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海の王の末の姫

作者:谷川杳
 海の王の末の姫は、上の子どもたちとは異質な存在だった。

 深海魚の尾を持って生まれた深海の姫は、上手に歌うことも踊ることも、速く泳ぐこともできない。

 彼女にできるのは、海の底へ流れ着いた人間の魂たちの、声を聴くことだけ。

 隠れるように深海へ住まうことを選んだ姫が、深い海の底に沈んだ難破船で若い男の亡霊に出会う。

 魔が差したように惹かれて唇を重ねて海の命を分け与えたことが深海の姫の運命を動かし、姫の聞き、語る数多の物語が、海をも変える潮流へと導いてゆく。




某賞最終審査一歩手前で落選したものを加筆修正しています。

美しくて悲しくて美しくて胸がぎゅっと詰まるけれどハッピーエンドな大人の御伽噺が読みたい!と思って書きました。

気に入って下さる方に届きますように。
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