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伯爵令嬢は狙われている  作者: 屋月 トム伽
死竜のドラゴニアンシード
81/252

恋人はリアだけ

部屋に帰るなり、寝る為に着替えをして寝ようとすると、リアは手伝おうとクライスのタキシードを脱がそうとした。

「何?ベッドまで待てない?」

クライスは意地悪そうに言ってみた。

「違います。結婚するんですから、その、着替えを手伝おうと思って。」

「結婚意識してくれているんだ。」

「…してます。」

リアは結婚を考えるとまた照れたようになった。

「俺は従者をつけてないから、脱いだ服は洗面所のランドリーボックスに置いておくと、ケインが片付けてくれるから。」

「じゃあ、そちらに入れて来ます。」

リアがクライスのタキシードの上着を持って行こうとすると後ろから抱きしめて来た。

「明日、本当にお茶会するの?俺から断ろうか?」

「…します。」

リアはクライスの腕を握り、顔を埋めた。

クライスはそのまま抱き上げ、タキシードの上着をソファーに投げ捨て、リアをお姫様抱っこにしベッドへと連れていった。

「…ローラ様とは恋人ですか?」

リアが尋ねるとクライスがリアに触れながら、ジッと見た。

「俺の恋人はリアだけだ。」

「…」

クライスは、ローラとの事を心配しているとかと思ったが、何と説明しようかと考えていた。


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