表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

1フレンドリーすぎる魔王


よし、私のステータスは…


竹下 奈々


剣 Lv7869


魔法 Lv9999999


Lv7118698


能力 コピー


職業 勇者



うわ…。

私、魔法を使ってないのに魔力だけでカンストだ…。

まぁいいや。そろそろ魔王城に着くかな。

にしても妖怪とかいない。おかしいなぁ。

あ、これを使うのはあまり気が進まないけどいいか。


【clone召喚】


そこに出てきたのは透明な少女だった。


【我は問う。我の質問に答えよ。cloneよ。】


『ハイ。マスター。』


「どうしてここら辺には妖怪とかがいないの?」

その問いに少女は答えた。


『それはマスターの魔力が膨大すぎるため、妖怪達が避けているのです。』


「アハハ…」

そう言うと少女は消えていった。

なるほど。うーん、これって妖怪達を傷つけなくていいけど魔王討伐としてどうなんだろ…う。

そして奈々の前には大きな扉があった。

ギィィィ。その扉の中には金と赤色の椅子に座っている奈々と同い年くらいの男の子がいた。

うわぁ、かっこいい…。


「誰?」


そう少年は問いかけた。

「え、っと…」

奈々はまよった。本当は奈々は人や者を傷つけるのが嫌いだったからだ。

それになぜかこの少年は傷つけたくない。

今、奈々が「自分は勇者だ。」と言ったら必ず戦闘になる。


「その膨大な魔力は一体?」


奈々がまよっているのを知らずに少年は問いかける。

「私は…」

奈々はあせっていた。


「はは、冗談だよ。どうも、勇者さん。僕は酒田 海賀。知っての通り魔王だよ。よろしくね。ま、あんま戦いたくはないんだけどね。」


この時、奈々は海賀は自分と同じだと思った。(しかもフレンドリーだな、と)

「私は勇者の竹下 奈々だよ。」


「奈々の魔力すごいね。」


「う、うん。」

魔王にしてはフレンドリーすぎると思う奈々だった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ