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友達になりました
リアが壁の花になっているとマルクがやって来た。
「クライスがいないと寂しいですか?」
「すぐに戻ってくるから。」
リアは仕事だからと思いそう言った。
マルクと話していると、読者が好きで以外にも恋愛小説まで読むらしく話が合った。
「マルクとは友達になれそう。」
「では友達という事で」
二人には友情が芽生えていた。
いつの間にか、キャア、と黄色い悲鳴が上がっていた。リアとマルクが見るとクライスに女の子達が寄っていた。
クライスは断りながらリアを探していた。
リアを見つけるとすぐに向かって来たが片腕には一人の女の人がしがみついていた。
「リア遅くなってすまない。アリー離れて。」
「ええっー」
甘えた声でいうアリーは離れる時、キッとリアを睨んだ。
クライスは気がつかなかったがリアとマルクはしっかりと見ていた。




