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滅びゆく世界の片隅で  作者: カイト
シンジケート編
21/23

第21話 目標に向けて

翌日、リュエルは酒場にいた。


情報収集を知るためである。前までならろくに相手にもされなかっただろう。だが、決闘で『レッドバレット』を倒し、瞬く間のCランクへと上がった彼女は、いわば認められた。


そう、1人の傭兵として相手されれるようになったのだ。


聞いた情報は様々、いわゆる傭兵間でのマナー………というより決まり事で例えば獲物は先にいた方の物…………などと言ったことから、この地域の勢力情勢なども聞いた。


そしてカウンターに座り集めた情報を整理していると後ろから声がかかった。


「リュエルちゃん」


後ろを振り向くとそこにはリュートがいた。


「リュートさん、どうしました?」


「いや、少し話したいことがあるだけだよ」


そう言い、リュートは隣の席に座った。


「話したいこと?」


「ダスカーから聞いたんだけど………Cランクに上がったんだって?」


ああ、そういうことか。と、リュエルは思った。それにしても伝わるのも速い…………わけではない。伝わる速度自体は別に普通だ。

何せみんなもう知ってる。


「はい、まあ………運によるところも大きいですけどね…………」


「うーん、確かに運が良かった…………いや、悪くないか?リュエルちゃんの実力があったこととたまたまアイクが近くに居たから助かりCにも上がれたのだけでDランクの依頼を受けたのに希少種がいたのは運が悪いんじゃないか…………いや結果的には良かったからいいのか?」


「それについては考えるだけ無駄ですよ…………多分。私も昨日の夜考えたんですけど結局答えは出ませんでした」


そう、これについてはリュエルも昨日の夜考えたが結局結論が出なかった。


「それより………私、次はAランクに上がろうと思うんです」


「それは…………リュエルちゃんの夢のためか?」


「はい、少し大き過ぎますかね?」


「いや………目標なんて、そのくらい大きくていい。…………俺はリュエルちゃんの夢を知らないけどきっと、その夢のために大事なんだろう?」


「はい!」


もちろん、リュエルの夢を考えれば、必ず。というわけではない。だが、Aランクになることは大事ではある。AランクならばBランクの5倍は優遇される。

それだけ違うのだ。


「あ、そういえば…………もしよかったらAランクに上がるためにどうすればいいか教えてくれませんか?」


「うーん。俺はあまり傭兵には詳しくないけどな?………ただただ依頼を受けているだけじゃあAには上がれない。何かしらの功績を立てなきゃいけないらしい。だから………運だな」


「運………」


「ああ、功績を立てれるような時が来る人はくる、来ない人は来ない。だから………腕を上げて、来る時に備えるってことかな。あとは………Bランクにも上がっておく。こっちは依頼を受け続ければ自然と上がれるよ。とは言ってもリュエルちゃんなら案外Bに上がる前にAに上がりそうだけどね」


「なるほど………ありがとうございます」




その後も主に希少種との戦いについて少し2人で話しているとリュートさんが


「おっと、そろそろ時間だ。じゃあ、また今度」


「はい、今日はありがとうございました」


すると、リュートさんは席を立ち帰って行った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しばらくして、部屋に戻ったリュエルは1人考え事をしていた。

ちなみにエリスの修理はもう1日かかるらしい。



リュートさんに教えてもらったことでAランクまでの道は一応は見えたけど、それがどれほど遠い道かということ理解した。


だが………私の夢に比べればこのくらいは達成しないといけない。


そう心に決めた。



〜あとがき〜

はい、ということでこれでシンジケート編も一区切り(もちろんまだまだ続きます)。

まあ、いわゆる起から承のあたりです。

次はリュエルの次の目標であるAランクに上がるまでですね。

また、ここからはシンジケートにも深く関わっていきます。

またキャラも増えるのでお楽しみに!

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