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伯爵令嬢は狙われている  作者: 屋月 トム伽
死竜のドラゴニアンシード
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休息

クライスは先に起きておりソファーに座っていた。

「お、おはよう、」

「おはよう、よく眠れた?」

よく眠っていたみたいで、もう昼になっていた。

「着替えしたら食事にしようか?」

クライスはリアが眠っていた間に女物の服を準備しており、リアは着替えた。

クライスはその間ランチの手配をしており、そのまま着替えが終わるのを部屋の外で待った。


クライスの部屋からすぐ近くの部屋へ案内され入るとクライスの部屋と同じくらいの大きさだか、本ばかりの部屋だった。バルコニーもあり、そこにはランチが用意されていた。

「さぁ、食べよう。」

クライスのエスコートで座り二人は食べ始めた。

「使用人達は皆下がらせているから。食事の後は本でも呼んで今日はゆっくりしよう。俺の部屋に持って行ってもいいから。」

マルクの指示通り今日はリアをゆっくり休ませるらしい。

クライスは明日の慰労の為のパーティーの話する。

「えっ、でも私ドレスがないよ。取りにも帰れないし。」

「ドレスの心配はいらないよ。後で部屋に仕立て屋がくるから。好きなドレスを選んで。」

「でも悪いわ」

「俺がプレゼントしたいからいいんだよ。こう見えて結構持ってるから。」

どうやら仕事で結構稼いでるらしい。


食事のコーヒーを飲んでいるとコンコンと誰かが来た。どうやら仕立て屋が来たようだ。

「ずいぶん早いな。」

「すみません、もし直しが必要なら早めの方がいいと思いまして。」

「リア、待ってもらおうか?」

「大丈夫です。食事は終わりましたから」

といい席を立った。

部屋に色々なドレスが並べられ、まるでブティックのような部屋になる。

(ドレスなんて久しぶりだな。)

と目を輝かせていた。


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