表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伯爵令嬢は狙われている  作者: 屋月 トム伽
死竜のドラゴニアンシード
38/252

リゾット

クライスはリアの手を握り話し始めた。

「マルクと何話してたの?」

「今夜にも解呪が終わりそうだって、」

(って、手握りすぎ)

リアはドキドキしながら話した。

「じゃあ今夜は俺もここにいるよ。」

クライスはリアの手にそっとキスしながら言った。

(〰️っ、ここって、ここ!?執務室の事だよね!?)

「クライス、執務室にいるんだよね」

「ずっとここでもいいけど」

「だ、ダメ!」

「今は何もしないよ。解呪中に興奮させたくないし。」

(もうすでにドキドキしてます!!)

リアは話題を変えようと、フッと上を見た。上にはマルクの光のシードが浮いていた。

「これっ、マルクのシードだよね。」

クライスは話を反らそうとするリアが可愛く、クスッと笑った。

「マルクも生まれつきシードを持ってるんだよ。ヒューゴが王都にいる間はよく教えてもらいに行ってたよ。」

クライスはリアの頭を撫で立ち上がると、

「楽になったらご飯食べようか?リゾット持って来てたんだった。」

クライスが執務室に置いていたのかすぐに持ってくる。

「少し冷めたな。悪い」

「ううん、美味しい。ありがとう。」

クライスは解呪が上手くいっており、リアの顔を見て安心した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ