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【第3章】無条件の光
むすめは、本当に可愛かった。
旦那がその存在を拒んでも、私は小さないのちを守り抜いた。
むすめもまた、小さな手で私の指をつかみ、その存在を私にしめしていた。
やがて授かった、ふたつめのいのち。
たくさんの苦労も、涙も、ふたりのむすめたちはその愛らしさで私をなんども癒してくれた。
泣いても、眠らなくて一晩中の抱っこも、それでも愛しい。理由なんていらなかった。
むすめたちは小さい時からずっと、いつも機嫌が良かった。
大きなわがままを言うこともなく、ふたりで仲良く過ごしていた。
まるで、それだけで満たされているかのように。
もうそんなに気を張らなくていいよ、わたしたちは大丈夫、とその存在が言ってくれているかのようだった。
この子たちの母親になれたこと───
それこそが、私の人生で、最大で最強のラッキーだ。




