表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
滅びゆく世界の片隅で  作者: カイト
シンジケート編
18/23

第18話 希少種

とりあえず、砲撃級なので腹にあるコアへ攻撃を当てたい。正直言って普通に砲撃級の砲撃を避けるか盾で受けたらビームライフルを2連射すれば倒せるのだが、今回はできるだけレール砲を使っていきたいので少し違う方法で倒すことにする。


それにビームライフルだと避けられる可能性もあるのでレール方の方が確実に倒せるだろう。


まずは砲撃級のビームを盾で防ぎそのままブーストを解除、滑りなからレール砲をチャージし、砲撃級の腹部に向けて発射。そして同時にビームライフルも撃ちフルバースト。ビームを打った直後に弾速が速いレール砲を避けることはできずにレール砲が装甲を貫く、さらにその後にビームライフルのビームがコアに直撃。砲撃級はそのまま爆散した。


「ふう、こんなところか………意外と使いやすいなこのレール砲」


反動は大きいがそれをうまく使えばどうということもないし、やはり手を使わずとも撃てるのが良い。格闘戦としている最中でも撃てるのはかなり便利だ。


そして依頼も完了したことだし帰ろう………とした時だった。


「……!!リュエル!!上!!」


リンの言葉で咄嗟に後ろに飛び下がるとエリスがいたところにZOIDが落ちてきた。

前面の装甲が非常に厚いZOID………だけどそれ以外の部分が聞いていた突撃級の特徴とは違う。


「何だ!?」


「高機動型の突撃級…………イノセプター!!希少種だよ、リュエル!!」


希少種…………前にリンから聞いたことがある。珍しいタイプの中型ZOIDで総じて強いらしい一流の傭兵でも苦戦するという。


「リュエル、こいつは基本はただの突撃級と一緒で………リュエル!!」


リンから話を聞いていた時、ビームが飛んできた。なんとか盾で防御し、飛んできた方向を見ると重量型ヘビータイプよりもさらに大きい、砲撃級キャノンのZOIDがいた。


「超重量級の砲撃級!?もしかして……… アリューゼ!?」


「リン!こいつらは何なんだ!?」


「………こいつらはかなり有名な希少種、簡単にいうとイノセプターの方はめちゃくちゃ速い突撃級と考えて、アリューゼの方はビームの量が3倍で装甲が腹部以外かなり硬くて動きは鈍い砲撃級!!」


「要するに?」


「この状況はまずいよリュエル!こいつらの相性は中型でもトップクラス」


なるほど、確かに考えれば考えるほどまずいな。おそらく逃げるにも難しそうだ。

さてどうするか………。


などと考えているとイノセプターが突っ込んできた。どうやら考える時間は与えてくれないようだ。


イノセプターの突撃は横にずれて回避したものの、合わせてアリューゼが撃ってきた

ビームの方は避けきれずに盾で防御する。正直あまり攻撃を防御はしたくない、倒すまでにどれくらいの時間がかかるかわからない以上、エネルギーの消費は抑えたいからだ………。


だが、どちらからやるか………などと攻撃を避けなから考える。攻撃さえ当てれば何とかなるかもしれないが隙がなさすぎる。仮にアリューゼの方を先にやろうと思ったら懐に潜り込むために接近しなければならない。しかし、そもそも弾幕を掻い潜り接近するにが困難な上、その隙にイノセプターにやられてしまう。逆もまた然りだ。まあ、イノセプターを先にやる方が可能性はあるかもしれない。


「っち、どうすれば………イノセプターを先にやった方がいいかもだけど突撃級の前面装甲を貫ける武器なんて……………」


あれ突撃級の前面装甲………?


「………!!」


そうだ、レール砲だ!リュートさんが言ってたじゃないか、これは至近距離なら突撃級の前面装甲すらも貫通できるって。


イノセプター相手に至近距離で撃つ隙があるかはわからない、だが、やるしかないだろう。


そうと決まればやることは一つ、イノセプターの攻撃を受け止めること、イノセプターのコアは前面装甲の裏にあるらしい、だから正面からレール砲を撃つ必要がある。


エネルギー残量とかを気にしている場合ではない、アリューゼからくるビームを全て盾で受け止めイノセプターの突進を間一髪躱す、流石に突進を受け止めることはできない、それに今は盾も使える状態ではなかった。


しかし、レール砲は射角的に無理なもののビームライフルを撃つことには成功する、なんとか側面からコアを貫けないかと思ったが流石にコアには当たらない。ただ、その威力でイノセプターを吹っ飛ばすことには成功した。


「リュエル、この状況なら!!」


そしてリュエルは反動を利用しつつ反転、アリューゼに突っ込む。流石に弾幕を全て受けていたら盾が持たないので避けられるものは避ける。


それに…………いま、アリューゼに向かっているのはアリューゼを倒すためではない。………そう、イノセプターを誘うため。


一瞬後ろを振り返ると復帰してきたイノセプターがものすごい速度で追ってきている。やはりすごい速度だ。これを正面から受けたらエリスでは受け止めきれないだろう。だが、今の状態なら相対速度はそこかでない。受け止めることもできるだろう。


そして…………・


「今だ!!」


反転した。

〜あとがき〜

希少種というものが出てきましたが、詳しくは設定資料集の方に書きます。

一応今回出てきたイノセプターとアリューゼだけは少し解説しておきます。

イノセプターは高軌道の突撃級、純粋に速いため突進を避けるのが困難です。

基本、突進しかしてこないもので、よければ普通の突撃級と同じように後ろから攻撃することで倒せます。しかしそこは高軌道型なのでその隙がほとんどないです。

アリューゼは………まあ、弾幕を張ってくるやつとでも捉えておいてください。

ちなみに希少種は一対一だとCランクでも苦戦することが多いです(勝率は7割くらい、割には合わないです)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ