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Metal Blood World 〜ようこそ選ばれしプレイヤー達〜  作者: かねくるシャケ
始まり......そして
13/95

第11話 会議 後編

月27日


気温が上がり太陽が昨日よりも照りつける。もうすぐ7月........夏が来るのだ。

俺達は今、大図書館の入り口の近くにいた。


「それじゃレッツゴー!」


サナさんを先頭に大図書館に入っていった。入り口のドアは自動ドアになっているらしい。ウィーーンと音をたて開いた。中に入ると涼しい........本当に施設のようだ。


「いらっしゃいませーオリオン大図書館へようこそー。」


カウンターにいる女性がそう言った。


「あのーすみません。この会議に参加したいのですがー。」


「ファンタジーモール主催のギルド会議ですね。18階です、そちらの階段からどうぞー。」


「じゅう........はっかい.........。」


確かにこの図書館、めちゃくちゃでかいけど.....そんなに階があったのか。

ちょっと待って......18階まで上がらなきゃいけないの?


「エレベーターとかないのかなーー。」


「階段で行くしかないみたいですね。」


「いってらっしゃいませー。」



15分後


「はぁーはぁーはぁー..........ついたーー。」


3人共息切れが激しい、心臓がバクバク音をたてている。どうして......エレベーターが無いんだ...........。


「リオ君.....あそこが会議室みたい.......。」


指をプルプルさせながらサナさんは指をさす。花の模様が描かれた豪華な扉、あれが会議室らしい。俺は立ち上がり、重い足を動かしながらドアを開ける。

2人共、まだ行けなさそうだ。死にそうな目をしている.......。


ガチャ


「こっ.....こんにちはー。」


「おー!来てくれましたかー!」


1人の男性が立ち上がり、俺のところに一直線で走ってくると握手をしてきた。体格が大きい........いやそれ以上に気になるのは、なんで顔がロボットのままなのかだ。身体が人間で顔だけがロボットのまま...........。


「さぁさぁ、こちらに座って座って!」


席に案内されたので息切れしなが座った。座っているとだいぶ心臓の音が収まっていくの感じる。俺は周りを見渡す、俺の前には大きな円形のテーブル........そこには何個か豪華な椅子が置かれていた。


「すごいなーー。こんな豪華な部屋になっているのか.......。」


「じーーーーーーっ。」


どこからかものすごい視線を感じる。視線がする方にゆっくり顔を向けてみた。向かい側に座る俺ぐらいの歳の子だ、しかもかなりの美少年.........。


「ヴァルキル君........そんな怖い顔してちゃ幸せが逃げちゃうよ?」


「だがしかし.......あと10分で会議が始まるというのに3人しか集まっていないのだぞ?」


ソード オブ ベルサイユ所属

ギルドマスター ヴァルキル 年齢16歳

現在 レベル45 武器 双剣 


「もう少し集まると思ってたんだけどなーー。」


すると、扉がまた開き、そこから緑色の和風の衣装を着た俺ぐらいの男性と狐の尻尾と耳をした女性?


「ギルド紅桜、ただいま到着。」


「これはこれはギルド紅桜のギルドマスター マサムネ君とその側近のココノビちゃんではありませんか!」


「ココノビちゃんって.........相変わらずですね.....。」


紅桜 所属

ギルドマスター マサムネ 年齢17歳

現在 レベル43 武器 刀


同じく紅桜 所属

ココノビ 年齢22歳

現在レベル34


「さてと、会議開始まであと1分になりましたね.......。」


「今のところ来たのは4つだけ.......。」


まさかこんなに少ないとは思わなかった。

でも全員強そうに思える、さっきレベル40以上とかあったし.........。

デバイスで出会った人のレベルやステータスを見ることができるから便利だ。

すると、またドアが開く。


「すみません!遅れました!」


金髪の少女が息を切らしながらやってきた。彼女もギルドマスターなのだろうか。


「おー!また一つギルドの方が来てくれた!ギルドの名前は?」


ロボットの顔の人の沈んでいたテンションが元に戻ったのかルンルン気分で少女にかけよった。


「黄昏の流星.......副リーダーのジャンヌです.......。」


所属 黄昏の流星

ジャンヌ 年齢15歳

現在レベル31 武器 レイピア


「副リーダー.......ギルドマスターさんはどうされたんですか?」


「ギルドマスターは........現在捜索中です!!」


「へ?」


バンッ!!


すると再びドアが勢いよく開き、少年と女性が走ってやってきた。


「キッド!ゾロ!あの人は見つかった?」


「ダメだジャン姉!街中いくら探してもいないよ。」


「どうやら街を後にしたらしい.............。」


プルルルル


電話の音が会議室で鳴り響く、どうやらジャンヌという少女のデバイスから鳴っているらしい。


「もしもしベガス!そっちはどう?」


「ダルタン君の部屋の前に置き手紙が置いてあった.......。」


「置き手紙!?」


ダルタン.......それがギルドマスターの名前らしい。


「読むよ......ゴホン.....風が俺を呼んでいる.....ぷぷ。」


「ちょっとダルタンさんのモノマネしなくていいから!」


「ごっごめん........それじゃ気を取り直して.....ちょっと旅に出かけてくるから、明日の会議はジャンヌに任せた....。お土産は何がいい?」


「その質問手紙に残しちゃダメでしょ!!」


「俺、チョコが食べたい!」


「キッド!素直に答えなくていい!!」


「私は饅頭が..............。」


「ゾロ!」


「すっすまない..........。」


この会話を聞いて俺が思った事は、黄昏の流星の人達って面白いな。

仲良い事が会話だけで伝わってきた。


「そうだ!マップには仲間の位置が表示されているはず!それでダルタンさんの居場所を確認してみて!」


「それなんだが........どうやら彼は自分の居場所が分からないように表示を切っているらしい。」


「うぅ~もうダルタンさんなんて知りません!ゾロ!キッド!帰ってよし!」


「はーーーい」

 

そう言って2人は会議室から立ち去ろうとするその時だ。ヴァルキルという美少女が2人に声をかけた。


「ちなみに聞いておくが君達のギルドマスターのレベルは?」


「レベル?......確か......76だったような?」


「レベル76だと!?」


すっすごい.......俺は1週間でレベル13になったのに....76の人がいるのか.......。


「そうかありがとう.......それじゃ会議を開始しようではないか.....。」


「え?それ僕のセリフ......まぁいいか。それでは会議を開始します!」


これから会議が始まるんだ.......今いるのはソード オブ ベルサイユのヴァルキル君、紅桜のマサムネ君とココノビさん、あと黄昏の流星のジャンヌちゃん。今少し怒っている........。


「会議の進行はファンタジーモール ギルドマスターのハンドがお送りします。」


ファンタジーモール 所属

ギルドマスター ハンド

レベル44 武器??  年齢??


ファンタジーモールのギルドマスター!?この人が?

そもそもファンタジーモールってギルドなんだ.....昨日からどっかの会社の名前だと思っていた。




一方その頃..........ある村では......。


「やっと村に着いたべー」


1人のおじさんが街から帰ってきたのだ。どうやら農作物を届けに行って来たらしい。すると、馬車から物音がする事を気づいた。


「なんだなんだ?誰かいんのか?」


馬車の入り口を見てみるとそこにいたのはボロボロのマントを身につけたカウボーイハットの男性。


「また兄ちゃんだか.......勝手に馬車に乗ってもらっちゃ困るっぺ。」


「すまないな、馬車のおっちゃん。ちょっと乗せてもらったよ。」


そう言うと男性は馬車から降りた。彼が降りると同時に風が吹きボロボロのマントが揺れる。


「いい風だ.........。あ、」


何かを思い出したかのようにポケットに手を突っ込み。おじさんの手に何かを渡した。


「なんだいこりゃ。」


「乗せてってくれたお礼だよ受け取ってくれ。」


彼がおじさんに渡したのは何かのモンスターの牙。おにぎり二つ分くらいはある大きな牙だ。


「こっこれって!ケルベロスの牙でねぇか!にいちゃんいいのかい!?」


「え?別にいいけど.........。」


「ケルベロスって言うのは狩るのが難しくって騎士が20人で挑んでも敵わないモンスターだよ!?」


「そうなのか.........。たまたまいたから挑んでみたんだ。」


「これ1つで50000パールだよ.......。」


「さて......そろそろ行くとするか.....。」


そう言うと男は荷物の入った袋を手に取ると道を歩き始めようとしていた。


「ちょっとまった!」


「どうしたんだい、おっちゃん?」


「にいちゃん.........アンタは一体.........。」


おじさんの質問に男は微笑むと、こう答えた。


「俺はダルタン........。黄昏の風来坊さ。」


そう言い終わると彼は道を歩き始めた、彼こそ黄昏の流星ギルドマスターのダルタンなのである。


黄昏の流星 所属

ギルドマスター ダルタン

レベル76 武器ピストル 年齢25歳





おまけコーナー


突然の発表!!


リオ「なんと本編や外伝の他に新しいお話が始まるよ!」


サナ「タイトルはこちら!!」


「Metal Blood World~Everyone's holiday」


メガネ君「本編では収まりきらないプレイヤー達の日常を描いたショートストーリーとなっております。」


リオ「俺たちジェネシスだけじゃなくってファンタジーモールや黄昏の流星などの他のギルドが主役のお話もあるよ。」


サナ「外伝よりも頻繁する投稿する予定だからみんな!ぜひ読んでみてね!」


全員「Metal Blood Worldをこれからもよろしくお願いします!!」

階段と言えば修学旅行に行った時の事を思い出しました。

ホテルで各部屋に向かう生徒達。地下の駐車場からそれぞれの部屋がある階へ.......何百人もいるせいで密状態。

エレベーターに乗れるのは人数制限があるし待つのに時間がかかる。だからほとんどんの生徒は横の階段を上るんですよ。

僕が泊まる部屋は8階だったので地下から上がるのに苦労しました。

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