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第1話 始まり

かつて人類はこの星で栄華を築いた。その世界は平和で幸せに満ちていた。

その悲劇が起こるまでは……………


大陸歴3197年、突如現れた謎の機械生命体ZOID、によってこの楽園は崩壊した。人類は総人口の半分と生存権の3分の2を失った。人々はこの出来事をこう呼んだ『神の断罪』と。


無論人類も負けたままではなかった、対ZOID用二足歩行型殲滅兵器、通称“ VG”、VGの開発により人類はZOIDの侵攻を食い止めることに成功した。


しかし……人々は愚かだった。ZOIDにより世界が荒廃した結果、人々は戦争を始めたのだ、対ZOIDように作られたVGはその利便性から次第に人類同士への戦争にも使われるようになった。


そしておよそ半世紀が過ぎた。


無法地帯でガラクタ漁りを営む少女、リュエル。彼女はある日墜落した輸送船の中で謎のVGを手に入れることになる。


そして、それを機に彼女の人生は大きく変わることとなる。そして彼女は世界の命運を受ける大いなる戦いへと巻き込まれていく。


これはそんな滅びゆく世界の中で希望を捨てず世界に抗い続け世界を駆け抜けた

少女と仲間達の物語である………


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


大陸歴3258年


錆びた金属の骨組みがそびえ立ち、折れた鉄骨が空を掻きむしる。ここは、かつて世界の中心として栄えた都市だがそれ故に戦果にさらされた。今はただ、瓦礫と化した構造物が無秩序に広がる、 マフィアやシンジケートの支配する無法地帯だ。


その日も、リュエルはMTーーVGを幾らかグレードダウンした作業用の二足歩行がたロボットーーーーーに乗りガラクタ漁りをしていた。10年ほど前に両親を亡くしてからずっと続けていることだ。


「……んー、今日の当たりはこれくらいか? リン、何かめぼしいもんは見つかったか?」


リュエルの問いかけに、MTに搭載されているAIリンが答える。リンはAIデバイスでMTやVGに接続できるほかデバイス単体でも使える高性能なAIだ。


「残念だけど、全然。リュエル。このセクターの廃棄物は、すでにほぼ全て回収されてしまってるね。次のセクターに移動する?」


機械的ながらもどこか抑揚のあるその声に、リュエルは肩をすくめる。


「そうだな。いくら足元がガタガタでも、ここじゃ掘り尽くされてるだろうしな。ま、ぼちぼち移動するかのんびり休むか…」


リュエルがそう言いかけた、その時だった。


リンの声が、わずかに緊張を帯びて耳に届いた。


「リュエル!レーダーに未確認の反応が!おそらく墜落中!」


「!!」


その言葉に、リュエルの顔から一気に疲労の色が消え去る。顔を上げた彼女の視線の先、荒れ果てた空の向こうに、微かに黒い点が高速でこちらに向かってくるのが見えた。それはみるみるうちに大きく、そしてはっきりとその姿を現していく。


あれは、間違いなく輸送機だ。そして、制御を失い、この無法地帯へと落ちてこようとしている。



「方位は北東、形状から長距離輸送機と断定!リュエルどうする!?」


「マジかよ、リン! あんなもん、こっちに落ちてきたら…!」


その時リュエル久しぶりに心が昂るのを感じていた。こんなに心が昂るのは久しぶりだ。なぜなら墜落した輸送機いうことは、まるごとガラクタの山、さらには高価な物もあるのかもしれない。


もちろん危険は伴う。シンジケートの連中だけでなく、他のガラクタ漁りや、この無法地帯をうろつく危険な輩も、この「お宝」に群がってくるだろう。それでも、このチャンスを逃すわけにはいかない。

そして空に吸い込まれるように、黒い輸送機が弧を描き、猛烈なスピードで落ちていく。そして、数秒後、遠くの瓦礫の彼方で、轟音が響き渡った。砂埃と衝撃波が、この場所まで襲いかかる。


10秒ほど経っただろうかリンが状況を説明する。


「墜落地点はここから北東に約2、5km、生存者などの反応はなしと。……ん?墜落した瞬間に異常なほどのエネルギー反応があった……爆発とかはしていないはずなんだけど……。シールドとかが弾け飛んだのかな?リュエル、これは危険かもしれないよ?」


異常なエネルギー反応。その言葉に、リュエルは危険だと本能で悟る。しかし、彼女の中に輸送機の近くに行かないという選択肢はすでに亡くなっていた。 




(カクヨムにありますhttps://kakuyomu.jp/works/16818622177649674133)


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〜後書き〜

初めましてカイトです。まだカクヨムも始めたばっかりで誤字脱字なども多くあったり一話の分量が少なかったりなどがするかもしれませんがこの先もこの物語を読んでくれたら幸いです。更新は不定期ですが一応1週間に一回は必ず更新します。

あとナレーション部分というかセリフ以外の部分の書き方がまだあまり定まってなくて所々変わってしまうかもしれません。一応、現在はTRPGのKP視点のような感じになってると思います。ただ僕的にはキャラ視点にしたい。

コメント待ってます。


〜こぼれ話:ZOIDについて〜

突如現れた謎の機械生命体。大きく分けて小型、中型、大型の三つと超大型がある。

またZOIDにはコアがあり、コアを壊すことで活動を停止できる。また活動停止したZOIDの残骸は様々な用途に使え、高く売れる。

小型ZOID……基本的に大きさは数メートル。装甲も薄くどこからでもコアを貫くことができる。普通の兵器やMTでも対処できる。


中型ZOID……基本的に大きさは20メートル前後。装甲もある程度固く基本はコアが露出している部分から出ないとコアを破壊することができず通常の兵器で倒すことは困難。よほど高火力な兵器かVGでないと倒せない。VGを使えば新兵でも1vs1で戦える。


大型ZOID……基本的に大きさは100mほど、最大でも150m。装甲は非常に固く、VGが一中隊(16機)で同等くらい(なおエースとかは1人で倒しちゃうこともあるらしい)


超大型ZOID……大きさが200m以上のもの、今まで3体しか確認されておらず、また倒せてもいない。


〜こぼれ話:VGについて〜

対ZOID用二足歩行型殲滅兵器。対ZOID用に作られた兵器でモ◯ルスーツとか

マ◯ラウの戦術機とかみたいなもの。詳しくは設定資料集で

(カクヨムにありますhttps://kakuyomu.jp/works/16818622177649674133)

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