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Metal Blood World 〜ようこそ選ばれしプレイヤー達〜  作者: かねくるシャケ
流星祭 編
39/95

第29話 流星祭当日

星に願いを............

7月7日 午前7時54分


ピピピ!ピピピ!


目覚まし時計の音が部屋に鳴り響く。またか.........目覚まし時計が鳴るのはこれで4回目だ。なんで今日はこんなに鳴るんだろう。昨日の会話を思い出す。


「リオ先輩?なんで目覚まし時計4個も置いているんですか?」


「明日は早起きしないといけないからね!」


あれ?なんで早起きしなきゃいけないんだっけ?もう少し思い出そう。


「明日は流星祭だからね!それにハンドさんから用事を頼まれてるんだ!」


そうだ!ハンドさんから用事頼まれてるんだった!!


俺は目を開き、勢いよく立ち上がる!

目覚まし時計を全部止める!

服を着替える!

ドアを開ける!


 

ガチャ!







階段を猛スピードで降りるとリビングへ向かう。


「あ!おはようリオ君!」


「リオ先輩!急いでいるんですよね!サンドウィッチならありますよ!」


リビングにいたメガネ君が俺の口にサンドウィッチを押し付ける。


「んー!はひはほうへはへふん!(ありがとうメガネ君!)」


サンドウィッチを咥えながらリビングから飛び出す。まるでアニメでよくあるトーストを咥えながらの登校だ。


ギルドのドアを開け外へと飛び出した!

確か他のギルドの人達も集合するから集合時間は8時20分だったっけ?


「確か今日は大図書館じゃなくてファンタジーモールのギルド集合......ここから走っていくとすると40分くらいかかっちゃう!」←もうサンドウィッチ食べた


「ぷに?」


「そうだ!こんな時のアイツじゃないか!」


ポケットからカードを一枚取り出す。赤いバイクが描かれたカードだ。


「来い!」


右腕に付けられたデバイスに赤いカードを読み込ませる。

すると赤い魔法陣が横から現れた。





エンジン!ゴ!ゴ!ゴ!ゴ!GOー!


赤いボディは勇気の証!

加速はいつもnon stop! 俺様のタイヤが火を吹くぜ!


暴走バイク!ディルバマッハ~!




「俺様参上ー!!」


赤い魔法陣からバイクが飛び出す。ディルバだ。


「ディルバ!急いでいるんだファンタジーモールまで連れて行ってくれ!」


「ふぁんたじーもーる?なんだそれ.......うまいのか?」


「うまくはないけど.......美味しい物も作ってる場所だよ!連れてって!」


「よく分かんないけど面白い!乗せてやるぜ!」


俺がディルバに乗ると同時にエンジンがかかる音がした。


ブルンブルン!




「飛ばすぜーーーー!!」


ディルバは勢いよく前方へと進む!ファンタジーモールとは逆方向だ!


「ディルバ!そっちじゃない!逆方向!」


「それ早く言えよ!」


街の人達がすごい目で俺達を見つめてくる。

バイクを見たことが無いんだと思う。


そういえばさっきスララの声がした気がしたけど気のせいか?








午前8時15分 ファンタジーモールのギルド 社長室


「遅くなりましたぁーーー!!!!!!」


俺はハンドさんのいる部屋のドアを思いっきり開けた。たぶん後で怒られるだろう。


「あ!リオ君じゃないか(°▽°)」


「リオ、ギリギリだな。」


「セーフですよセーフ。」


「よっ良かったぁぁぁぁ。」


この部屋に来るまで10階分階段を走ってきたから疲れてしまった。息切れもしてるし心臓がうるさい。他のギルドマスターの2人も来ている。


「もしかして階段来たの(´⊙ω⊙`)?せっかくエレベーター付けたのに?」


「え!?このギルド、エレベーターあるんすか!?」


それを昨日の時点で言って欲しかった気がする。





「今日集まってもらったのはこの3人!リオ君とヴァルキル君とマサムネ君!」


パチパチ


「で?今日はなんの用で呼んだんだ?4時からは流星祭だぞ?」


「それがね.........屋台に出す材料がまだ来てないんだよね(早口かつ小声で)」


「今なんて言いました?」


ハンドさんの小声かつ早口な発言にヴァルキル君が少しキレ気味に答える。


「ヴァルキル君落ち着いて!」


「........屋台に出す材料がまだ届いてないんだ!てへ(๑>◡<๑)!」


カチャ


ヴァルキル君は腰につけた2本の剣のうち1本を取り出す。


「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい((((;゜Д゜)))))))」


「ヴァルキル君!?!落ち着いてぇ!」


2人でヴァルキル君は落ち着かせる。


「流星祭まで何日もあったはずですよね?なんで肝心の材料が来てない事を僕達に教えなかったんですか?ハンドさん?」  


笑顔でそう聞くヴァルキル君、笑顔なんて滅多に見せないはずなのに。

真っ黒なオーラが見えた気がする。


「ヴァルキル君!隠せてないよ殺意!」


「ごめんよぉ~(´;Д;`)でも材料は近くの村まで来てるから!馬車15台くらい!」


「ふーーーん、」


あ、少しだけ殺意治ってる。








「それでハンドさんは僕達に何の用が?」


「あと1時間もすればこの街に来るんだ!だから君達には街に来た瞬間に各屋台に材料を運んで欲しい!」


「そういえば屋台の数はいくつなんですか?」


俺の質問に対しハンドさんは顔の紫の液晶に「?」を出す。もしかしたら自分でも把握してないのかもしれない。


「えーーーっと確かーーー240くらい?」


3人(意外と多かったぁ!!!!)






1時間後 オリオンの街 壁の前


壁の入り口から馬車がどんどんやってくる。俺達3人は待機していた。


「目安は1時間以内に全屋台に配る事........。」


「僕がこの近くの屋台に運びます、ヴァルキル君とリオさんで遠い方の屋台をお願いします。」


「分かったよ、それじゃ行くよ!」


3人で一斉に姿を変える、人の姿じゃ絶対間に合わないからだ。



「チェンジ.......。」


「チェンジ!」


リオ(え?なにその掛け声?)


赤、水色、緑色の3つの魔法陣が出現し俺達はそれをくぐる。




Heart is burning! The sword is dyed red! Acceleration is non-stop!

デュリオニックマッハー!!!ブルン!ブルン!


「俺の名はデュリオニックマッハー!さらに加速していくよ!」




セカンドギアオン!ヴァルキル!オーバードライブ!


「ヴァルキル.......オーバードライブ」


ヴァルキル君の体がロボットになる瞬間に肩や足などのパーツが開いて中から気体が「プシューー」って音を立てた。




ライメイのごとく?否!ハヤテのごとく........いざ参る!マサムネ!出陣..........


「マサムネ............参る!あ、刀はしまいますね!」







3人共ロボットの姿になった。俺達は馬車に向かって荷物を3箱ずつ持ち上げる。


「それじゃ行くよーーー!せーーーの!」


シュン!


俺達は動き出した。


馬車のおじさん達「うわ!消えた!」


1分後


「ただいま戻りました!次の運びますね!」


馬車のおじさん達「戻ってくるの早!」


これを何度も繰り返していく。






1時間後


「終了ーー!!お疲れ様です皆さん!」


馬車おじさん達が帰って行く、終始驚いていたな。俺達のスピードに........。

俺達は元の姿に戻ると近くにあったベンチに腰を下ろす。


運んだ数 リオ 92箱 ヴァルキル君 83箱 マサムネ君 65箱



「いやーー疲れたーディルバマッハーって解除すると疲れが一気にやってくるんだよねー」


「リオ.......あの姿は......カッコよかった....ぞ。」


「ありがとーヴァルキル君!」


「あ!もうすぐお昼ですしこのまま3人でご飯を食べに行きませんか?」


マサムネ君が提案をする。


「俺賛成!」


「僕もだ。」


ちょうどお腹も減ったところだったからタイミングが良かった。


「どこにします?リオさん」


「そうだな.......ここの近くにね、オススメの定食屋があってね........前行った時にハンドさんに割り引き券貰ったんだー。なんでも常連になると裏メニューが食べれるようになるらしくてね.........」


「裏メニュー?面白い......ぜひ行ってみようじゃないか。」


3人は立ち上がり歩き始めた..........。






そして時は経ち

午後4時00分.........流星祭「開始」






おまけコーナー

裏話1


ハンドさんが3人を呼んだ理由は「知り合いの中でトップ3で速そうだから」

ただそれだけだぞ!

ちなみにヴァルキル君は日々の鍛錬のおかげでオーバードライブ(セカンドギア)になっても吐血しなくなったよ!




それでもデュリオニックマッハーの加速には勝てなかったみたい。

(実はどれだけ運べるかで競争をしてた)


ヴァルキル「次は絶対に勝つ」



裏話2


メガネ君が作ったサンドウィッチに入っていたのは生クリームとバナナとイチゴとキウイ!まさかのフルーツサンドでした!!


リビングにいたサナさんはパンケーキは食べてたよ!

サナ「この味........絶対お店出せるよ........。」



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