出せるようになっていた。


入れるのも取り出すのも俺しか出来ないようだった。


その日は準備に1日費やし、移動は明日からということにした。






「おはようタロウくんっ」



初日に膝枕をしてから、今日まで俺達はお互いに膝枕をして交互に寝て過ごしている。


嬉しい、嬉しいんだ。


アサミさんを膝枕するのも、アサミさんに膝枕されるのも嬉しいんだ。


でもな、でもだ!


してぇ、してぇんだ!


アサミさんとなんて、そんな烏滸がましいことは言わない。


せめて、せめて俺の永遠のマイハニーライトハンドと戯れさせて欲しいんだ。


このままじゃ目覚めた時におもらしじゃないおもらしをしてしまう。


目が覚めて天使、もとい女神が目の前にいる。


これがどれだけ幸せか⋯⋯⋯


でもそうじゃないんだ。


この健全な18歳男子の身体はそれだけじゃ満足しねぇんだ。


はぁ、恋しいよマイハニー。


毎日毎日戯れてた俺の右手。


我慢したのなんて修学旅行の時くらいなのに。


もうそれ以上の日数を我慢してるんだ。


それなのに膝枕だと?


嬉しいけど死ねと言ってるようなもんだ。


日本にいた時みたいにしてぇよ。


妄想して右手に癒されたい⋯



「タロウ⋯⋯くん?どうかした?」


「だ、大丈夫だ!なんでもない!おはようアサミさん!」


危ない、トリップしてたぜ。



「ふふ、寝起きから元気だねっ!よく寝れた?」



くっっっ、なんて眩しい笑顔なんだ!


自己処理のことを考えてる男に向ける笑顔じゃないんだ⋯


こんなことを考えていた自分が憎い。


でも生殺しすぎるんじゃあああああい!



「よく寝れたよ、ありがとう」



そう言うしかないだろう。


よく寝れているんだが、寝れていないんだ。


早く処理しなければ、寝起きで大惨事だ。



「そっちも今日も朝から元気みたいだし⋯」


「ん?何か言った?」



ボソボソ言ってるから聞こえないが、なんだ?



「ううん!なんでもないよ!」


「アサミさんも眠くないなら、夜も明けたし、朝ごはんを食べたら出発しよう」


「賛成!そうしよっ」





準備を整え、俺達は南へ向けて歩き出す。



「ここからは魔物がまた出るかもしれないから、気を抜かずに行こう」


「うん⋯雰囲気も川沿いと違って、少し重苦しい感じがする⋯」



相変わらずアサミさんは俺の左腕を自分の腕と胸で挟み込んでいる。


もう定位置となった俺の左腕をガッチリとキープしているが、川沿いを歩いていた時よりも力強い。


それだけアサミさんも緊張してるのだろう。





道なりにゆっくりと歩いていく。


1時間ほど歩いたが、魔物は出ない。


重苦しい雰囲気はそのままだ。



「なんか、やけに静かな気がする⋯」


「うん、俺達の足音しか聞こえないな⋯」



何かが起きる前兆なのだろうか。


でも魔物が出てきそうな雰囲気すらない。


初日から結構な距離を歩いたから、魔物の種類が変わったりしたのだろうか。


スマホの時間を見ると昼頃だった。


お互いモバイルバッテリーを持っていたのでなるべく使わないようにし長持ちさせるように使っている。



「そろそろ休憩して昼ごはんにしようか」


「うん、そうしよ。疲れちゃうもんね」



道も脇に寄り、休憩とを兼ねて食事にした。


このまま何も起こらないでくれるといいんだが⋯⋯⋯


面白いと一欠片でも思って頂けたなら、お手数ですがブクマと星評価をよろしくお願いいたします。


特に星評価をもらえると最高に喜びます。

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