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私のママは、少し変。

作者: RURU

思い出は、心の中だけじゃない。

日記の中にも隠れています。

ちょっと変わってるお母さんと常識的な私の小さな日常を覗ける。そんなお話。

私のママは、少し変だ。

小さい時はわからなかったし、みんなそういうものだと思ってた。

少しづつ、あれぇ?なんて思うことがあったりする。

悩んだりもした。

今は、全然悩むことなんてないけど。

ただ、もしかしたら…私と同じことを思ってた人もいるかもなんて思ってる自分もいたり(笑)

だから、どこに出すわけじゃないけどこの日記に書いていこうと思う。

大人になった時に読み返してみて、笑えるかもしれないし、何か役に立つかもしれないし?

何から書こうかなぁ~。


①『私のママは、BIG BODY(笑)』

私のママは、いわゆるおデブちゃんだ。

でも、デブとか太ってるって言うと怒る。

事実なのに…キレる。しかもキレ方がヤバい。

あの巨体で上に乗っかってきて潰しにかかる。

正直、重い。

でも、ここで「重い!」なんて言ったらだめなの。

「え?何?」と聞こえないふりするし、「知ってる?人間って60キロ以上を身体の上に30分以上乗っけてると意識が段々なくなって、死ぬんだよー?」なんてさ耳元では囁く。

普通に怖ぇよ!サイコパスなの?

だから、聞いた。

デブとか太ってるとか言ったらダメならなんて言えばいいのよ?って。

そしたら、めちゃくちゃ巻舌で「BIG BODY」って真面目な顔して言ってきた。

「え?ビックバディ?」

「違う。BIG BODY。」

その巻舌必須らしい。何度も練習?させられた。

ちなみに上からどいてもらうには、「軽いからどいてください。」と言わなきゃどいてくれません。

こだわり強すぎない?

でも、そんなママが大好きです。


②『私のママは、1年しか頑張れない(笑)』

小学校の時に宿題で、生まれてからの写真と思い出を親に聞いてまとめてから提出ってのがあった。

まぁ、衝撃受けた。

「宿題なんだけどね、産まれてから今日までの写真とその思い出聞いてまとめるんだ。だからちょうだい。」確かこんな感じで聞いたと思う。

「………。」

「…………。」

え?

「……お母さんは、1年だけ頑張るって決めてたの。」

「うん?」

要は、産んだ1年は、全力投球するって自分で決めて色々なことをした。

お祭りもなんかのイベントも、誕生日もなんやかんや1歳までは、生後○ヶ月みたいな感じで写真がまとめられ、ちゃんとアルバムにもされてた。

だが……1歳すぎたあとは、たまに写真撮りそれをPCに保存、それすら月日が経過するごとに携帯の中の保存とかにしかされていない。

「……どうする?現像するのはできるけど、これ何歳かわからんな(笑)アハハ!」

お母さーーーーーん!

私たちは、それから撮影日をなんとか見つけてはどうにかこうにかした。3時間は、かかった気がする。

疑問に思ったから聞いた。

「なんで1年さ?」

「えー?お母さん、期日ないと頑張れない。」

しょうもな!!

でも、そんなお母さんが大好きです。



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