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幽霊日記。  作者: 璃乃。
1/1

1話:出会い。

初小説です!

なので見苦しい点もありますと思いますが、

よかったら見てやってください^^*

『○月○日○曜日

 今日は公園のベンチでぼーっとしてたら小さい女の子の霊をみた。』


「…りーまっ、またこんなことかいてるっ!!」

突然幼馴染が私が部屋に戻ってきたときに言った第一声。

「え、あ、ちょ、勝手に見ないでよ…」

すかさず私は幼馴染の陽菜の手元の

ノートを取り上げた。

まぁ、そのノートには日記を書いているものなのだが、

これはただの日記ではないのだ。

その名も『幽霊日記。』

陽菜は女の子らしくてほわほわしている美少女。

なので非科学的なものが苦手な陽菜からしたら

この日記は陽菜の苦手なピーマンと同じものだ。


「もおっ、こんなの書かないでよーっ!!

なんでこんなことかくのよっ!」

「え?なんでって、事実だし。」

真実を言った瞬間に涙目で

「やーめーてーよーっ!!

莉真が霊感あるなんてあたし信じたくないのっ!」

そんなこと言われてもなぁ…

あるものはあるんだし。

そんなことを思いながら「はいはい」と適当に返事をしておいた。


**


陽菜が帰った後、私は家の近くのコンビニへ雑誌を買いに行くことにした。

雑誌って言っても弟に頼まれたものなんだけどね…

その時、公園の前の電灯をフッと見てみたら

私と同じ年くらいの女の子がいた。

ふわふわしてて、腰まである長い髪、ちょっと透明の女の子。

「間違いない。あれは幽霊だ。」

そう心の中で思いながらちょっと近づいて行ったら

「ひゃああああああああ!!」

幽霊の女の子は驚いたのか突然叫んできた。

「う、え。ご、ごめんね?近づいて…」

ここで謝るのが常識かなっと思って謝った。

「いえいえ、あ、あの。突然ですけど聞いていいですかね?」

「何ですか?私の答えられる範囲ならお答えしましょう」

そう丁寧に答えた時、彼女が口にした言葉

「私って、もう生きてないんですよね?」

「…じゃなかったら何なんですか?」

笑いをこらえながら聞き返したら彼女は驚いたように

「ふえ、え、じゃあなんであなた私が見えてるの??霊感があるの??どこかの貴族の人!?」

彼女は目を輝かせながら質問攻めをしてきた。

「えー…と、どこかの貴族の人でもなんでもないですよ、

ただの凡人です。 あと霊感があるんです。」

「へえーっ!すごいね!あー…えっと、自己紹介、まだだったね。

私の名前は麗華っていうの!華麗って漢字を逆にしてるだけ。あ、麗華って呼んでねっ」

笑顔で彼女はわざわざ自己紹介をしてくれたので

私も一応しとくかな。

「私の名前は黒川莉真。私のことも莉真って呼んでね。よろしく」

霊感のある私でも実は幽霊と話すのは初めてだ。

どの幽霊も話しかけようとしても「ごめんなさいいいいいい」や

「す、すぐ成仏するのでお許しを!お札なんて持ってこないでください!」

と言って逃げてしまうのだ。

なのにこの子は不思議だ。

死んでいるのにまだ生きてる人みたいに

優しい笑顔、そして暖かい喋り方。

冷静な生徒と言われてきている私とは大違い。

本当、幽霊なのにね。


「そういえばここで何してたの?」

そう質問すると彼女は寂しそうに

「あぁ、んとね、私、帰るところがなくって、

わからなくて…どうしたらいいかわかんないの…。」

こういう時、普通の霊感の持ち主なら

お寺にでも連れて行くんだろうなぁとか思いながらも

「あ、じゃあうちくる?どうせ私以外は霊感ないし」

「えっ、いいの!?ありがとう!」

満面の笑みで彼女は喜んで私に付いて来た。


**


家に着いたとき、麗華ははしゃいでいた。

「わぁっ、わぁっ!すごーい!」

「全然すごくないよ、ただの一軒家だし」

そう答えた私を無視してまだはしゃいでいる。

見た目によらずに元気な人だなぁ。

階段を上り、私の部屋のドアを開けた瞬間

「お部屋可愛いね!わあーっ」

「そんなことないよ、これお母さんの趣味だし」

そんなはしゃいでいる彼女がこう言ってきた。

「私ね、家なんてなかったんだー、とある施設に預けられてたの。」

それを聞いた私は驚いて

「え、そうなの?なんで?」

あ、聞くつもりなかったのに思わず聞いちゃったよ…

「んー、少し長くなるけど、いいかな?」

そんな麗華の声に私は「もちろん」とうなずいた。



最後まで見ていただき有難う御座います。


これから続きを書けるかといえば

正直書きにくいかもしれません。

ですが頑張りますのでよければまた見てやってください。

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